中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社と静岡県磐田市が整備を進めていた、新東名高速道路(新東名)に接続する新磐田スマートインターチェンジ(IC)が、2021年7月17日15時に開通する。(タイトル写真は完成間近な新磐田スマートIC周辺の航空写真)
新東名を利用しての東京方面/名古屋方面へのアクセス時間が短縮
新磐田スマートICが設置される箇所は、新東名の遠州森町スマートICと浜松浜北IC間の、静岡県磐田市敷地。遠州森町スマートICからは約4.4km、浜松浜北ICからは約4.3kmの地点だ。
新磐田スマートICの概要は、以下のとおりだ。
●利用時間:24時間利用可能
●出入り方向:全方向(東京方面、名古屋方面)に利用可能
●対象車種:ETC車載器を搭載した、軽自動車等、普通車、中型車、大型車、特大車
新磐田スマートICの開通により、近隣の新平山工業団地と直結し、高速道路までのアクセス時間が東京方面は16〜19分、名古屋方面は19分短縮される。また、被災地に移動する経路が多重化されるとともに、災害派遣時の迅速な対応が見込まれるなどのリダンダンシー(冗長性)が確保される。
主要IC間の料金(普通車)は、以下のとおりだ。深夜割引、平日朝夕割引(後日還元型)、休日割引なども適用される。料金の詳細は、NEXCO中日本の公式Webサイトを参照されたい。
●東名高速道路
東京(213.1km):5310円
名古屋(101.5km):3020円
●新東名高速道路
新富士(91.3km):2640円
新静岡(58.3km):1740円
新城(32.3km):1040円
なお、スマートICはETC専用のICなので、ETC車載器にETCカードを挿入して通行すること。またクルマが停止した状態でないと開閉バーが開かないので、ETCゲート前で必ず一旦停止して、バーが開いてから通行するように気をつけたい。(写真・図版:NEXCO中日本)