あまりにもボロボロで古いクルマを売ろうとしている場合、本当に買い取り先が見つかるのか心配になる方も多いと思います。

クルマは不動車や外装が大きく破損した事故車でも買取されるぐらいですから、低年式だからと言って買取先が見つからないということはないかと思います。ただし、状態によっては一般中古車買取店では買取を断られるケースも多いと思われるため、買取店探しが重要です。

そこで、この記事では古いクルマも買い取ってくれるおすすめ買取店を紹介するとともに、古いクルマを確実に、そして少しでも高く売るためのコツを紹介します。この記事を参考に、心配せず売却活動を進めていただければと思います。

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古いボロボロの低年式車も買取してもらえるのか?

10年落ち、15年落ち、または20年落ち以上と、古さにも程度が様々あると思いますが、このようなクルマは買取されるのかについて、まず整理してみましょう。

どんなに古い低年式車も買取先が見つかる可能性は高い

一般的には、クルマは10年を過ぎると価値がガクっと下がると言われていますが、それでも買取先が見つからないということはかなり稀かと思います。

中古車ポータルサイトなどをご覧いただけるとわかるかと思いますが、10年落ち、20年落ち、時には30年落ちのクルマも見かけます。値段はともあれ、問題なく走れる状態であれば、たとえ低年式であっても買取先を見つけることはさほど難しくはないでしょう。

問題はかなりボロボロの状態であったり、もはや走行不能な状態の場合かと思いますが、この場合も買取を諦める必要はありません。この場合は「使えるパーツを再利用したい」と考える業者もあるため、根気を持って探せば買い手が見つかる可能性は十分にあります。

ちなみに、古いクルマの中でも、古い軽自動車の処分、売却を検討している方もいるかもしれませんが、古い軽自動車でも買取は行われています。特に、地方部では軽自動車の普及率が高く、セカンドカーとして軽自動車をもつ世帯も多いです。

このようなことから、次の車検まで大きな整備が発生しなさそうな軽自動車は中古車市場でも取引が行われています。また、車検残がある軽自動車は古くても査定に期待が持てるでしょう。

【ワンポイント解説】

低年式車とは古いクルマのことですが、クルマ業界では「7年落ち以上のクルマ」を低年式車と呼ぶことが一般的です。

なぜ「7年落ち」からが低年式車と呼ばれるかというと、普通車の法定耐用年数は、6年で資産価値が0円になることが挙げられます。そしてそこに車検状況が加わり、7年目つまり3回目の車検の時が低年式車の目安となっています。

どんなに古いクルマでも買取先が見つかる理由2つ

ここで「本当に自分のクルマも買い取ってもらえるのか?古さにも程度があるのではないか?」と心配する方もいるかもしれません。そのような方に向け、なぜどんなに古いクルマでも買取先が見つかるのか、その理由についてお伝えします。

結論、以下2つが大きな理由です。

  • 古い日本車は新興国などの海外で人気だから
  • どんなに古くても使えるパーツが残っているから

A.古い日本車は新興国などの海外で人気だから

まず、確かに古すぎるクルマは国内での需要はかなり少なくなるため、一般買取店では査定を断られるケースもあります。しかし、中古車は何も国内だけで再流通するのではなく、海外に輸出されるケースもあります。

特に一部の新興国などでは日本車はかなり人気があり、10年落ち、20年落ちでも喜んで買いたいという人が多数います。例えば、ハイエースは海外人気があるクルマの代表格ですし、日産セレナやヴェルファイアなどのミニバンも人気があります。また、ランドクルーザーなど悪路を走れるクロカン系も人気です。

このような背景があるため、海外販路を持つ買取店に相談するとあっさりと商談がまとまることも珍しくありません。

海外販路を持つ買取店とは、具体的には廃車買取店になるのですが、有名どころではどのような買取店があるのかは後ほど詳しく紹介します。

【コラム 日本と海外の文化の違い】

海外では、年式や走行距離は日本ほど気にしない人が多いです。これは文化の違いが大きいと言えます。日本では、故障すれば即座に修理をし、そして車検では、故障箇所を事前に点検することで予防整備などが行われます。

しかし海外では、ブレーキランプが切れていてもヘッドライトが点灯しなくても道路を走行していますし、車検がない国も多くあります。

このような違いから、低年式で走行距離が多くても、クルマに対する考え方が大きく異なる海外でなら販売することができるのです。

B.どんなに古くても使えるパーツが残っているから

極端な話、クルマはどんな状態でも買取先が見つかる可能性は高いです。事実、不動車や事故車など、一般の人から見たらクルマとしての価値を失っているようなクルマも日常的に買い取られています。ですから、状態の悪い古いクルマでも買取先が見つかる可能性は高いです。

では、どうしてこのようなクルマも買い取られるのかというと、部品に価値が残っているからです。

クルマは整備や修理をする際に中古部品が使われることもありますが、このような場合に廃車から取り出した部品が役立ちます。

このように、クルマとしてではなく残っている部品に価値を見出して買取を行ってくれる店舗もあるため、どんなに古くても買取を諦める必要はありません。

こちらの部品取りについても、廃車買取店が積極的に行っています。

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古い低年式車を売る際の買取店の選び方

ここからは、低年式車を売る際の買取店の選び方についてお伝えします。前提知識として、廃車買取店に査定依頼すれば買取の確実性は高いですが買取価格は低く、一般中古車買取店はその逆です。

クルマの状態に応じて、一般中古車買取店か、廃車買取店か、または専門店か使い分けると、クルマが持っている価値を最大限活かした査定額を提示してもらえるかと思います。

具体的には、以下がおおまかな指針になると思います。

  • 問題なく走れる状態であれば一般中古車買取店へ
  • 走行距離が短い場合も一般中古車買取店へ
  • 走行に問題がある場合は廃車買取店へ
  • 希少車は専門店へ

1.問題なく走れる状態であれば一般中古車買取店へ

まず、問題なく走れる状態のクルマの場合です。この場合はまだ国内で再販できる可能性があるので、廃車買取店に相談する前に一般中古車買取店で査定を取ってみるべきかと思います。そのほうが残存価値を最大限引き出した査定を受けられる可能性があるためです。

手間を気にしないのであれば、一般中古車買取店に複数相談し、全て買取を断られるようなら廃車買取店へ、という順番で相談すると良いでしょう。

低年式になってくるとどこかしらに不具合が発生すると思いますが、例えばエアコンが効かない、外装にキズが目立つなど、一般の感覚では大きな不具合でも、走行に問題ない場合は一般買取店で扱ってくれる可能性があります。その他軽微な不具合も同様です。

特に軽自動車などセカンドカーに使われるような車種や、軽トラや軽バン、ハイエースなどのワンボックスカーのように事業用で利用するようなクルマは「古くても走れば問題なく、とにかく安く買いたい」と考える層が一定数いるため、狙い目です。

2.走行距離が短い場合も一般中古車買取店へ

低年式でも走行距離が短い場合も一般中古車買取店へ持ち込むべきと言えます。

日本ではクルマを選ぶ上で走行距離はかなり重要視される要素になっており、走行距離が少ないタマ(個体)は買いてがつきやすいとされています。そのため、中古車店としても強気の価格設定ができるため、買値もその分高くなりやすいです。

1年1万キロが目安の走行距離とされていますから、総走行距離10万キロ以下かつ、それを切るようなタマは走行距離が少ないと扱われる可能性が高いです。

特に絶版車など人気の希少車の部類で走行距離の少ないタマは「極上車」と扱われ、かなりのプレミア価格がつくようなケースも多いです。

3.走行に問題がある場合は廃車買取店へ

低年式であることに加え、走行性能に問題がある場合は一般中古車店を回っても買取を断られる可能性が高いです。ですので、この場合はいきなり廃車買取店に相談してもいいでしょう。

例えばエンジンやトランスミッションに不具合を抱えている場合や、その他大きな修理を必要とし、高額な修理費がかかる場合です。

買取価格は数千円〜数万円程度になることが多いと思いますが、費用をかけて処分するよりもお得です(0円査定の場合、廃車手続き込みで無料で引き取ってくれる場合もあります)。

4.希少車の場合はまず専門店へ

20年以上経った古いクルマの中には、クラッシックカーとは呼べないまでも旧車として扱われる車種があり、マニアの間で高値取引されます。

このような旧車として扱われる車種は、旧車専門店に相談すると思わぬ高額査定を得られるようなケースもあります。

古いクルマの中で、特に人気がある車種は平成12年排ガス規制により姿を消した国産スポーツカーです。この年代のクルマは、アメリカの25年ルールが大きく影響していることに加え、世界的ヒットした映画、ワイルドスピードが大きく関係しています。

今から20年以上前の国産スポーツカーは、海外で需要が高くなり、ブローカーによる国内での買いあさりが横行しました。そのため、必然的に国内での中古車価格が高騰し、古い国産スポーツカーの買取額も上昇しています。

また、最近では古い国産スポーツカーだけでなく、かつて刑事ドラマで一世風靡した2代目日産レパードや、そのライバルの初代ソアラも高値で取引されています。

古いクルマが全て高額で取引されるわけではありませんが、古い国産スポーツカーは高値になることが大いに予想されるので、安易に廃車買取などに依頼せずに、旧車専門の買取店に相談すると良いでしょう。

ちなみに、ご自身のクルマが人気車種かどうか調べる方法として簡単なのは、実際に中古車として販売されている価格を調べてみることです。カーセンサーグーネットなどなんでもいいので、ネット検索で中古車販売の価格を見て、仮に高い値段で取引されているようであれば、買取にも期待が持てます。

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古い低年式車におすすめの買取店8選!

ここまでお伝えしたように、古い低年式車でも一般中古車買取店が良い場合と、廃車買取店が良い場合に分けられます。よって、それぞれで利用すべき買取店も異なりますので、ここでは一般買取店と廃車買取店を交えて紹介します。

1.カーネクスト(廃車買取店 / 一般買取店)

画像: 画像引用:カーネクスト carnext-haishakaitori.jp

画像引用:カーネクスト

carnext-haishakaitori.jp

最初におすすめするのが「カーネクスト」です。CMなども積極的に起用しているので、すでに認知している方は多いと思います。

実際のコマーシャルでも流れている「どんなクルマでも買うわ!」のセリフの通り、カーネクストは幅広いクルマを受け付けている買取店で、ボロボロの低年式車でも問題なく査定してくれます。もともとカーネクストは故障車や事故車なども買い取る廃車買取店でもあるので、低年式で何かしら不具合やキズがある状態でも全く問題ありません。

さらに、カーネクストは廃車手続きを無料で代行してくれ、レッカー移動も無料です。また、電話で査定額を聞けるスタイルなので「どうせ古いのだから、わざわざ実査定までしてもらわなくても・・・」という方にはうってつけのサービスとなります。

古いクルマの売却先に迷ったら、カーネクストは幅広い方にお勧めできるサービスですので、気になる方は公式サイトから査定依頼をしてみてはいかがでしょうか。

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2.ナビクル廃車買取(廃車買取店)

画像: 画像引用:ナビクル廃車買取 haishakaitoru.com

画像引用:ナビクル廃車買取

haishakaitoru.com

続いては、一括査定でお馴染み「ナビクル」の廃車買取専門部門となる「ナビクル廃車買取」です(こちらは一括査定ではありません)。

おすすめの理由が買取店としての安心感で、運営の株式会社エイチームライフデザインは上場企業の子会社です。クリーンな体制で運営されていると推測できます。お近くのエリアにある廃車買取店は無骨なイメージで、なかなか飛び込みでは入りづらい場合もあるかと思います。そのような場合にお勧めです。

そしてナビクル廃車買取の魅力が、廃車手続き代行費用やレッカー移動費用が無料であることです。還付金についてもしっかりと明記があるので、ユーザーにとってはとても安心して利用できるかと思います。

また、実車査定を行わず電話でのヒアリングから査定を行うスタイルになっています。なので、そもそもクルマのこだわりポイントが少なく、面倒な実車査定を挟まず素早くクルマを売りたい方におすすめです。

安心できる廃車買取店として、どなたにでもお勧めできるサービスですので、迷ったらこちらのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

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3.廃車買取専門店ソコカラ!

画像: 画像引用:ソコカラ www.hanamaru870.net

画像引用:ソコカラ

www.hanamaru870.net

続いては廃車買取専門店のソコカラです。

ソコカラを利用するメリットは、最低買取保証額1万円以上としている点(※キャンペーン期間中のみ。予告なくキャンペーン終了する場合あり)です。やはり、ボロボロの低年式車だと査定額がつかない場合もあり、そんな中で1万円以上の買取保証というのはかなり魅力的に感じる方も多いと思います。

また、廃車手続き費用も無料なので、クルマを処分したい方にとってはうってつけのサービスです。

査定額は電話で聞けるスタイルなので、査定自体もスピーディーです。

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4.廃車ツヨシ!

画像: 画像引用:廃車ツヨシ! www.kurumakaitorihikaku.net

画像引用:廃車ツヨシ!

www.kurumakaitorihikaku.net

続いておすすめするのが廃車ツヨシ!です。こちらも上場会社である株式会社ウェブクルーの運営ですので、クリーンな体制で運営されていると推測できます。

廃車ツヨシ!も多くの廃車買取店と同様、廃車手続き費用、レッカー費用が無料となっており、たとえ買取価格がつかないようなクルマでも、廃車手続き込みで無料でクルマ引き取りを行っているため、自分で費用をかけて廃車処分するよりもずっとお得です。

買取は全国対応、低年式車の売却には向いている買取店の一つですので、買取店探しに困っていた方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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5.セルトレ

画像: 画像引用:セルトレ sell.tc-v.com

画像引用:セルトレ

sell.tc-v.com

続いては、古いクルマなどの「訳あり車に強い一括査定」という特徴を持ったセルトレです。

かなりの高年式、過走行とはいえ、まだ現役で問題なくクルマの場合も多いと思います。そして、「まだ現役で走れるのだから、少しでも高く売りたい、適正に査定して欲しい」という希望を持っている方も多いのではないでしょうか。

そんな時こそ、セルトレを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。セルトレは国内大手・都道府県大手・解体・輸出とそれぞれ特徴を持った買取店が加盟しており、クルマの状態にマッチした買取店からオファーが来ることが期待できます。

もちろん、シンプルに、古いクルマ等に強みを持つ一括査定というだけで珍しく、それだけでも利用価値があるかと思います。

古いクルマでも適正な査定を期待する方、楽に査定額を比較したい方は、こちらのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

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6.カーセブン(一般買取店)

画像: 画像引用:カーセブン www.carseven.co.jp

画像引用:カーセブン

www.carseven.co.jp

続いておすすめするのがカーセブンです。こちらは一般中古車買取店のため、クルマが問題なく走行できる場合に検討していただきたい買取店です。

カーセブンをおすすめする理由はJPUC認定店という安心感です。2023年、大手買取店の不正が発覚し、クルマ買取店に対して漠然と不信感を覚えた方も多いと思いますが、カーセブンはそんな方にこそおすすめしたい買取店になります。

JPUCは中古車買取業界の健全化を図る団体で、大手をはじめ様々な買取店が加盟しています。その中でも、厳しい基準をクリアした、限られた買取店にしか与えられないのが「認定店」の称号です。難しい話は省きますが、不正をしていたらまず認定店にはなれません。また、認定店は2年の更新制をとっており、その都度審査が行われるため、形骸化したものでないこともわかります。

実際「契約後の減額は一切なし」「7日間までキャンセル可能」「キャンセル料は一切かからない」と、トラブルになりやすい点についてはユーザー有利の約束を掲げています。

査定に出すクルマが低年式車ということで不安な気持ちになっている場合もあるかと思いますが、そのような時にこそ、カーセブンをご利用してみてはいかがでしょうか。

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7.ユーカーパック(一括査定サービス)

画像: 画像引用:ユーカーパック ucarpac.com

画像引用:ユーカーパック

ucarpac.com

続いては一括査定のユーカーパックです。こちらは従来型の一括査定ではなく、全国の買取店から入札を受けられる、オークション型の一括査定サービスとなります。

ご自身のクルマを一般買取店に持ち込むべきか、それとも廃車買取店に売るべきか判断が難しい場合もあるでしょう。ユーカーパックは全国約8000の買取店が参画しており、その中には一般買取店はもちろん、廃車買取店も含まれています。ですから、売却先の判断に迷われている方におすすめのサービスです。

さらに、全国の買取店にアプローチできるため、自分のクルマを本気で買いたい買取店を探すのに非常に便利と言えます。

オークション型と聞いて直感的に難しいと感じた方もいるかと思いますが、ユーカーパックは個人間の売買ではありませんし(ちゃんとした買取店から入札が受けられます)、また出品時の車両検査と出品表作成から売却まで一貫してユーカーパックスタッフのサポートが受けられるので安心です。

また、出品料、成約料はかかりませんし、自分で最低落札希望額も設定できます。最低落札希望額に届かなければ、強制的に落札になることもありません。

さらに、従来型一括査定と違って、各買取店と出張査定の日程調整をする必要もありません。ネットで入札が受けられますし、また営業電話に悩まされることもありません。

査定時に色々アピールしたいなら従来型の一括査定で実車査定を挟んだ方がいいかと思いますが、低年式車だと「売れれば良い」という方も多いと思います。そうした理由から、サービス内容がマッチしているオークション型一括査定ユーカーパックを推せていただきました。

一般買取店か廃車買取店のどちらに売るべきか判断がつかない場合や、たくさんの買取店の評価を聞いてみたい場合におすすめのサービスです。

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8.旧車王(旧車専門店)

画像: 画像引用:旧車王 www.qsha-oh.com

画像引用:旧車王

www.qsha-oh.com

これから売ろうとしているクルマが、もしかしたら希少車かもしれない場合は専門店である旧車王がおすすめです。

旧車王は旧車に特化した買取店で、スポーツカー、本格4WD、輸入車など、様々な旧車に対応した専門店です。

旧車王もJPUC認定店で、かなり安心できる買取店と言えます。事実、契約後の減額は一切行っておりません。不具合の多い旧車の分野でこの宣言ができるということは、査定士がかなり鍛えられている証拠でもあります。

全国無料出張対応可、お近くに専門店がない場合は、まずは旧車王に相談してみてはいかがでしょうか。

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古い低年式車を確実に売るには?

低年式車を確実に売りたい場合は、廃車買取店を利用すると良いかと思います。

繰り返しになりますが、廃車買取店は海外販路を持っており、また廃車からパーツを取り出し再利用するビジネスを手がけているため、どんなに古いクルマでも買取に積極的です。

ただし、買取価格は低額になりやすい傾向があり、特にまだ問題なく走れるクルマの場合は一般中古車買取店でも扱ってくれる可能性があるので、手間と確実性のバランスを考えて利用すると良いでしょう。

逆に走行機能に問題があったり、長い間クルマを走らせていないようなボロボロの状態の場合は、初めから廃車買取店に相談する形で良いかと思います。

古い低年式車を高く売るためのポイント5つ

古いクルマでも、ポイントを押さえれば査定額をアップさせられる可能性はあります。少なくとも、不要なマイナス査定を受けてしまうリスクは減らせるでしょう。

また「古いので買取先が見つかるだけでも十分」と考えている方も多いと思いますが、以下を実践することで買取先が見つかる可能性も高められますので、ぜひ抑えておきたいところです。

具体的には以下の通りです。

  • 1.一般中古車買取店と廃車買取店を適正に使い分ける
  • 2.古いクルマも複数の買取店で査定する
  • 3.純正パーツから社外パーツに変えていたら純正パーツも一緒に査定
  • 4.買い替えを決めているならディーラーの下取りを利用する
  • 5.古いクルマこそ内外装の掃除は丁寧にする

1.一般中古車買取店と廃車買取店を適正に使い分ける

古い低年式車を少しでも高く売るには、買取店選びを焦らないことが大切です。特にまだ問題なく走れる状態のクルマの場合は、一般買取店でも扱ってくれることがあるので、いきなり廃車買取店に持ち込むのは、高価買取という面ではややもったいないです。

一般買取店で確実に買い取ってくれる、確実に高額査定がつくという保証はありませんが、それでも最初は一般買取店からチャレンジした方が、高価買取につながりやすいです。

無駄手間になってしまうリスクもありますが、高額査定を狙うのであれば、一般中古車買取店からチャンレンジした方がいいでしょう。

2.古いクルマも複数の買取店で査定する

クルマを好条件で買取してもらうには、複数の査定額を比較することは必須です。これは一般のクルマでも古いクルマでも変わりません。

古いクルマの査定では思っていたような査定額にならないことが多くあるでしょう。また、古いクルマは高額査定が無理と諦め、一店舗目で契約を結ぶ人が多くいます。

しかし、できるだけ多くの買取店で査定すれば、古いクルマにも高額査定を出してくれる買取店に巡り合える確率が上がります

そもそも、同じ買取店とはいえ、買取後の利用方法や持っている再販ルートは異なります。ですので、今お持ちのクルマを上手に再販できる買取店に巡り合うことが、高額査定の秘訣です。

それには、できるだけ多くの買取店で査定を取るしかありません。持ち込みだと骨が折れる作業になるので、こういった場合にネットの一括査定を利用しましょう。

一括査定は一度に多くの業者に査定依頼できる強みがあり、複数社の査定額を比べたい場合に便利です。リクルートが運営する「カーセンサーは、使いやすい一括査定の一つです。

また、「楽天Car車買取」や「ユーカーパック」といった、オークションサービスも便利です。これらは査定を行った複数社の中から、最も高額査定をつけた1社とマッチングできるサービスです。

こうしたサービスを上手に利用し、査定額の比較を行いましょう。

3.純正パーツは必ず一緒に査定する

クルマを長年使用していると、オーナーの好みに合わせて社外パーツでカスタムしたケースもあるかと思います。

この場合、純正パーツが残っていたら必ず一緒に査定に出すようにしてください。なぜなら、中古車市場での人気はカスタムカーより純正の状態にあるからです。

30年以上古いクルマが純正部品オリジナルを維持していると、かなりの需要が高くなり高額になります。古いクルマは、純正部品がどれだけ揃っているかで買取価格は変わり、しかもストックとして純正部品を取ってあるなら、それらも一緒に査定すると、さらに高額になるでしょう。

「社外パーツなど取り付けていない」と思い込んでいる人もいるかと思いますが、しかし、完全な純正状態であるクルマは珍しいです。例えば、ホイールを変えていることも立派なカスタムです。

特に失敗で多いのが、冬用のスタッドレスタイヤと社外のアルミホイールを装着してしまっているケースです。この場合、マイナス査定を受ける可能性があるので、純正ホイールも一緒に査定しましょう。また、ハンドルやシフトノブも社外品に交換していることも多いのでご注意ください。

4.ディーラー下取りを利用する(買い替えの場合)

買い替えにより今のクルマを売ろうと思っていたなら、ディーラーでの下取りも考えてみましょう。古いクルマでも、意外に下取りしてくれることも多いからです。

ディーラーはクルマを売る場所であり、クルマを買い取るところではありません。ですが、ディーラーは新車購入の契約をとれるよう、下取りという形でユーザーにサービスを行なっています。

新車を購入するユーザーの購買意欲が削がれないよう、古くても新車を買ってもらえるなら少額でも査定額を付けて下取りしようと努力してくれます。

こうした事情があるので、どこを回っても査定額がつかなかった場合に、ディーラー下取りを立用するのは一つ有効な方法です。

5.古いクルマこそ内外装の掃除は丁寧にする

クルマは、長く乗れば乗るほど細かい部分に汚れが蓄積します。そして、クルマを定期的に洗車していても、内外装には落としきれない汚れが残っています。

そこで、古いクルマを買取査定に出すなら、普段洗車しない細かい部分まで丁寧に洗車します。特に内装の掃除は丁寧に行いましょう。

クルマが綺麗だと査定額が上がる理由は、業者が買い取った後の洗車費用が抑えられるだけでなく、クルマを大事に扱ってきたことを査定士が評価するからです。

今まで内装の掃除を怠っていた場合、掃除をするとクルマは見違えたように綺麗になります。特に車内の臭いが軽減され、不当なマイナス査定を受けるリスクを軽減できます。ニオイが残っていることで、中古車査定では4万円程度の減額になる事を考えるとかなりお得と言えるでしょう。

また、普通の洗車だけでなく外装なら細かなスリキズもコンパウンドで綺麗にします。ただし、すり傷でも爪で引っかかるような深いキズはコンパウンドで消えないので、そのままにしておきます。

このように、クルマはできるだけキレイな状態で査定に出した方が有利ですので、入念に掃除を行うことがおすすめです。

古い低年式車を売る際は還付金の確認を必ず行なおう

低年式車は、古いクルマということから買い取った後の税金の還付金についての説明が不十分となることがあります。

古いクルマなので、もともと買取価格も安いことから商品としての価値がそのままサービスの低下を招いてしまうこともあるようです。

そこで、低年式車も今まで走行していたのなら自動車税の還付を受ける権利があるので、説明がなかったら聞くようにしましょう。

ただし、廃車買取業者の場合は税金の還付について網羅しているので、細かく説明をしてもらえることがほとんどですから、廃車買取業者より中古車買取業者に低年式車を買い取ってもらったときに注意しましょう。

古いクルマの買取に関するよくある質問

Q.古いクルマで車検が間近でも買取してもらえるの?

A.車検間近ということは、車検無しとして査定されますが、クルマの買取は車検が無くても買取されます。そして、古いクルマも基本買取されますが、古いクルマの場合、車検よりクルマの人気度が大きく関わるので、人気が無ければ車検が有っても買取されません。

Q.古いクルマが買い取られた後に故障したら減額されるの?

A.クルマの引き取りと買取金額が支払われた後に故障しても、売り主に減額分の請求はきません。しかし、査定後にクルマを引き取ってから故障ヵ所が発覚すると減額の相談がある場合がほとんどです。

Q.古いクルマの買取査定金額は、査定後から時間を置くと再査定になるの?

A.査定後から時間が経つと再査定になるのは古いクルマでも同じです。それは査定後にクルマに不具合が発生している可能性があることと、古くても時間が経つと相場が変わるからです。

まとめ

古いクルマは、廃車一択という方も多いでしょう。しかし、古いクルマも一括査定を利用することで、高く買取する業者を探せます。また、古いクルマの中には価値を認識している業者に査定依頼しないと損するプレミアムが付いた古いクルマもあるので、買取店に査定依頼する前に自分のクルマの相場確認がポイントです。

そして廃車買取は、中古車買取で0円査定など良い返事が貰えなかった時の最終手段として利用します。もちろん、廃車買取もできるだけ多くの業者に査定依頼すると条件の良い業者を探せますから、古いクルマだからと諦めずに多くの店舗で査定依頼してみましょう。

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