クルマは長く乗れば乗るほど見えてくるものがある。これまでMotor Magazine誌で掲載した長期レポート車ボルボV60 T5 インスクリプションを紹介していこう。ゴールデンウィーク前。2019年4月は校了が早いうえ、例月以上に試乗会やイベントが多く、遠方や近郊へとV60で取材に出かけたが予想していたほど燃費は伸びなかった。(Motor Magazine 2019年6月号より)

車両からも入庫予約が可能に

東京を出るときは雪どころか雨さえ降っていなかった4月10日。この分なら試乗も撮影も大丈夫だろうと思いつつ、向かった御殿場での新型車試乗会。その雲行きが急に怪しくなってきたのは、東名高速の秦野中井インターを過ぎたあたりからだ。

最初は雨だったが次第にみぞれのようになり、やがて本格的な雪へと変わっていった。まわりの景色もうっすらとした雪化粧を施されていくかのよう。「これはもしかしたら積もるかもしれない」と思いつつ目的地の御殿場の会場に向かっていたのだ。

実は、今年(2019年)はまだ雪が降る可能性もあると思っていたのでV60のタイヤはスタッドレスのままだった。これが見事に的中したのだ。と偉そうにこう書いたが、本当のところは、なかなかタイヤ交換に出かける時間を確保できなかっただけなのだけれど・・・。

画像: 取材先に到着したときは本格的な雪になったがスタッドレスタイヤを装着していたので問題なし。

取材先に到着したときは本格的な雪になったがスタッドレスタイヤを装着していたので問題なし。

そしてその翌週、ゴールデンウイーク(GW)前に、やっとボルボカー目黒のサービスセンターにV60を持ち込み、タイヤを交換することができた。そう、この原稿を書いている時点では、もうサマータイヤである。さすがに、もう雪は積もらない、と思いたい。

ところでGW前のこの時期、ボルボカー目黒のサービスセンターには、タイヤ交換以外にも点検などに多くのボルボ車が入庫していたが、事前に予約しておいたのでとてもスムーズに作業が終了した。車両ナンバーも名前も登録されているので駐車場に駐めた時点ですでに来店が認識され、作業準備が進められるからだ。それでも通常よりは少し時間がかかると言われていたのでゆっくりランチして戻ったら作業が終了していた。

実はこの予約は、ボルボIDが登録されていれば、車両からもできるようになっているのでわざわざ電話をかける必要もない。その方法は、「車両の状態 メッセージ」→「予約」→「ワークショップを選択」→「情報を音声で入力」→「リクエスト予約を送信」するだけだ。2〜3日後には予約の日時案がeメールで返信されてくる。

さて、前回も書いたが、このようにスタッドレスタイヤからサマータイヤへ交換すると、「タイヤ空気圧低下 タイヤを点検し、空気充填後に較正」というアラートが出るときがある。この表示が出たら、空気圧をチェックして正常であれば、較正ボタンを押せばいい(詳しくは前回に掲載)だけなので安心してほしい。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充)

画像: 今回のサマータイヤへの交換も安心、確実なボルボカー目黒にお願いした。

今回のサマータイヤへの交換も安心、確実なボルボカー目黒にお願いした。

■第5回/2019年3月22日~4月19日(5カ月目)のデータ
・オドメーター:1万3546km
・走行距離:2248km
・給油量:228.9L
・実燃費:9.8km/L

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