ダイハツ工業(以下、ダイハツ)のインドネシアの現地法人であるアストラ ダイハツ モーター(ADM)は、2021年11月11日(木)から21日(日)までジャカルタで開催される「ガイキンド インドネシア国際オートショー 2021(GIIAS 2021)に、フルモデルチェンジされた「XENIA(セニア:タイトル写真)」など全7台の市販車やショーモデルを出展する。

セニアはDNGA初のBセグメント コンパクトカー

GIIASは、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、2021年はリアルとオンラインを融合したイベントとして、2年ぶりに開催された。

ダイハツのブースはエリアを大きく2つに区分し、ファミリーエリアではコンパクトMPVの新型セニア2台に加え、LCGC(ローコスト グリーンカー)対応MPVの「Sigra(シグラ)」、SUVの「Terios(テリオス)」といった7人乗り3列シート車を各1台、ユースエリアでは2021年4月に発売したコンパクトSUVの「Rocky(ロッキー)」2台にLCGC対応のハッチバック「Ayla(アイラ)」といった5人乗りコンパクトカーを展示する。ロッキーのうち1台は、「ネオ レトロ」をコンセプトにオリジナルカラーやアクセサリーでドレスアップしたショーモデルだ。

画像: 「ネオ レトロ」をコンセプトにオリジナルカラーやアクセサリーでドレスアップしたショーモデルのロッキー。

「ネオ レトロ」をコンセプトにオリジナルカラーやアクセサリーでドレスアップしたショーモデルのロッキー。

セニアは、2004年にトヨタとの初の共同開発車として発売され、Bセグメントのコンパクトなボディサイズながら大人7人がしっかり乗れる3列シートの広い室内空間を実現し、リーズナブルな価格設定でインドネシア市場における新ジャンルを切り開いてきたダイハツの基幹車種だ。発売からの累計販売台数は、ダイハツがインドネシアで販売する商品において最大となる約68万台に達している。

フルモデルチェンジされた新型セニアは、ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA」による初のBセグメント コンパクトカーだ。プラットフォームを一新し、初めてFFレイアウトを採用し、トランスミッションもD-CVTを組み合わせ、燃費性能を向上させながら快適な走行性能を実現させている。

インテリアやエクステリアのデザインはよりスポーティな印象に仕上げられ、使い勝手の良さも向上。それでいながら、日本円に換算して約153万円〜約194万円と、車両価格もおさえている。安全性能でも、前述のロッキーに続き予防安全装備「スマートアシスト(現地名:アドバンスド セーフティアシスト)」を導入し、高まる安全・安心への要望に対応している。

画像: 全長は4.4mを切るコンパクトなサイズながら、3列7人乗りを実現している。

全長は4.4mを切るコンパクトなサイズながら、3列7人乗りを実現している。

■ダイハツ セニア 主要諸元

●全長×全幅×全高:4395×1730×1700mm
●エンジン:1NR-VE(1.3L 自然吸気)/2NR-VE(1.5L 自然吸気)
●トランスミッション:D-CVT/5速MT
●駆動方式:FF
●乗車定員:7名
●希望小売価格:1億9090万ルピア〜2億4270万ルピア(約153万円〜約194万円)

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