2021年11月16日、マツダは同社の北米事業を統括する「マツダノースアメリカンオペレーションズ（Mazda North American Operations）」（カリフォルニア州アーバイン）が、北米向けクロスオーバーSUV「CX-50」を世界初公開したと発表。
数年以内にはハイブリッドモデルも登場
今回ワールドプレミアが行われた新型クルスオーバーSUV「CX-50」は、マツダにとって最重要市場のひとつである米国の基幹車種として位置づけられる。そして、2022年1月から稼働するトヨタとの合弁新工場「MazdaToyota Manufacturing, U.S.A.,Inc.」（アラバマ州ハンツビル）初のマツダ車でもある。
そんなメモリアルなCX-50を導入する理由は、CX-5の好調さと、さらなるオフロード性能を求める声に応えてのことだとという。このコンセプトのとおり、フォルムはマツダのデザインテーマ「魂動（こどう）-SOUL of MOTION」のエレガントさとSUVに求められる力強さ、そしてタフな機能性を融合させ、自然の中でも際立った存在感を放つものとなっている。
オフロードでも安心な最低地上高を確保するとともに、ルーフへの積載性や使いやすいパッケージング、パノラマサンルーフを採用するなど、アウトドアアクティビティの高さも魅力だ。
エンジンは、2.5L 直4 DOHCターボ「SKYACTIV-G 2.5T」と2L 直4 DOHC「SKYACTIV-G2.5」の2種類を用意し、全グレードにマツダの新世代4WD「i-ACTIV AWD」が組み合わされる。また、ハイブリッドモデルの数年以内の追加も予定されている。
走行性能面では、新機能でMi-Driveとも呼ばれる「マツダ インテリジェント ドライブ セレクト（MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT）」を装備。オンロードでの人馬一体の走りそのままに、多種多様な路面においても高いコントロール性による安心・安全な走りを提供してくれるという。
全モデルにマツダの新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」を搭載。
