セブンつながりでウルトラセブン?とは・・・と軽く感心させられた新製品テレビCMをはじめ、最近、YOKOHAMAが面白い。モータースポーツのサポートからエコな製品開発まで、多岐にわたる横浜ゴムの取り組みを「おまとめ」してみた。

バイオマス由来のブタジエンゴムでタイヤを試作【2021年8月10日発表】

画像: 試作タイヤはグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」。横浜ゴムはブタジエンを使った一連のタイヤ製作プロセスを、すでに実証している。

試作タイヤはグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」。横浜ゴムはブタジエンを使った一連のタイヤ製作プロセスを、すでに実証している。

横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)において、「未来への思いやり」をスローガンに掲げた。地球環境保護のためのカーボンニュートラルへの取り組みの一環として技術開発を進めているのが、持続可能な原料調達だ。

新たに試作されたグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」(185/60R15サイズ)は、まさにその一環にあるもの。石油由来のゴムを全てバイオエタノール由来のブタジエンゴムと天然ゴムに変更している。しかし材料性能は、従来の石油由来のゴムとなんら遜色はない。

路面からの衝撃や外傷からタイヤ内部を守るキャップトレッドは、グリップや摩耗の抑制といったタイヤの性能にも大きく寄与するというが、この部分にもブタジエンゴムを採用。実は摩耗の抑制に貢献するのだという。また走行時の変形がもっとも大きいサイドウォールは、柔軟で変形に追随しやすいブタジエンゴムの特性が適しているのだそうだ。

国内最大規模のeモータースポーツイベントをスポンサード【2021年9月22日発表】

画像: 画像は、2020年シーズンのイメージビジュアル。

画像は、2020年シーズンのイメージビジュアル。

横浜ゴムは、スーパーGTやスーパーフォーミュラなどモータースポーツ参戦チームへのタイヤ供給を積極的に行っている。そうした取り組みが、リアルからバーチャルに拡大。JEGT実行委員会が主催(主管:NGM)している国内最大規模のeモータースポーツイベント「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2021Series(以下、JEGT GRAND PRIX )」を、スポンサーとしてサポートする活動をスタートしている。

このイベントは、リアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモSPORT」を使ったカーレースで、2022年1月に開催予定のグランドファイナルに向けて個人戦、団体戦が開かれる。有名ゲーマーはもちろん、プロレーサー、自動車関連企業などがハイレベルな戦いを繰り広げているという。

横浜ゴムと言えば、タミヤが主催するミニ四駆日本一決定戦にもスポンサードを行っている。さまざまなシーンで「クルマで遊ぶ」文化へのサポート活動に非常に積極的な姿勢には、共感を覚える。

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