2021年12月6日、マセラティ ジャパンはブランド初のハイブリッドSUVとなるレヴァンテ ハイブリッドを日本で発売した。日本での正式車名はレヴァンテGT、車両価格は税込1134万円となる。

マセラティならではのドライビングプレジャーとラグジュアリーを強化

2021年4月の上海モーターショー2021で世界初公開されて大きな注目を集めたレヴァンテのマイルドハイブリッドモデル「レヴァンテ GT」がついに日本で販売開始となった。

レヴァンテ GTは、2L 直列4気筒ガソリンターボエンジンと48Vベルトスタータージェネレーター(BSG)を組み合わせたマイルドハイブリッドパワーユニットを搭載。BSGにはオルタネーターの機能を持たせ、ブレーキや減速した際のエネルギーを電力に変えてリチウムイオンバッテリーに充電する。エンジンにはeブースター(電動コンプレッサー)も備え付けられ、ターボチャージャーを作動させにくい低回転域におけるエンジン出力を支援する役割を担う。

6気筒エンジン搭載車と比較して車両重量が軽く、バッテリーをリアに配置していることから前後重量バランスに優れているという点がメリットとなる。トランスミッションはZF製の8速ATが組み合わされ、最高出力330ps/最大トルク450Nmを発生する。2トンを軽く超える2280kg車両重量でありながら、最高速240km/h、0→100km/h加速6.0秒と快速性能を持ち合わせる。

エクステリアやインテリアのディテールには、ギブリ ハイブリッドと同様に、ハイブリッドモデルを象徴するブルーのアクセントを採用。左右のフロントフェンダーにある3連サイドエアダクト、ブレーキキャリパー、Cピラーにあるエンブレムをブルーで表現され、インテリアでも同じくブルーの色調がシートの刺繍として選択可能となっている。  

画像: 4気筒2Lエンジンと48Vのハイブリッドシステムを組み合わせ、バッテリーをリアに配置したことで、車両の前後重量バランスを最適化。

4気筒2Lエンジンと48Vのハイブリッドシステムを組み合わせ、バッテリーをリアに配置したことで、車両の前後重量バランスを最適化。

画像: インテリアのディテールにもハイブリッドモデルを象徴するブルーのアクセントを採用。ブルーの色調がシートの刺繍に選択可能となっている。

インテリアのディテールにもハイブリッドモデルを象徴するブルーのアクセントを採用。ブルーの色調がシートの刺繍に選択可能となっている。

マセラティ レヴァンテGT 主要諸元

●全長×全幅×全高:5020×1985×1680mm
●ホイールベース:3005mm
●車両重量:2280kg
●ラゲッジルーム容量:580L
●エンジン:直4 SOHCマルチエアターボ+モーター
●排気量:1995cc
●最高出力:330ps/5750rpm
●最大トルク:450Nm/2250rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・80L
●0→100km/h加速:6.0秒
●最高速:245km/h
●車両価格:1134万円

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