モーターマガジン誌において17年間に渡って連載が続く「クルマでゆるゆる日本回遊記」。悠久の大地、初夏の大北海道大陸を気の向くままに走り抜いた12日間のクルマ旅のweb版が登場。その顛末はいかに!

川端市場の美人3人娘

比布に至ると『川端市場』という趣ある市場があり、その引力に惹かれる・・・。

「うち? 30年位やってるんだよね。スーパーに並んでいる野菜と比べてよ! なまら(凄く)新鮮で安いから! あ、撮影するならうちの美人モデルが勢揃いするからね〜! ギャラは高いよ(笑)」

野菜が新鮮! しかも驚きの超絶のサービス価格の川端市場。

と、とっても元気に語って下さったのは、こちらの取締役店長さんである稲葉さん。

確かにどの野菜もみずみずしく更に驚きの安さである。でもって美しくもエナジーに溢れた金山さん、佃さん、深山さんらの「川端市場美人3人娘」も集まって下さり・・・

「美人に撮ってねぇ〜!」

というリクエストに、瓜時(かじ)の日盛りは大いに盛り上がった・・・。

川端市場の〝川端市場美人3人娘〟も元気だ!

その後、愛車T-4ウェスティは奇数気筒の独特のパルスを放ちつつ、愛別の街を過ぎ、道道101号を下川町方面へ。

途中、愛別ダムに寄り、堤高39mの重力式コンクリートダムのその亭々たる眺望を堪能。ダムがせき止める狩布湖(かりっぷこ)はあいにくの曇天が背景となったが、湖面から続く視界一面に広がる原生林は、遠くに霧に霞む山々を従え、水墨画のような佇まいを見せるのであった。

かくの如き素晴らしき眺望に癒やされつつ、ボクとT-4ウェスティは、この日の目的地である『岩尾内湖白樺キャンプ場』へ。素晴らしき樹林の中の快適なこちらにて、早めに宿させていただくこととする。

木立の中の、素晴らしきロケーションのテントサイトにて、ロフトベッドを展開していると野鳥の声が響く。

そして芳醇な森の木々の香りを纏った、心地よき風が少し汗ばんだ頬を撫でる。

ここは別天地、大北海道大陸なのだなと改めて思うと、夜の森で眠ることがワクワクと心華やいで、待ち遠しくなったボクであった・・・。

良き旅と出会いを。ラヴ&ピース。

画像: 狩布川が注ぐ、狩布湖の水を湛える愛別ダム。高さ39.0メートルの力式コンクリートダムだ。

狩布川が注ぐ、狩布湖の水を湛える愛別ダム。高さ39.0メートルの力式コンクリートダムだ。

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