ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、第三京浜道路・都筑PA(上り)のテイクアウトグルメを紹介しよう。

製造工場もすぐ近くにある横浜の名物

画像: 1967年より発売を開始し、今も大人気の崎陽軒の「真空パックシウマイ」(15個入り:620円/30個入り:1230円)。

1967年より発売を開始し、今も大人気の崎陽軒の「真空パックシウマイ」(15個入り:620円/30個入り:1230円)。

続いて紹介するテイクアウトの人気商品は、崎陽軒の「真空パックシウマイ」(15個入り:620円/30個入り:1230円)です。崎陽軒は、1908年(明治41年)に初代 横浜駅(現在の桜木町駅)で創業した、創業114年を誇る横浜きっての老舗。横浜エリアでは崎陽軒の「シウマイ」は、まさにソウルフードと呼べる存在でしょう。しかも、都筑PA(上り)の隣にある港北ICを出てすぐのところに崎陽軒の横浜工場があります。まさに地元で自慢のグルメです。

崎陽軒のシウマイの特長は、豚肉と干帆立貝柱がたっぷり入っていて、1個がちょっと小さいこと。これは「冷めてもおいしい」「揺れる車内でもこぼさぬよう一口で食べられる」という工夫で、1928年(昭和3年)に最初に崎陽軒のシウマイが開発されたときからの伝統。その開発は、南京街(現在の中華街)から職人をスカウトして、約1年間も試行錯誤したとか。その基本を90年以上も守り続けて、人気を維持しているというのはすごいものがあります。

画像: やや小ぶりの一口サイズというのも、「揺れる車内でこぼさないように」という崎陽軒のこだわりだ。

やや小ぶりの一口サイズというのも、「揺れる車内でこぼさないように」という崎陽軒のこだわりだ。

今回の「真空パックシウマイ」は、1967年に販売を開始。「シウマイを遠くまでおみやげに持っていきたい」という要望に応えるために開発され製品で、製造から5カ月間も常温保存が可能。いまでは一般的になった「真空パック」という言葉は、崎陽軒が考え出したとか。50年以上の歴史ある商品というのは驚きです。

その「真空パックシウマイ」の調理法は簡単。15個入りの場合、電子レンジなら500Wで1分40秒温めればいいし、蒸し器なら5分でOK。熱々をいただけば、中にギュッと餡が詰まっており、豚肉と帆立の濃厚な味が楽しめます。これぞ、崎陽軒の味そのもの。また、一口サイズという点も、いかにも崎陽軒。崎陽軒を知っている人はもちろん、知らない人にもオススメのおみやげといえるでしょう。

この、横浜らしい2つのおみやげは、どちらも都筑PA(上り)でも大人気だそうです。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:NEXCO東日本)

■第三京浜道路・都筑PA(上り)

●営業時間
「ショッピングコーナー」6:00~19:00
 ※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。

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