第三京浜の上りだけにあるパーキングエリア
都筑PA(上り)は、第三京浜の都筑IC(インターチェンジ)出口からアクセスできる、上り線だけのPAです。もちろん第三京浜を降りずに利用でき、PA利用後はまた第三京浜の上り線に戻ることができます。ただし、下り線からアクセスできないのが残念なところ。
その都筑PA(上り)から、少し横浜寄りにある港北ICには、東名高速や首都高速羽田線/湾岸線へと分岐する横浜港北JCT(ジャンクション)があります。そのため、東名高速や首都高速からも都筑PA(上り)にアクセスできるというメリットもあります。
横浜市の北部にあり、東京都内まで10分もかからないという立地もあってか、仕事でクルマ移動する人の利用も多いとか。「おいしい」「リーズナブル」「スピーディ」「安全・安心」を謳う、NEXCO東日本によるブランド「YASMOCCA(ヤスモッカ)」店のひとつとなります。
横浜伝統のお菓子が、大河ドラマとタイアップ!
横浜ならではのお菓子のひとつに「ハーバー」があります。かつて「ありあけ~の〜ハーバー」というCMソングを耳にした人も多いでしょう。「ありあけ」とは、1936年に横浜市鶴見に創業した旧・有明製菓がルーツ。もともと和菓子店だった有明製菓は、戦後の1954年、栗を使って船をかたどった「マロン」を発売します。この「マロン」の商品名を、1966年に「ハーバー」へと変更して大人気商品となります。
ところがバブル景気が弾けたあと、不動産投資の失敗により有明製菓は1999年に倒産してしまうのでした。しかし、ファンや元従業員による復活運動もあって、「ハーバー」が2001年に復活。栗餡には粒栗を練り込み、カステラ生地はよりしっとりとソフトな食感となって、味も進化しています。
そんな「ハーバー」の中でも、いま人気の商品が2022年12月末まで限定販売されている「侍ハーバー 勝栗抹茶」(1個:194円/6個入り:1166円)です。パッケージにも書かれているように、この商品は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のロゴライセンス商品。ただのハーバーではなく、鎌倉時代にはじまった抹茶文化、「勝ち」につながる縁起の良さで武士から好まれたという「勝栗」をかけあわせています。
パッケージにある緑の三角模様は、北条氏の家紋「三つ鱗」をイメージしたもの。また「鎌倉殿の13人」にかけて、素材も13種にするというこだわり。その素材は、「宇治抹茶」「栗甘露煮」「イチョウ葉エキス」「小麦粉」「砂糖」「バター」「生クリーム」「白あん」「卵」「希少糖」「寒天」「黒糖」「水あめ」の13種です。
味はといえば、しっとりとした抹茶のカステラがベースで、抹茶の餡がたっぷり。しかも餡には粒の栗や抹茶黒蜜も入っていて、食感や味の変化が楽しめます。控えめで上品な甘さですから、幅広い層に受け入れられること間違いなし。人気商品になっているのも納得のおいしさです。ドラマ好きの方へのおみやげにもオススメです。