2022年3月16日(英国現地時間)、ロータス カーズはエミーラ ファーストエディション(4気筒モデル)を発表した。なお、この4気筒モデルのファーストエディションに関しては、現在のところ日本での価格やオーダー/デリバリーの時期は未定となっている。

さらに3つのオプションパックを標準装備

画像: 写真のボディカラーは、セネカブルー。超軽量Vスポーク鍛造アロイホイールは20インチ。

写真のボディカラーは、セネカブルー。超軽量Vスポーク鍛造アロイホイールは20インチ。

インテリアのカラーは、赤/黒/グレー/タンのナッパレザー、赤/黄色/グレーのステッチが施された黒のアルカンターラの、計7パターンから選べる。サテンクロームのトリムフィニッシャー、白い室内照明、ロータスのロゴが入ったシルキックプレートも備わる。

シートはヒーター内蔵で、12ウエイの電動アジャストが可能。しかも運転席はドアミラーとリンクした2人分のメモリー機構付きだ。エアコン、クルーズコントロール、キーレススタート、ボイスコントロール、ドライブモードの切替え機能も標準装備される。

10チャンネル/340Wのプレミアムオーディオシステムは英国のKEF社と共同開発されたもので、スマートフォンとはブルートゥースやUSB/12Vソケットなどでリンクが可能だ。あらゆる機能は、センターダッシュの10.25インチ タッチスクリーンでアクセスでき、ドライバーにはマルチファンクション ステアリングホイールの前にある12.3インチのTFTメータークラスターを介してフィードバックされる。

画像: 写真は日本でお披露目されたエミーラV6 ファーストエディション。直4モデルではトランスミッションはパドルシフト付きDCTとなる。

写真は日本でお披露目されたエミーラV6 ファーストエディション。直4モデルではトランスミッションはパドルシフト付きDCTとなる。

ファーストエディションには、さらに3つのオプションパックが標準装備される。

●ロータス ドライバーズパック
サスペンションはツアーまたはスポーツを、タイヤはGY イーグルF1スーパースポーツまたはミシュラン パイロットスポーツ カップ2を選択できる。またトラックモードESPも装着される。
●デザインパック
プライバシーガラス、スポーツペダル、黒のアルカンターラ ヘッドライナー、エミーラのロゴ入りフロアマットが追加される。
●コンビニエンスパック
フロントパーキングセンサー、リアリバースカメラ、エアロブレード付きの雨天感知ワイパー、自動防眩ミラー、リアラゲッジストレージネットが追加される。

4気筒版のエミーラ ファーストエディションの車両価格は、英国では7万1995ポンド(約1116万円)、ドイツでは8万7995ユーロ(約1144万円)、米国では8万5900ドル(約1014万円)となっている。英国では2022年4月8日からWebサイトで注文が開始され、2022年末に向けてデリバリーを開始する。

以前に公表されているが、4気筒版エミーラのエントリーグレードは、5万9995ポンド(約930万円)から設定される。詳細なスペックは2022年後半に発表され、2023年春には販売されるだろう。V6版エミーラのエントリーグレードは2023年1月に発売され、英国では6万4995ポンド(約1007万円)、ドイツでは8万1995ユーロ(約1066万円)、米国では8万2900ドル(約978万円)からとなる。こちらも詳細なスペックやオプション価格などは、2022年夏に明らかになるだろう。

画像: CピラーにはV6版と同様の「ファーストエディション」バッジが付けられる。

CピラーにはV6版と同様の「ファーストエディション」バッジが付けられる。

さらにロータスでは、新たなペイントブースを追加することで、2023年の初めにはエミーラ(直4、V6とも)のエントリーグレードに鮮やかな7色の新色を追加するという。いずれにしても、詳細は2022年の夏には明らかにされる予定だ。

なお、サマリーでも記したとおり、日本仕様のエミーラ ファーストエディション(4気筒モデル)に関しては、価格や受注/デリバリーの時期などは未定とされている。(表示価格は編集部換算値)

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