日産グローバル本社ギャラリーで、その走りを体感できる
「e-4ORCE」は、前後に合計2基の電気モーターを搭載し、それぞれのトルクとブレーキを強調制御することで、どのような路面状況においても、ドライバーが安心して思いどおりにコーナリングを楽しむことができる日産独自の4輪制御技術だ。
![画像: ラーメンをこぼさずにカウンターを走って運ぶ「e-4ORCE ラーメンカウンター」。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/03/17/7a2cb280d87e6bc53ee21e5d1206ce53ad5ae4a3_xlarge.jpg)
ラーメンをこぼさずにカウンターを走って運ぶ「e-4ORCE ラーメンカウンター」。
その技術を分かりやすく訴求するため、e-4ORCEを採用したラーメントレイ「e-4ORCE ラーメンカウンター」がラーメンを載せてお店のカウンターを走る動画を作成し、e-4ORCEの特長のひとつである車体の揺れが少ない快適な乗り心地を見せていた。
そして今回は、e-4ORCEのもうひとつの特長である、ドライバーが安心して、思いどおりに、気持ち良くクルマを運転できる高い走行性能を訴求するラジコンカーを製作した。このラジコンカーは、タイヤのグリップを最大限活用する制御を再現するため、4つのモーターで4輪を個別に制御するメカニズムを採用している。つまり、システム的にはアリアのe-4ORCEよりも優れているわけだ。
![画像: 「e-4ORCE ラジコンカー」の内部。4つのモーターで4輪を個別に制御するメカニズムを採用し、上部にはカメラも備わる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/03/17/3d97df04a5aa8c112f341a837828bdff53b0028f_xlarge.jpg)
「e-4ORCE ラジコンカー」の内部。4つのモーターで4輪を個別に制御するメカニズムを採用し、上部にはカメラも備わる。
搭載されたセンサーがラジコンカーの走行状態を把握し、それぞれのモーターの駆動力を個別に制御することで、安定した思いどおりの走行を可能にした。また、このラジコンカーは、実際にクルマを運転するのと同様にシートに座り、ハンドルとペダルで操作する。ラジコンカーに搭載されたカメラの映像をモニターを見ながら操作するため、まるで実車を運転しているかのような感覚でe-4ORCEの制御を体感できる。
このラジコンカーは、子供から大人まで、幅広い年齢層の人が電動駆動の楽しさや、クルマを操る楽しさを感じられるように、e-4ORCEの研究・開発を担当している日産のエンジニア自らがテストを重ねて製作した。2022年3月18日から横浜の日産グローバル本社ギャラリーで公開され、来場した人は実際に体感することができる。
![画像: 実際にクルマを運転するのと同様にシートに座り、ハンドルとペダルでラジコンカーを操作する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/03/17/f3adb1d0c96f05181affae45a58abe9e520de341_xlarge.jpg)
実際にクルマを運転するのと同様にシートに座り、ハンドルとペダルでラジコンカーを操作する。
日産では、これからも同社の技術を誰もが楽しめるような、さまざまなタッチポイントを通じて紹介していくという。
【e-4ORCE】 ラジコンカーを公開
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