2022年3月25日、F1第2戦サウジアラビアGPがサウジアラビア第二の都市、ジェッダの市街地コース(ジェッダ・コーニッシュ・サーキット=Jeddah Corniche Circuit)で開幕する。フェラーリの1-2フィニッシュで幕を開けた2022年F1シーズンは、今後どのように展開していくのか。バーレーンGPとは大きく特性の異なるサーキットで行われる第2戦サウジアラビアGPは重要なイベントとなる。

F1マシンはほぼ全域で全開、市街地としては異例なほどの超高速コース

2021年12月に初めて開催されて大成功を収めたサウジアラビアGPが、3カ月後、早くもジェッダ市街地コースに帰ってくる。

紅海沿いのコーニッシュエリアにこのグランプリ開催のために作られるコースは、アップダウンが少なく、多くの区間でエンジン全開になるのが特徴。市街地コースとしては異例なほど高速で、2021年のグランプリでは平均速度250km/h以上というスペクタクルな戦いが展開された。

ただ、市街地コースのためトラックの多くの部分は狭く、ドライバーから安全面での指摘があり、2022年のグランプリではドライバーからの視界の改善やランオフエリアの拡大などの改良が加えられているという。

なお、決勝レースは日没後の気温が下がる頃にスタートするナイトレースとなる。

画像: ジェッダ・コーニッシュ・サーキットのコース図。1周6.174kmに27のコーナーが配置される。ターン1のシケインから超高速コーナーを経て、12度のバンク角を持つターン13で折り返すと、再び流れるような高速コーナーが続く。F1マシンでは、1コーナー、13コーナー、最終コーナーをのぞき、全コースほぼエンジン全開となる。ヘルマン・ティルケ氏の設計。

ジェッダ・コーニッシュ・サーキットのコース図。1周6.174kmに27のコーナーが配置される。ターン1のシケインから超高速コーナーを経て、12度のバンク角を持つターン13で折り返すと、再び流れるような高速コーナーが続く。F1マシンでは、1コーナー、13コーナー、最終コーナーをのぞき、全コースほぼエンジン全開となる。ヘルマン・ティルケ氏の設計。

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