2022年4月15日、トヨタ ガズー レーシングは歴代の「86」がサーキット狭しとドリフトを繰り広げるTVCMの放映を開始した。
「86」ファンならずとも楽しめるエキサイティング映像
「FR」（後輪駆動）の魅力を伝えたい！その強い思いから1983年に誕生したトヨタ「AE86」。その血脈はスバルとの共同開発による「トヨタ86」（2012年）、「GR86」（2021年10月）へと色濃く受け継がれてきた。
今回テレビでオンエアが開始される歴代「86」登場のCMは、「GR86」の誕生を機に、さらに「FR」の魅力を多くの人に伝えようと企画されたものだ。制作にあたっては、「世界一の 86ファン」と自他ともに認めるモリゾウこと豊田章男トヨタ社長と、「GR86」 の開発ドライバーを担ったレーシングドライバー佐々木選手のアイデアが大いに詰め込まれているという。
「AE86」、「トヨタ 86」、「GR86」の歴代「86」3車種によるランデブードリフトを、ドローンによる極限まで接近しての撮影シーンは、この二人の「FR」愛なくしては実現しなかったのではないだろうか。ちなみに、プロドライバー陣による「FR操舵技術」と、最高難度の「ドローン操作」の息が合うまでには、3カ月ものリハーサルが必要だったそうだ。
「ドライバーの意のままに操れる『手の内感』」、「限界域でのリニアな応答、FRらしいキビキビした86ならではの走り」を目の当たりにできる歓びは、「86」ファンならずとも格別なものではないだろうか。
ドローンによる接写が、「86」の魅力を存分に伝えてくれる。
