61号車が2戦連続のポールポジション獲得
5月3日、予選は雲が立ち込め気温・路温ともに低いコンディションで行われた。そんな中ポールポジションを獲得したのは、開幕戦でもポールを獲得した61号車SUBARU BRZ R&D SPORT。2位に10号車TANAX GAINER GT-R、3位に96号車K-tunes RC F GT3と、開幕戦に続きダンロップ勢がトップ3を独占した。
450kmに短縮された第2戦の富士ラウンド。決勝の気温・路温ともに予選と比べて上昇し、タイヤメーカーによって戦略が分かれると予想された。2周のフォーメーションラップを経てレースがスタート。ポールポジションスタートの61号車SUBARU BRZ R&D SPORTがホールショットを奪う中、10号車TANAX GAINER GT-Rも食らいつき、コカ・コーラコーナーの立ち上がりで10号車がトップに浮上した。
2周目に5号車マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号がピットイン、給油のみでコース復帰する作戦をとった。4周目には244号車HACHI-ICHI GR Supra GTと7号車Studie BMW M4が、翌5周目には4号車グッドスマイル 初音ミク AMGや52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTなどが続々とピットインし、レース序盤からピットは慌ただしくなった。
上位勢含めレース序盤は大きな動きもなく、各車周回をこなしていく。そんななか、35周目のアドバンコーナーで、55号車ARTA NSX GT3が9号車PACIFIC hololive NAC Ferrariと接触。55号車は左フロントのダメージを受けて戦線離脱。9号車はピットで修復し、復帰を果たしている。