フェルスタッペンは終盤のセーフティカーにも落ち着いて対応
唯一のピンチはランド・ノリス(マクラーレン・メルセデス)とピエール・ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)の接触で出たセーフティカーが退去し、残り11周でリスタートとなった場面。終盤の勝負所でDRSを使って追い上げるルクレールに急接近を許すことになった。
しかし、この日のレッドブルにはそれでも抜かせないだけのストレートの速さがあった。
最終的には再び差を広げたフェルスタッペンがトップチェッカーを受け、前戦エミリア・ロマーニャGPに続いて2連勝を飾った。
「(トラブル続きでほとんど走れなかった)金曜日から、素晴らしいリカバリーができた」というフェルスタッペンは、これでドライバーズ選手権でルクレールとのポイント差を19点に縮め、コンストラクターズ選手権でもレッドブルはフェラーリに6点差と肉薄することになった。
次戦F1第6戦スペインGPはバルセロナ近郊モンメロのカタルニアサーキットで、5月20日に開幕、22日に決勝が行われる。
2022年F1第5戦マイアミGP決勝 結果
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)57周
2位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+3.786s
3位 55 C.サインツ(フェラーリ)+8.229s
4位 11 S.ペレス(レッドブル)+10.638s
5位 63 G.ラッセル(メルセデス)+18.582s
6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+21.368s
7位 77 V.ボッタス(アルファロメオ・フェラーリ)+25.073s
8位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+28.386s
9位 23 A.アルボン(ウイリアムズ・メルセデス)+32.365s
10位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+37.026s
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12位 22 角田裕毅(アルファタウリ・レッドブル)+40.146s
リタイア 10 P.ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)
ファステストラップ: 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)1:31.361)
※F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー)はレース後、接触とコースゲインのため10秒ペナルティを受けて11位に降格。
2022年F1ドライバーズランキング(第5戦終了時)
1位 C.ルクレール(フェラーリ)104
2位 M.フェルスタッペン(レッドブル)85
3位 S.ペレス(レッドブル)66
4位 G.ラッセル(メルセデス)59
5位 C.サインツ(フェラーリ)53
6位 L.ハミルトン(メルセデス)36
2022年コンストラクターズランキング(第5戦終了時)
1位 フェラーリ 157
2位 レッドブル 151
3位 メルセデス 95
4位 マクラーレン・メルセデス 46
5位 アルファロメオ・フェラーリ 31
6位 アルピーヌ・ルノー 26
7位 アルファタウリ・レッドブル 16