1.6Lピュアテックガソリンターボと高効率電動モーターを搭載する新型308のPHEVモデル「308 GTハイブリッド」。ひと足先にフランスで試乗したその印象を報告する。（Motor Magazine 2022年7月号より）
パワーはラインナップ中最強。EVモード走行は最大で64km
新しくなったプジョー308の評判がかなりいいようだ。だが、もしあなたが最良の308を手に入れたいと考えているのであればもう少し待ってみるのも手かも知れない。日本には少し遅れて導入されるプラグインハイブリッドモデル（PHEV）に本国で試乗したのだが、その感触がかなり良かったからだ。
すでに発表されているが、プラグインハイブリッドのパワートレーンは、最高出力180psと最大トルク250Nmのピュアテック1.6Lガソリンターボエンジンと、110psと320Nmを発生するモーター、容量124kWhのバッテリーとの組み合わせ。
システム合計では225ps／360Nmという、ラインナップの中で最も力強いもの。満充電に必要な時間は、3kWの充電器で約5時間、6kWでは約2.5時間。WLTCモードでは最大64kmのEV走行が可能だから、EVのみで過ごせる日もありそうだ。
1.6L直4DOHCターボエンジンにモーターが加わり、システム総出力は225ps／360Nmとなる。
