2022年7月にフルモデルチェンジされたダイハツ ムーヴキャンバスは、従来型のイメージを踏襲した「ストライプス(タイトル写真右)」と、新たなユーザー層に向けた「セオリー(同左)」というふたつの個性で展開する。その背景を、ダイハツ工業 営業CS本部 国内商品企画部 副主任の李 晃潤氏に聞いてみた。

使い勝手の高さをより向上させた装備類

さて、見た目はキープコンセプトでも装備類は進化している。

たとえば、軽自動車初の「ホッとカップホルダー」(Gに標準装備)。保温機能付きのカップホルダーなのだが、この登場の背景にはコロナ禍の影響もある。イートインではなくテイクアウトにして、車内で「お部屋感覚」で飲食したい。そんなとき、温かい飲み物を冷めにくくする保温機能はありがたい。

ちなみに助手席前のダッシュボードはちょっとしたテーブル代わりになるので、食べる物も置ける。もちろん、飲食は駐車時に限るけれど。

画像: ストライプスのインパネまわりのイメージ。ホッとカップホルダーはダッシュボードの両端に備わる。

ストライプスのインパネまわりのイメージ。ホッとカップホルダーはダッシュボードの両端に備わる。

また女性ユーザーの希望を取り入れて、従来型同様に収納スペースは豊富だ。しかも、女性の手が届きやすい位置に、また隠せるものは隠せるようにと、女性心理を考えたレイアウトとしている。生活感は見せない。女性心理という点では、全ウインドーでUVカットガラスを採用しているのも、日焼けが気になる女性にはありがたい装備だ。

インテリアでは、センターメーターを廃して普通のメーターになった。これは「教習車で普通のメーターを見て運転していた初心者の方でも、違和感なく乗れるように」(李氏)という、ダイハツの気遣いの表れだ。スッキリしたインパネやブラックアウトしたAピラー内側なども、運転のしやすさを考慮している。

画像: フロアに直接置きたくない荷物の収納に便利な「置きラクボックス」の使い勝手も向上している。

フロアに直接置きたくない荷物の収納に便利な「置きラクボックス」の使い勝手も向上している。

また、DNGAの展開により、軽量化で燃費性能を向上し、スマートアシストの採用で安全性能も向上させている。従来型のパワーユニットはノンターボのみだったが、今回はターボエンジンも搭載された。これは、キャンバスのユーザーは街乗りが大半と思われていたのだが、長距離ドライブを楽しみたいというユーザーも多く、より高速走行にも向いたターボ車も設定された。

走りに関しては試乗前なので、まだなんとも言えないが、既にDNGAを採用しているタントやタフトなどの走りっぷりから想像する限り、かなり期待はできるだろう。近いうちに試乗する機会を得たら、あらためてレポートしたい。

まずは2つの個性で展開する新型ムーヴキャンバス、従来型同様、いや従来型以上に人気を集めそうな予感がしている。(写真:井上雅行、ほか)

画像: ハイトワゴンにスライドドアを採用した新感覚のスタイルワゴンというコンセプトは継承されている。

ハイトワゴンにスライドドアを採用した新感覚のスタイルワゴンというコンセプトは継承されている。

■ダイハツ ムーヴキャンバス ストライプス Gターボ 主要諸元
(セオリー Gターボも同スペック)

●全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
●ホイールベース:2460mm
●車両重量:900kg
●エンジン:直3 DOHCターボ
●総排気量:658cc
●最高出力:47kW(64ps)/6400rpm
●最大トルク:100Nm(10.2kgm)/3600rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・30L
●WLTCモード燃費:22.4km/L
●タイヤサイズ:155/65R14
●車両価格(税込):179万3000円

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