2022年、ホンダ・シビックは初代デビューから50年の節目を迎える。日本国内では7月から、さまざまなアニバーサリーイベントが開催されているが、ヨーロッパでもユニークなポスターやショートムービーなどによって、お祝いムり上がっている。「car for the world」の人気はどうやら万国共通らしい。

ホンダブランドを象徴するアイコンとして愛されてきた

1972年に初代が誕生して以来、ホンダ・シビックは11世代にわたって「運転するのが楽しく、経済的なコンパクトカー」のベンチマークとして、世界中で愛されつづけてきた。これまでに販売されたのは、170ヵ国分累計で2750万台以上。そのすべてに、「car for the world(世界のための車)」という普遍的コンセプトが貫かれている。

画像: 1979年にデビューした第2世代のシビックは、改良されたCVCC-IIエンジンとともに登場。5速マニュアルトランスミッションもラインアップに加わった。1983年の3代目では、スポーティな3ドア、より実用的な4ドアセダン、卓越したスペースと実用性を備えた5ドアのシビックシャトル(ステーションワゴン)といったボディ形状を用意。さらに1.6L 直列4気筒DOHCのZC型を搭載した「Si」のバリエーションも人気を博した。1987年に登場した第4世代では、VTEC(可変バルブタイミングおよびリフト電子制御)システムを搭載するなど、革新的なメカニズムが欧州でも注目を浴びた。

1979年にデビューした第2世代のシビックは、改良されたCVCC-IIエンジンとともに登場。5速マニュアルトランスミッションもラインアップに加わった。1983年の3代目では、スポーティな3ドア、より実用的な4ドアセダン、卓越したスペースと実用性を備えた5ドアのシビックシャトル(ステーションワゴン)といったボディ形状を用意。さらに1.6L 直列4気筒DOHCのZC型を搭載した「Si」のバリエーションも人気を博した。1987年に登場した第4世代では、VTEC(可変バルブタイミングおよびリフト電子制御)システムを搭載するなど、革新的なメカニズムが欧州でも注目を浴びた。

その誕生50周年を祝って、日本国内では青山本社ビルを皮切りに、モビリティリゾートもてぎ内ホンダコレクションホールでも「記念展」が開催される予定だ。

そして欧州でも、ホンダのブランドアイコンとも言うべきモデルのアニバーサリーを祝うリリースが、オフィシャルメディアサイトで紹介された。歴代のデザイン画をコラージュしたポスターらしき図版や、キュートなショートムービー5本が発信されている。

もちろん、11代目となる最新のシビックも欧州で好評を博しているようだ。強力なパフォーマンスと優れた効率の融合、広々とした室内、快適性と使い勝手の良さといった魅力は、言葉や文化の違いも乗り越えて、変わらぬ「価値」として認められている。同時に電動化というコミットメントにおいても、シビックは欧州のホンダにとってマイルストーン的役割を果たしているのだという。

「ホンダらしさ」を象徴するアイコンは50歳を迎えて、これからますます興味深い成熟と進化を遂げることになりそうだ。

画像: 5代目シビックは1991年に、より洗練された空力的なフォームでデビューした。環境性能や燃費に対する配慮がより明確に求められることになった90年代には、6代目でエコ寄りのVTECやCVTといった「経済性」に富んだパワートレーンを採用し始める。一方で97年には、パフォーマンスを研ぎ澄したタイプRをバリエーションに追加。のちのホットハッチ市場における「成功」に貢献した。第7世代は2000年にリリースされたが、こちらはハイブリッドテクノロジーを採用した、初めてのシビックとなった。当時、5人乗り量販ガソリン車としては、世界で有数の低燃費を誇っていたという。

5代目シビックは1991年に、より洗練された空力的なフォームでデビューした。環境性能や燃費に対する配慮がより明確に求められることになった90年代には、6代目でエコ寄りのVTECやCVTといった「経済性」に富んだパワートレーンを採用し始める。一方で97年には、パフォーマンスを研ぎ澄したタイプRをバリエーションに追加。のちのホットハッチ市場における「成功」に貢献した。第7世代は2000年にリリースされたが、こちらはハイブリッドテクノロジーを採用した、初めてのシビックとなった。当時、5人乗り量販ガソリン車としては、世界で有数の低燃費を誇っていたという。

画像: 2005年、8代目が登場。欧州市場向けに特化した未来的なスタイリングなど、非常に特徴的な存在感が注目された。続く第9世代では高い効率性、バランスの良いパッケージングなどでクラスをリードすることが求められ、最低燃費のギネス世界記録(EUの24ヵ国すべてを25日間で走り切るもの)を達成した。そして第10世代は、VTECターボエンジンを搭載。速さだけでなく、ホンダセンシングと名付けられた高度なADASを組み込んで安心感でも抜きんでた存在となっていく。同時に2017年型シビック タイプRがニュルブルクリンクのノルドシュライフェでFF最速タイムをマークするなど、スポーツモデルとしてもベンチマークになっていったのだった。

2005年、8代目が登場。欧州市場向けに特化した未来的なスタイリングなど、非常に特徴的な存在感が注目された。続く第9世代では高い効率性、バランスの良いパッケージングなどでクラスをリードすることが求められ、最低燃費のギネス世界記録(EUの24ヵ国すべてを25日間で走り切るもの)を達成した。そして第10世代は、VTECターボエンジンを搭載。速さだけでなく、ホンダセンシングと名付けられた高度なADASを組み込んで安心感でも抜きんでた存在となっていく。同時に2017年型シビック タイプRがニュルブルクリンクのノルドシュライフェでFF最速タイムをマークするなど、スポーツモデルとしてもベンチマークになっていったのだった。

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