ダイナミクス面における「3つの狙い目」とは
ダイナミクス面では、圧倒的な速さを追求するとともに、運転時におけるあらゆるフィーリングを磨き上げ、FF最速を目指す「ファステスト」、痛快なドライビングフィールで運転することに夢中になる「アディクテッド フィール」、高速安定性と信頼感に満ちた「セキュア フィール」を、ダイナミクスにおける狙いとした。
■ファステスト
これまでのシビック タイプRを上回るパフォーマンスを目指し、タイプR専用の2.0L VTECターボエンジンを磨き上げ、より高出力・高レスポンスの実現を極限まで追求した。なお、最高出力や最大トルクなどのパワースペックは未発表だ。
■アディクテッド フィール
速さを追求するだけでなく、運転することに夢中になれるよう、思い通りに操ることを目指したハンドリングや、足裏に吸いつくようなスロットルワークによるドライバビリティを磨き上げるとともに、6速MTの操作感とレブマッチシステムを進化させることで、痛快なドライビングフィールを追求した。
■セキュア フィール
洗練されたデザインとしたうえで、さらなる空力進化を図り、前後バランス良いダウンフォースの発生と、空気抵抗の低減を両立させた。さらに、軽量かつ高剛性のボディにより、高速走行時における高い安定性を実現している。
また、リアルタイムにクルマの機械的な運動情報や自分自身の運転操作による車両の挙動などを知ることのできる「ホンダ ログ R」を活用することで、ドライビングスキルの向上や走行映像のシェアなど、ドライバーとクルマがひとつになったドライビングプレジャーをドライバーに提供するという。
現段階では、車両価格やスペック、詳細な装備内容などは未発表だが、新型シビック タイプRに関しては、ホンダの先行情報サイトにおいて、9月の発表までに新たな情報も公開される。当Webモーターマガジンでも、逐次紹介していく予定だ。