2022年7月19日、日本ミシュランタイヤは全天候型タイヤのクロスクライメート2シリーズにSUV用の「CROSSCLIMATE 2 SUV(クロスクライメート ツー エスユーブイ)」を追加。8月8日より順次発売すると発表した。

夏タイヤに求められる性能も満たした全天候型タイヤ

画像: ミシュラン クロスクライメート2 SUV。

ミシュラン クロスクライメート2 SUV。

今回発表された「クロスクライメート2 SUV」は、夏タイヤに求められるハンドリング性能やドライ&ウエット時のブレーキング性能を高い水準で満たしながら、急な降雪での雪上走行も可能にした全天候型タイヤ「クロスクライメート2」シリーズに新たに追加される新製品だ。

製品の特徴としては、ブレーキング性能を従来品(クロスクライメート+)と比べると、雪上路面では7%、ウエット路面では6%、そしてドライ路面でも5%、それぞれ向上している。しかも、高い初期性能を長期間継続できる性能維持力にも優れている。

画像: 雪上でのブレーキング性能は従来品より7%向上している。

雪上でのブレーキング性能は従来品より7%向上している。

また、以下のような技術を採用している。

■サーマル・アダプティブ・コンパウンド

新開発のトレッドコンパウンドを採用。ドライ&ウエット、雪上路面など刻々と変化する路面状況に幅広く対応し、一年を通して安全性に寄与する。

■新Vシェイプ トレッドパターン

センター部からショルダー部にかけて、溝面積が広くなる新設計。従来品に比べて大きく切れ込んだV字角の新トレッドパターンが、排水・排雪性能に貢献し、ウエットや雪上路面で高いパフォーマンスを発揮する。

画像: ■新Vシェイプ トレッドパターン

■Vランプ エッジ

エッジに部に施された面取り加工により、ブロックの倒れこみを防止。接地面が最大化され、ドライ路面での高い制動力を発揮する。

画像: ■Vランプ エッジ

■LEV サイプ

ブロック同士がお互いに支えあい、倒れこみを抑制。夏・冬路面に効果的なグリップを発揮するとともに、耐摩耗性と転がり抵抗低減に寄与する。

画像: ■LEV サイプ

■P エッジ

摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現。効率的に排水、排雪しながらエッジ効果により摩耗時におけるウエット&雪上性能が向上する。

画像: ■P エッジ

■トレッドウエア サイン

スリップサインに対し摩耗度が3段階(25%/50%/75%)でわかる新デザイン。
※道路運送車両法に基づくスリップサインは別途設置されている。(ミシュランマンによるマーキング)

画像: ■トレッドウエア サイン

■スリーピークマウンテン スノーフレークマーク

国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合。「スリーピークマウンテン スノーフレークマーク」と「M+S」が刻印され、冬用タイヤ規制時でもチェーン装着が不要。

画像: ■スリーピークマウンテン スノーフレークマーク

販売サイズは、225/65R17から275/45R20まで、計30サイズ。価格はオープンプライスとなっている。

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