画像1: カーリースと購入はどちらが得か?シミュレーション結果を公開!

新しいクルマの持ち方として注目されているカーリース。しかしながら、「結局どちらが得か?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、リースと購入のどちらが得かについて、シミュレーションした結果から考えます。

近年利用者がどんどん増えているカーリース。今、新しいクルマの持ち方として注目されているサービスです。

しかしながら、「結局どちらが得なのか」という部分に関しては、疑問を持つ方も多いと思います。

結論、支払い総額だけを切り取れば購入のほうが安くなりやすいですが、初期費用や明快さまで考えると、リースも決して悪いサービスではありません。また、ローンで購入する場合は金利が大きく関わるので、一概に購入の方が安いとも言えなくなります。

要するに「どちらが得か」ということは、何に比重を置くかによっても変わることであり、非常に難しい問題なのです。

ここでは、カーリースと中古車購入の支払いシミュレーションを元に「どちらが得か?」という点について考えてみようと思います。

「リースにするか購入にするか迷っている」という方にとって、決断のヒントになれば幸いです。

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カーリースと購入はどちらが得か?

カーリースと購入のどちらが得かについて考えるには、お互いの費用感の違いや、リースのサービス内容を理解した上で比較する必要があるでしょう。

そこで、まずは費用感の比較、そしてリースにはどんなサービスが含まれているかを見ていこうと思います。

カーリースと購入の費用の違い

まずは、カーリースと購入でかかる費用はどれくらい違うのかシミュレーションした結果を見ていきましょう。

クルマを持つための費用としては、大きく、

  • 初期費用
  • 維持費(ランニングコスト)
  • 支払い総額

の観点を持てるかと思いますので、この点について比較してみました。

車両はN-BOX、車両価格は170万円と仮定してシミュレーションしてみます。

A.初期費用の違い

結論、初期費用に関しては圧倒的にリースが有利です。というのも、カーリースは登録諸費用がかかりませんし、頭金を0円にすることも可能なためです。

登録諸費用とは、簡単に言えば乗り出しの際に必ずかかるお金のことです。例えば、自賠責保険料や重量税、さらに細かくみていくと、車庫証明手続代行費用や、検査登録手続代行費用など様々なものが含まれています。

これらはクルマを買った場合には必ず発生する費用であり、一番安い軽自動車でも約10万円以上はかかります。

また、頭金も同様です。ローンでクルマを購入する場合、審査対策として頭金を10〜20%程度支払うのが一般的です。

つまり、ローンで買ったとしても初期費用を0円にすることはできないのです。

初期費用だけを考えれば、リースの方がお得と言っていいでしょう。まだ十分に貯金のない方や、貯蓄を切り崩したくない場合に向いているといえます。

カーリースの場合ローン購入の場合一括払い購入の場合
車両代金無料なし170万円
頭金無料0〜34万円なし
登録諸費用無料12万円12万円
合計0円12万〜46万円182万円
リースと購入の初期費用の違い

B.維持費(ランニングコスト)の違い

ランニングコストになると、リースと購入どちらが得かは難しくなってきます。

一括購入のランニングコストが最も安いのは当然として、問題はリースとローン購入の比較です。

カーリースの月額料金には、車両本体台の他、税金や車検費用、そして消耗品交換費用などが含まれている代わり、ずっと定額で使えます。車検時も費用の支払いは発生しませんし、規定内であれば消耗品交換も無料で行えます。税金の支払いがある月も、上乗せして請求されることはありません。

一方の購入は、メンテナンスに関しては頻度をコントロールできますが、車検や税金の支払いは必須です。また、金利によっては購入の方がリースより月々の支払いが高くなることもあります。この点は十分注意すべき点なので、ローンを組む際は必ずシミュレーションを行い、リース料金と比較することをお勧めします。

以下は、リースと購入の維持費シミュレーション結果です。リースもローン返済もいずれも5年プランということで試算してみました。

カーリースの場合ローン購入の場合
(実質年率4.9%)
一括払い購入の場合
リース料金 / ローン返済額3万1,000円3万1,800円0円
オイル交換 (年2回)無料5万円5万円
車検費用(2回分)無料9万円9万円
軽自動車税種別割(4回分)無料4万3,200円4万3,200円
5年間合計186万円209万1,200円18万3,200円
月額平均3万1,000円3万4,853円3,053円

C.支払い総額の違い

支払い総額については、リースがやや不利です。というのも、利用し続けている期間は必ずリース料金が発生するためです。

一方の購入は、乗り潰すまで乗るのであれば、リースより安く済む可能性は高いでしょう。

カーリースは利用期間中必ず費用が発生する点が弱点であり、支払い総額を重視する方にとっては要注意です。その場合は購入の方を優先的に考えた方がいいと思われます。

ただし、ローンを利用する場合は要注意です。金利によっては支払い総額がかなり高くなる場合もあるので、よく考えてから利用するようにしましょう。

以下はローンを5年で完済したと仮定した場合の支払い総額シミュレーションです。乗りつぶした方が安く収まることがわかります。

カーリースの場合ローン購入の場合
(実質年率4.9%)
一括払い購入の場合
5年間合計186万円209万1,200円188万3,200円
6年間合計223万2,000円211万2,000円190万4,000円
7年間合計260万4,000円217万7,800円196万9,800円

車種別支払いシミュレーション(ローンとリースの比較)

続いては、車種にスポットを当てて支払いシミュレーションをしてみようと思います。

リース料金は、定額カルモくんを参考にさせていただきました。

A.軽自動車の場合(スズキ ハスラー)

画像: スズキ ハスラー

スズキ ハスラー

ローン購入カルモくん
車両本体価格1,665,675円リース料金に含む
購入時諸費用85,540円リース料金に含む
頭金0円0円
ローン返済額 / リース料34,500円×60回
(初回のみ35,136円)
32,955円×60回
自動車税10,800円×4リース料金に含む
法定12カ月点検33,000円リース料金に含む
メンテナンス費用50,000円リース料金に含む
車検100,000円リース料金に含む
合計2,296,830円1,977,300円

コンパクトカーの場合(トヨタ アクア)

画像: トヨタ アクア

トヨタ アクア

ローン購入カルモくん
車両本体価格2,361,700円リース料金に含む
購入時諸費用188,660円リース料金に含む
頭金500,000円0円
ローン返済額 / リース料31,200円×60回
(初回のみ32,306円)
47,226×60回
自動車税152,500円リース料金に含む
法定12カ月点検11,000円リース料金に含む
メンテナンス費用20,000円リース料金に含む
車検100,000円リース料金に含む
合計2,994,606円2,833,560円

SUVの場合(トヨタ C-HR)

画像: トヨタ C-HR

トヨタ C-HR

ローン購入カルモくん
車両本体価格2,716,400円リース料金に含む
購入時諸費用1216,410円リース料金に含む
頭金500,000円0円
ローン返済額 / リース料31,200円×60回
(初回のみ49,424円)
52,396円×60回
自動車税152,500円リース料金に含む
法定12カ月点検33,000円リース料金に含む
メンテナンス費用50,000円リース料金に含む
車検100,000円リース料金に含む
合計3,519,224円3,143,760円

カーリースと中古車購入のサービス内容の違い

続いて、カーリースのサービス内容と中古車購入の違いです。

A.カーリースは車検、税金、自賠責がコミコミ

個人向けカーリースは車検や税金、自賠責などは基本的に込み込みです。法人向けでもメンテナンスリースプランを選べば、同じくコミコミになるでしょう。

つまり、ある月だけ突出して支払いが多くなるということは起こりにくく、ずっと定額で使える明快さがあります。

また、オイル交換やワイパー、オイルフィルターなどの基本的な消耗品交換などが含まれていることも多いので、規定内であればこれらも無料で行えます。

B.購入は都度自分で支払い

一方の購入の場合は、車検や税金の支払い、そしてメンテナンスは都度支払う必要があります。特に車検や税金は数万円単位の出費となるので、大きな負担を感じることもあるでしょう。

しかし、必要経費なので削ることはできません。この辺りは事前にお金を貯めておくなど、工夫をして乗り切る必要があります。

結論、何を重視するかでどちらが得か変わる

ここまでカーリースと購入の良さやサービス内容の違いを見てきましたが、結論、どちらが得かは何を重視するかで変わると言っていいでしょう。

例えば貯金を切り崩したくなく、初期費用を重視する場合は、カーリースの方が有利です。

一方で支払い総額を重視する場合は、乗り潰すほど購入のほうがお得になります。

また、支払いに明快さを求めている場合は、カーリースの定額制はかなり魅力を感じるでしょう。

カーリースも購入も、それぞれメリットデメリットがあります。何を重視するかを整理して、よく考えて選ぶようにしましょう。

カーリースと購入のメリット・デメリット比較

続いては、カーリースと購入のメリット・デメリットを比較してみましょう。

メリットデメリット
カーリースの場合・初期費用0円で乗り出せる
・定額で利用できる
・手続き関連はサポートに丸投げできる
・中途解約できない
・クルマの価値を保つ必要がある
・利用制限がある
購入の場合・乗り潰すほど支払い総額が安い
・キズや破損の放置も可能
・使用・処分に制限がない
・初期費用が必ずかかる
・出費の大きな月が発生する
・自分で管理する必要がある

カーリースのメリット

まずはカーリースのメリットです。

A.初期費用0円で乗り出せる

繰り返しになりますが、カーリースは初期費用0円で乗り出すことも可能なサービスです。まだ十分に貯金のない方や、貯蓄を切り崩したくない場合に向いているといえます。

B.定額で利用できる

カーリースには、税金、車検費用、基本的なメンテナンスといった、最低限かかる出費項目は月額費用に含まれています。よって、利用期間中はずっと定額で使える点もメリットです。

車検のある月、税金の支払いがある月、それぞれで突出して出費が多くなることはありません。支出の見通しが立てやすいのも、カーリースのメリットです。

C.手続き関連はサポートに丸投げできる

税金の支払い、車検の予約手配などなど、クルマに関する手続きは意外と面倒に感じるものです。

実は、カーリースの場合はこうした手続きは全てサポートが行なってくれます。税金の支払いはリース会社で済ませてくれますし、車検時期が近づくと提携車検工場を案内してもらうことも可能です。

特に個人事業主の方などは、自分の事業に集中できるというメリットもあります。

クルマの管理が楽な点も、カーリース特有のメリットと言っていいでしょう。

カーリースのデメリット

続いては、カーリースのデメリットです。言い換えれば注意点でもあるので、十分理解しておくようにしましょう。

A.中途解約ができない

カーリースを利用する上で必ず理解しておくべき点の一つが、中途解約不可な点です。カーリースは「クルマのサブスク」などと言われることがありますが、中途解約は基本的に認められません。

もし解約する場合は、契約満了までの残りのリース料を支払うのが相場です。サブスクという言葉から「いつでも解約できるもの」と勘違いしないようにしましょう。

カーリースは長期契約にするほど月額費用は抑えられますが、その分縛りの期間が増えるため、トレードオフの関係にになっています。中途解約不可な点を鑑み、安易に長期契約を結ばず、契約期間はよく考えてから決めるようにしてください。

B.クルマの価値を保つ必要がある

リースで利用するクルマはあくまで借り物です。経年劣化とはいえないキズをつけてしまった場合や破損させてしまった場合は、当然返却時まで修理しなければなりません。

この点を考慮すると、自動車保険は車両保険も含めた方が安心です。

また、クルマの価値には走行距離も大きく影響しますが、最初に設定した残価を下回らないよう、走行距離制限を設けられていることも多いです。

同じく、クルマの価値を損なわないよう、ほとんどはカスタム制限がかかっていることも理解しておきましょう。

購入のメリット

今度は購入のメリットを見ていきましょう。

A.乗り潰すほど支払い総額は安い

リースと比べ、初期費用面は不利な購入でしたが、支払い総額は逆に有利です。先ほどのシミュレーションからわかるように、乗り潰すほど支払い総額は安く済みます。

一生涯でクルマにかけるお金をできるだけ抑えたい方は、まずは「購入できないか?」から考えた方がニーズを満たしやすいでしょう。

B.キズや破損の放置も可能

リースの場合は、キズや破損は放置できませんでしたが、購入の場合は修理するかどうかは自己判断で決められます。よって、どうしてもお金がないなら放置することも可能です。

C.利用に制限がない

リースは借りているクルマなので価値を保つ必要がありましたが、自己所有のクルマはどう使おうがオーナーの勝手です。走行距離制限もありませんし、自由にカスタム、チューニングすることができます。

購入のデメリット

最後に購入のデメリットです。

A.初期費用が必ずかかる

クルマを購入する際は、頭金0円のローンを組めたとしても、必ず初期費用がかかります。価格帯が一番安い軽自動車でも、初期費用は約10万円以上かかるということは理解しておきましょう。

B.出費の大きな月が発生する

自己所有のクルマのメンテナンス、車検や税金で支払うお金は、全て自分で行う捻出する必要があります。時には数万円単位の出費となる月も出てくるでしょう。

クルマを維持するには様々な費用がかかり、ガソリン代等を含めると、年間40万円はかかっているとも言われています。

カーリースと購入のそれぞれに向いている方

カーリースと購入とでは、それぞれ向き不向きがあります。ユーザーのライフスタイルの違いやクルマに対する価値観の違いで、クルマの所有方法を変えたほうが良いでしょう。

カーリースに向いている方

カーリースに向いている方の特徴は、基本的な手続きだけでなくクルマに関するメンテナンスもお任せしたい方でしょう。向いている方の主な特徴は以下の4つです。

  • 初期費用を減らしたい方
  • クルマの支出を「見える化」して月額を一定にしたい方
  • 遠くへ出かける割合が少ない方
  • クルマのことに時間を割きたくない方

A.初期費用を減らしたい方

クルマは大きな買い物であり、購入時に高額な資金を必要とします。仮にローンを組んだとしても、頭金を用意しなければならないこともあり、手元に一定の資金がなければクルマは乗り出せません。よって、手持ち金がなくて初期費用を抑えたい方はカーリースに向いています。

クルマは店頭で表示されている車両本体価格で乗れるわけではなく、様々な諸費用がかかります。つまりクルマを購入するときの総額は、実際に商談して見積もりを取るまで見えないので、まとまった貯蓄がないとクルマの購入は厳しいと言えます。

カーローンであれば、クルマの支払総額すべてをローンとして借りられる場合もありますが、10万円単位以上での貸し付けとしている場合が多いので、端数は自己資金になる場合も少なくありません。その点カーリースであれば、すべての費用が月額で均等になるので、手元に資金がない方に向いているシステムと言えるでしょう。

B.クルマの支出を「見える化」して月額を一定にしたい方

クルマは、購入したあとも費用がかかります。所有しているだけで1度も動かさなくても、ナンバーを取得すると自動車税が課税されるので、かなり維持費がかかることを理解しなければなりません。維持費がすべて月額費用に含まれるカーリースなら、あとから発生する費用がないので、毎月の生活設計が立てやすいと言えるでしょう。

生活していると、様々な生活費がかかります。その中には固定費のほかに変動する食費や電気代などがありますが、クルマは不意なメンテナンスの発生などがあり、不定期に支出が発生する恐れがあります。

しかしカーリースであれば、クルマ所有後にかかる維持費がほとんど含まれるので、クルマの支出が月額の固定費として「見える化」できます。このようなことから、クルマの維持費を気にしたくない方に向いているサービスと言えるでしょう。

C.遠くへ出かける割合が少ない方

カーリースの契約では、走行距離制限が設けられていることがほとんどです。つまり、毎月の利用距離がそれほど多くならない方はカーリースに向いています。

走行距離制限を設けているカーリース会社は、1カ月あたり1000〜1500kmに設定している%ことが多く、年間に換算すると1万2000〜1万8,000kmの走行距離になるでしょう。

例えば、1カ月1000kmの走行距離制限が設けられている場合は、1カ月30日として1日の走行距離は約33kmです。つまり、通勤が片道15km以下であれば問題ない計算です。

しかし、休日にどこにも出かけない方は少ないでしょう。クルマがあれば少し足を延ばしてみたくなるものです。仮に1カ月に1回、少し遠出をして200kmを走行したとします。すると残り800kmですから、1日の走行距離は約27kmにまで落ちてしまいます。

つまりカーリースを使用するなら、遠くに出かける割合が少ないか、毎日の運転距離がそれほど多くない方に限られるでしょう。

D.クルマのことに時間を割きたくない方

クルマを所有すると、必ずメンテナンスが付きまといます。もしメンテナンスを怠るとクルマは思わぬ故障を起こし、走行不可になる恐れもあるでしょう。そこで、定期的にメンテナンスプランを立てる必要がありますが、そういった時間がもったいないと感じる方にはカーリースが向いています。

クルマには、定期的に交換する部品が数多く存在します。それぞれ走行距離や使用期限が決まっており、それらをクルマの所有者が把握して、定期的にメンテナンスしなければなりません。つまり、購入ではこれらの整備を自分で手配する必要があります。

しかし、カーリースにあるメンテナンスリースを利用すると、クルマにかかるすべての費用が月額使用料に含まれているので、定期交換部品もカーリース会社が責任を持って対応してくれます。つまりカーリースを利用すれば、クルマのメンテナンスを心配する必要も、それに関する手続きに多くの時間を取られることがありません。

購入に向いている方

クルマを手に入れる方法は、昔から購入することがオーソドックスです。購入することは、家庭用品と同じように自分の所有物にできますが、クルマを所有するには様々な苦労が待っています。所有すると訪れる特徴は様々ですが、購入に向いている主な特徴は以下の4つです。

  • クルマのことは自分で決めたい方
  • まとまったお金があり税金や車検の支払いが苦にならない方
  • クルマを好きなようにカスタムしたい方
  • 走行距離が多くなりがちな方

A.クルマのことは自分で決めたい方

クルマを購入すると、クルマの維持に関することは自分で決めなければなりません。特にメンテナンスは、オーナーにとって選ぶ方法が何通りもあるので、これらを自分の裁量で決めたい方は購入に向いています。

クルマにはメンテナンスがつきもので、その一つにエンジンオイル交換があります。エンジンオイルは多くのメーカーが販売しており、その性能もメーカーごとで様々です。このほかにも様々な定期交換部品がありますが、どれも多くのメーカーから販売されており、オーナーが好きなように選べる特徴があります。

また整備工場も自由に選ぶことが可能で、昔から付き合いのある整備工場で安心してメンテナンスを受けられるのも、購入した方のメリットでしょう。

つまり購入すれば自分のクルマなので、整備で交換する部品も自分で好きなように選ぶことが可能です。しかしカーリースを選んでしまうと、リース会社が指定する交換部品での整備になり、オーナーの意見は取り合ってもらえません。

B.まとまったお金があり税金や車検の支払いが苦にならない方

クルマの購入は高額な資金が必要なので、まとまった購入資金がある方や、購入後に訪れる車検費用などが苦にならない方に向いています。

カーリースとの大きな違いは、カーリースは毎月の支払額が固定費となりますが、購入では維持費を固定費にできないことでしょう。つまり購入を選ぶ方は、購入時だけでなく手に入れたあとも生活費以外に余裕がある方が向いています。

最近のクルマは故障することも少なくなったので、購入後にトラブルに見舞われることはほぼありません。しかし、年1回の自動車税は購入者にとってかなりの負担になるほか、新車なら初回3年目、以後2年に1回訪れる車検は、大きな出費になります。

これらの出費は、購入すると必ずオーナーを直撃しますが、これらの費用の捻出が問題ない方であれば、購入を選んでもクルマを所有し続けられるでしょう。

C.クルマを好きなようにカスタムしたい方

カーリースは、自分のクルマのように利用できるとはいえ、借りものであることに変わりありません。つまりカーリースのクルマにカスタムは許されていません。しかし購入であれば自分の所有物になるので、自由に自分好みにカスタムできるので、カスタム好きの方は購入が向いています。

クルマは、足として利用できれば良いという方だけではありません。せっかく所有したクルマであれば、自分好みにカスタムして乗りたい方も多くいます。

カスタムには、見た目だけでなく乗り味も大きく変えられるパーツが車種ごとに販売されているので、オーナー好みにカスタムするのは意外に容易いと言えます。

カスタムのイメージには、大掛かりなパーツを付けて純正からかけ離れたクルマになることを想像する方も少なくありませんが、ちょっとしたパーツの取り付けもカーリースでは禁止していることが少なくありません。

そこで、クルマを所有して装着したいパーツがあるなら、購入を選んだほうが安心と言えるでしょう。

D.走行距離が多くなりがちな方

走行距離制限を設けているカーリースが多くありますから、もし普段から走行距離が多くなりそうであれば、購入したほうが安心です。

走行距離制限はリース会社ごとで異なりますが、毎日の通勤で数十km走行し、毎週ドライブに出かけたいという方は、カーリースの走行距離制限に引っかかってしまうでしょう。そこで、ひと月の走行距離が数千km程度になりそうなら購入することをおすすめします。

また、毎日の走行距離はたかが知れていても、実家までクルマによる帰郷が多い方で、その片道距離がかなりあるなら購入したほうが安心でしょう。例えば、東京から片道300kmを毎週走行していると1カ月で2400kmになってしまい、ほとんどのカーリース会社の走行距離制限を超えてしまいます。

まとめ

カーリースは毎月の費用が一定なので、計画的にクルマが保有できる利点がある反面、走行距離制限やカスタムできないサービスが多いことから、向き不向きがあると言えるでしょう。

とはいえ、カーリースは必要な維持費が含まれた月額利用料金で自分のクルマのように利用でき、メンテンナンス費用の心配がないので、ローンで購入するよりお得な場合も多いと言えます。

カーリースと購入では、それぞれメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶと素敵なカーライフを送れることでしょう。

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