画像: カーリースと中古車購入はどっちが得? 使い方や目的に応じた選び方について

カーリースは、毎月定額を支払うことで一定期間自分のクルマのように利用できるサービスです。似たような方法にマイカーローンもありますが、大きな違いは月額利用料金に含まれるサービスや保証などの金額です。ここでは、カーリースと購入でどちらが得なのか比較し、それぞれどういった方に向いているのか解説します。

初期費用を抑えてマイカーを手に入れる方法として、中古車購入とカーリースでお悩みではありませんか?

カーリースはマイカーのように使用できるとはいえ、クルマを入手した後の維持費や利用方法で中古車購入と大きな違いがあります。総支払額も、利用期間によって異なる点に注意が必要です。

ただし短い期間であればカーリースがお得な上、整備の心配がなかったり、安い中古車購入と比べ故障リスクが少ない点でメリットを感じられるはずです。

このように中古車購入とカーリースではメリットが異なるため、まずは利点や注意点を十分に理解しておいたほうが良いでしょう。

そこで本記事では、「中古車購入とカーリースではどちらが得か?」というテーマについて深く掘り下げて解説します。ぜひ、カーリースか購入かを検討する際の参考にしてください。

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中古車を購入する場合とリースではどっちが得か

初期費用をなるべく抑えてクルマを所有したいというとき、中古車購入という選択肢は王道の一手でしょう。

また最近では、カーシェアやカーリースなど、月々の定額を支払うことでクルマを使えるサービスも増えてきました。

中古車購入とカーリース、それぞれの特徴を比較すると以下のような点が挙げられます。

カーリース中古車購入
初期費用月々定額一括 or ローン払い
整備の手間サービスに含まれる自分で行う必要あり
故障リスクほとんどなしやや高い(年式が古い、過走行車の場合)
将来性返却が前提完全に自己所有物

カーリースなら月々定額料金で新車に乗れる

カーリースの特徴は、資金がなくても最新の新車に乗れることでしょう。しかも月々定額料金で利用できるほか、プランを選ぶことで費用を安く抑えることもできます。

もちろん中古車であっても現行モデルを新車より安く手に入れられますが、それぞれの商品で程度が異なります。中古車を選ぶときに、車種やグレードそしてボディカラーを決めて希望に近い車種を探すことは可能ですが、必ずしも希望するクルマを見つけられるとは限りません。

つまりカーリースは新車なので、自分の好きなクルマを自分のオーダーで入手できます。所有したあとの満足度が高いでしょう。

カーリースなら整備も心配ない

中古車は、新車と比較すると故障のリスクを伴うもので、整備をしっかりしてから納車してもらうことがほとんどでしょう。また年式や走行距離などによっては、購入後に整備が必要になることも少なくありません。しかし新車カーリースなら、整備にかかる費用は月額利用料金に含まれているので、別途持ち出しで負担する必要はありません。

カーリースは、新車なら整備の心配がありません。実は「中古カーリース」も存在し、こちらを選択してもしっかり整備されたクルマを用意されるので、ほぼ心配ないでしょう。仮に問題が起きてもリース会社ですべて対応するので、中古車購入のように後から次々に費用が発生することはありません。

中古車購入は安く購入できる

中古車の利点は、新車よりかなり安くクルマを購入できることです。現行モデルでも中古車であれば、数10万円どころか100万円単位で安く購入できることもあります。

さらに従来モデル、いわゆる型落ちの車種なら大幅に安く購入できるので、普段の足に2台目として使用するにはもってこいと言えるでしょう。

中古車は購入費用を抑えられるので、ローンを組む場合もかなり月の返済金を抑えられる魅力があります。特に高級車になるほど新車より安く購入できるので、ローンによる月の負担を抑えられる魅力があります。

中古車は故障リスクが高い

中古車は、走行距離や年式のほかに、前のオーナーの使用状況でクルマの状態は大きく異なります。つまりどの中古車も故障のリスクを抱えていると思ったほうが良いでしょう。

中古車でも、年式が新しく走行距離も少なければ故障リスクは低くなり、仮に故障してもメーカー保証の範囲内であれば安心です。しかし新車と中古車では、手に入れたときのクルマのスタートラインが異なることを理解しておく必要があります。

新車は、当然誰も使用していません。使用の始まりはオーナーです。しかし中古車は、前のオーナー―が使用して手放した時点がスタートラインです。その間にどれだけメンテナンスをしたのかにより中古車の程度は異なります。

中古車を選ぶとき、年式や走行距離のほかに、事故車でないかを確認するでしょう。しかし、「どれだけメンテナンスされてきたか」のほうが重要です。

つまり中古車は、新車とはまったく異なり、前のオーナーの使用状況で故障のリスクが伴うことが大きなデメリットと言えます。新車が定額で乗れるカーリースのほうが、安心して利用できると言えるでしょう。

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カーリースと購入費用の内訳の違い

カーリースと購入とでは、費用の内訳に大きな差が出てきます。内訳はカーリース会社により様々ですが、一般的には以下の2つの違いです。

  • 初期費用の違い
  • 維持費の違い

初期費用の違い

カーリースと購入における費用の大きな違いは、初期費用がかかるか、かからないかです。もちろん、購入するにしてもカーローンを使用すればかなり抑えられますが、初期費用のかからないカーリースとは内訳がまったく異なります。

購入の場合は現金とローンの2つが主な方法です。現金の場合は、購入価格のすべてを現金一括払いするので、まとまった資金が必要なのは言うまでもありません。そして、ローンの場合でも頭金を必要とする場合が多く、初期費用が数10万円以上かかるでしょう。

しかしカーリースなら毎月定額を支払うことで、自分のクルマとして使用できますから、契約時に支払う費用はまったくありません。つまり契約が成立すれば、毎月決まった費用を支払うだけです。

クルマを購入する場合、車両本体価格だけを支払えば乗れるわけではありません。車両を登録(ナンバーを取得)する諸費用や納車整備費用など、いくつかの項目で費用が発生してきます。つまりリースであれば、定額使用料金だけ考えれば良いですが、購入の場合は様々な諸費用をどうするか考える必要があります。

維持費の違い

クルマは購入したあとに維持費がかかります。しかし、カーリースを選択したときの維持費は月額使用料金に含まれるため、基本的に維持費を考える必要はありません。

クルマの維持費は、車検整備や自動車税、任意保険料など、ほぼ決まった費用が一定のサイクルでやってきます。このほか変動する費用として、使用する期間が長くなるほどメンテナンス費用が多くなります。

なかでも車検費用は、新車から3年、以後2年ごとに必ず訪れる維持費であり、10万円以上の出費が考えられることから、所有者にとっても負担に感じやすい費用のひとつです。

そして年に1回必ず訪れるのが、自動車税の納付と自動車保険(任意保険)の更新です。特に自動車税は、毎年クルマの排気量に応じて数万円の納税義務があるので、これも負担に感じる方が少なくないでしょう。

自動車保険(任意保険)も一般的には数万円から10万円以上の出費がかかり、所有する維持費の大きなウェイトを占めると言っても良いでしょう。

これらの費用は、クルマ所有者であれば負担しなければならず、それに向けて貯蓄(節約)している方も少なくないのではないでしょうか。一方カーリースの場合、これらの費用は月額使用料金に含まれているため、毎月の生活設計を立てやすく、しかも不意な出費を心配することもありません。

もちろん、エンジンオイルやオイルエレメント(フィルター)交換などのメンテナンスも必要ですが、これもカーリースのプランによっては月額使用料金に含まれることもあります。実質カーリースを利用するなら、定期的な出費に気を遣わなくても済むという点が大きなメリットになります。

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カーローンとリースを人気車種で比較

クルマを購入する場合、月の支払いを一定にする方法にカーローンがあります。カーローンは所有後の維持費がローンに組み込まれないので、毎月の支払額に差が出ます。そこでカーリースとどれだけ差があるのか、以下の人気5車種で比較してみました。

  • ホンダ N-BOXの場合
  • スズキ ハスラーの場合
  • ダイハツ タフトの場合
  • トヨタ アクアの場合
  • トヨタ C-HRの場合

ホンダN-BOXの場合

画像: ホンダN-BOX

ホンダN-BOX

ホンダ N-BOXの販売台数は、軽自動車と普通自動車の部門を合わせたてもトップを獲得するほどの人気車種なので、カーリースにおいても人気車種の1台です。ここではN-BOXを、カーローンとカーリースをそれぞれ5年契約とした場合で比較してみます。

カーローンで支払う費用MOTAカーリースカルモくん
車両本体価格
(カーナビ、ETC、
ドアバイザー、
フロアマットなど
オプション含む)
1,722,006円リース料金に含むリース料金に含む
購入時諸費用93,570円リース料金に含むリース料金に含む
頭金93,570円なしなし
毎月の支払額初回32,749円
2回目以降31,300円を59回払い
37,730円を60回払い32,480円を60回払い
5年間の維持費
(メンテナンスや
自動車税等)
自動税10,800×4=43,200円
法定12カ月点検
11,000円×3=33,000円
メンテナンス費用
10,000円×5=50,000円
車検100,000円
メンテナンスパック利用
4,290×36=154,440円
リース料金に含む
合計2,199,219円2,418,240円1,948,920円

※カーリースはMOTAカルモくんを参照
※ローンはホンダセルフ見積もりを参照(実質年率3.5%で計算)

残価設定しているリースの代表としてカルモくんを比較したところ、25万円以上も安くなるので、ローンで購入するよりかなり安くホンダ N-BOXに乗れることがわかります。

一方、ホンダ N-BOXをMOTAカーリースとカーローンで比較すると、約22万円MOTAカーリースのほうが支払総額では上回ります。しかし、ローンだと金利手数料が変われば支払総額が変わるので、この程度の差額は反転する可能性があるでしょう。

またMOTAのカーリースは、残価設定なしの契約を満了したあとクルマを所有に切り替えるシステムなので、走行距離制限もありません。つまり、どんなに使ってもどのように使っても問題がなく、その間に消耗品が発生すればメンテナンスプランで交換します。

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スズキハスラーの場合

画像: スズキハスラー

スズキハスラー

スズキハスラーは、軽自動車市場にSUV旋風を巻き起こした車種として人気があります。カーリースでも人気があるので、カーローンとカーリースの料金を5年で比較してみます。

カーローンを選択した場合の費用MOTAカーリースカルモくん
車両本体価格
(カーナビ、ETC、
ドアバイザー、
フロアマットなど
オプション含む)
1,665,675円リース料金に含むリース料金に含む
購入時諸費用85,540円リース料金に含むリース料金に含む
頭金0円なしなし
毎月の支払額初回35,136円
2回目以降34,500円×59回
36,080円×60回32,955×60回
5年間の維持費
(メンテナンスや税金)
自動税10,800×4=43,200円
法定12カ月点検
11,000円×3=33,000円
メンテナンス費用
10,000円×5=50,000円
車検100,00円
メンテナンスパック利用4,290円×36回リース料に含む
合計2,296,830円2,319,240円1,977,300円

※カーリースはMOTAカルモくんを参照
※ローンはスズキ見積もりシミュレーションを参照 実質年利6.8%

スズキ ハスラーは、ディーラーローンを組むより、カルモくんカーリースのほうがお得になることがわかります。詳細を比べると、残価設定タイプのあるカルモくんであれば約32万円も安くなり、5年間かなりお得にハスラーに乗れることになります。

契約満了後に自分のクルマになるMOTAカーリースは、カーローンより若干高い総支払額となりますが、ハスラーをフルに使用するとメンテナンス費用がかさむことも多いので、カーリースのほうがお得になる場合もあるでしょう。

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ダイハツ タフトの場合

画像: ダイハツタフト

ダイハツタフト

軽自動車のSUVとして、スズキのハスラーと人気を2分するのがダイハツ タフトです。特に全車ガラスルーフを採用することにより開放感ある室内空間を実現し、また角張った未来的なデザインが人気を呼んでいます。当然カーリースでも人気なので、ローンとカーリースの価格を5年契約で比較してみます。

カーローンを選択した場合の費用MOTAカーリースカルモくん
車両本体価格
(カーナビ、ETC、
ドアバイザー、
フロアマットなど
オプション含む)
1,944,370円リース料金に含むリース料金に含む
購入時諸費用車両本体価格に含まれるリース料金に含むリース料金に含む
毎月の支払額初回34,224円
2回目以降29,600円×59回
35,860円×60回34,022円×60回
最終回支払額472,000円なしなし
5年間の維持費
(メンテナンスや税金)
自動税10,800×4=43,200円
法定12カ月点検
11,000円×3=33,000円
メンテナンス費用
10,000円×5=50,000円
車検100,000円
メンテナンスパック利用4,290円×36回リース料金に含む
合計2,478,844円2,306,040円2,041,320円

※カーリースはMOTAカルモくんを参照
※ローンはダイハツの残価クレジットを参照 実質年率4.9%

ダイハツでは、ローンに残価設定型クレジットを用意しています。この残価設定型クレジットの支払額に維持費は含まれないですが、総支払額はMOTAやカルモくんといったカーリースよりかなり多くなります。

残価設定型クレジットも、最終回で残りを支払うと自分のクルマになりますが、それと似た方式として、残価設定をしないで契約満了のあとに自己所有に切り替えられるMOTAカーリースのほうが、トータルで安く自分のクルマにできます。

残価設定型クレジットは、月額の支払額が一定にできるメリットがありますが、同じ定額のカーリースのほうが充実したサービスなので、所有後の安心感が高いほか、トータルの支出は断然お得ということがわかります。

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トヨタアクアの場合

画像: トヨタアクア

トヨタアクア

世界トップレベルの低燃費と、コンパクトで取り回しがしやすいボディにより、初代から人気の高いトヨタ アクアは2代目になっても人気です。ここではローンとカーリースの価格を5年契約で比較してみます。

カーローンを選択した場合の費用MOTAカーリースカルモくん
車両本体価格
(カーナビ、ETC、
ドアバイザー、
フロアマットなど
オプション含む)
2,361,700円リース料金に含むリース料金に含む
購入時諸費用188,660円リース料金に含むリース料金に含む
頭金500,000円なしなし
毎月の支払額初回32,306円
2回目以降31,200円×60回
49,940円47,226円
5年間の維持費
(メンテナンスや税金)
メンテナンスパック3年
自動車税152,500円
メンテナンス2年分
10,000円×2=20,000円
法定12カ月点検
11,000円
メンテナンスパック利用4,290円×36回リース料金に含む
合計2,994,606円3,150,840円2,833,560円

※カーリースはMOTAカルモくんを参照
※ローンはトヨタの見積もりシミュレーションを参照 実質年率8.8%

トヨタ アクアをローンで購入する場合とカーリースを比べると、残価設定があるカルモ君のほうが約16万円安く5年間乗れます。また、残価設定なく最終的に自分のクルマになるMOTAカーリースと比較して差額は16万円ほど。ローンの金利や維持費の変動により反転することも考えられるだけでなく、MOTAカーリースなら、車検整備などのメンテナンスや税金の支払いなど面倒な手間が省けるほか、その都度心配する必要がありません。

この程度の差額であればあれば、余計な気苦労をせずに済むカーリースなら手軽にクルマを持ちたい方にとって便利と言えるのではないでしょうか。

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トヨタC-HRの場合

画像: トヨタC-HR

トヨタC-HR

コンパクトサイズのSUVとして2016年に登場したトヨタ C-HRは、スタイリッシュなデザインと取り回しのしやすい手ごろなサイズ感が人気です。もちろんカーリースでも人気がある車種なので、ローンとカーリースの費用を5年契約で比べてみました。

カーローンを選択した場合の費用MOTAカーリースカルモくん
車両本体価格
(カーナビ、ETC、
ドアバイザー、
フロアマットなど
オプション含む)
2,716,400円リース料金に含むリース料金に含む
購入時諸費用216,410円リース料金に含むリース料金に含む
頭金500,000円なしなし
毎月の支払額初回49,424円
2回目以降44,700円
60,500円×6052,396円×60
5年間の維持費
(メンテナンスや税金)
自動税30,500円×5=152,500円
法定12カ月点検
11,000円×3=33,000円
メンテナンス費用
10,000円×5=50,000円
車検100,000円
メンテナンスパック
4,290×36
リース料金に含む
合計3,519,224円3,754,440円3,143,760円

※カーリースはMOTAカルモくんを参照
※ローンはトヨタの見積もりシミュレーションを参照 実質年率7.8%

トヨタ C-HRを5年ローンで購入した場合では、残価設定ありのカルモくんなら、支払総額を約37万5000円も少なく済ませられます。また、契約満了後に自分のクルマにできるMOTAカーリースは、ローンより24万円ほど総額で高くなっていますが、ローンの金利や維持費の変動で反転する可能性があるでしょう。

ローンとカーリースを比べた場合、支払い総額の違いはそれほど大きくありません。むしろ、カーリースのプラン次第では、支払総額を大きく抑えることも可能でしょう。

しかもカーリースなら、車検や自動車税を捻出する心配もなく、毎月定額を支払うだけで5年間乗り続けられるので、クルマ所有で煩わしい手続きを省くならカーリースのほうがお得と言えます。

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カーリースと購入のそれぞれに向いている方

カーリースと購入とでは、それぞれ向き不向きがあります。ユーザーのライフスタイルの違いやクルマに対する価値観の違いで、クルマの所有方法を変えたほうが良いでしょう。

①カーリースに向いている方

カーリースに向いている方の特徴は、基本的な手続きだけでなくクルマに関するメンテナンスもお任せしたい方でしょう。向いている方の主な特徴は以下の4つです。

  • 初期費用を減らしたい方
  • クルマの支出を「見える化」して月額を一定にしたい方
  • 遠くへ出かける割合が少ない方
  • クルマのことに時間を割きたくない方

A.初期費用を減らしたい方

クルマは大きな買い物であり、購入時に高額な資金を必要とします。仮にローンを組んだとしても、頭金を用意しなければならないこともあり、手元に一定の資金がなければクルマは乗り出せません。よって、手持ち金がなくて初期費用を抑えたい方はカーリースに向いています。

クルマは店頭で表示されている車両本体価格で乗れるわけではなく、様々な諸費用がかかります。つまりクルマを購入するときの総額は、実際に商談して見積もりを取るまで見えないので、まとまった貯蓄がないとクルマの購入は厳しいと言えます。

カーローンであれば、クルマの支払総額すべてをローンとして借りられる場合もありますが、10万円単位以上での貸し付けとしている場合が多いので、端数は自己資金になる場合も少なくありません。その点カーリースであれば、すべての費用が月額で均等になるので、手元に資金がない方に向いているシステムと言えるでしょう。

B.クルマの支出を「見える化」して月額を一定にしたい方

クルマは、購入したあとも費用がかかります。所有しているだけで1度も動かさなくても、ナンバーを取得すると自動車税が課税されるので、かなり維持費がかかることを理解しなければなりません。維持費がすべて月額費用に含まれるカーリースなら、あとから発生する費用がないので、毎月の生活設計が立てやすいと言えるでしょう。

生活していると、様々な生活費がかかります。その中には固定費のほかに変動する食費や電気代などがありますが、クルマは不意なメンテナンスの発生などがあり、不定期に支出が発生する恐れがあります。

しかしカーリースであれば、クルマ所有後にかかる維持費がほとんど含まれるので、クルマの支出が月額の固定費として「見える化」できます。このようなことから、クルマの維持費を気にしたくない方に向いているサービスと言えるでしょう。

C.遠くへ出かける割合が少ない方

カーリースの契約では、走行距離制限が設けられていることがほとんどです。つまり、毎月の利用距離がそれほど多くならない方はカーリースに向いています。

走行距離制限を設けているカーリース会社は、1カ月あたり1000〜1500kmに設定していることが多く、年間に換算すると1万2000〜1万8,000kmの走行距離になるでしょう。

例えば、1カ月1000kmの走行距離制限が設けられている場合は、1カ月30日として1日の走行距離は約33kmです。つまり、通勤が片道15km以下であれば問題ない計算です。

しかし、休日にどこにも出かけない方は少ないでしょう。クルマがあれば少し足を延ばしてみたくなるものです。仮に1カ月に1回、少し遠出をして200kmを走行したとします。すると残り800kmですから、1日の走行距離は約27kmにまで落ちてしまいます。

つまりカーリースを使用するなら、遠くに出かける割合が少ないか、毎日の運転距離がそれほど多くない方に限られるでしょう。

D.クルマのことに時間を割きたくない方

クルマを所有すると、必ずメンテナンスが付きまといます。もしメンテナンスを怠るとクルマは思わぬ故障を起こし、走行不可になる恐れもあるでしょう。そこで、定期的にメンテナンスプランを立てる必要がありますが、そういった時間がもったいないと感じる方にはカーリースが向いています。

クルマには、定期的に交換する部品が数多く存在します。それぞれ走行距離や使用期限が決まっており、それらをクルマの所有者が把握して、定期的にメンテナンスしなければなりません。つまり、購入ではこれらの整備を自分で手配する必要があります。

しかし、カーリースにあるメンテナンスリースを利用すると、クルマにかかるすべての費用が月額使用料に含まれているので、定期交換部品もカーリース会社が責任を持って対応してくれます。つまりカーリースを利用すれば、クルマのメンテナンスを心配する必要も、それに関する手続きに多くの時間を取られることがありません。

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②購入に向いている方

クルマを手に入れる方法は、昔から購入することがオーソドックスです。購入することは、家庭用品と同じように自分の所有物にできますが、クルマを所有するには様々な苦労が待っています。所有すると訪れる特徴は様々ですが、購入に向いている主な特徴は以下の4つです。

  • クルマのことは自分で決めたい方
  • まとまったお金があり税金や車検の支払いが苦にならない方
  • クルマを好きなようにカスタムしたい方
  • 走行距離が多くなりがちな方

A.クルマのことは自分で決めたい方

クルマを購入すると、クルマの維持に関することは自分で決めなければなりません。特にメンテナンスは、オーナーにとって選ぶ方法が何通りもあるので、これらを自分の裁量で決めたい方は購入に向いています。

クルマにはメンテナンスがつきもので、その一つにエンジンオイル交換があります。エンジンオイルは多くのメーカーが販売しており、その性能もメーカーごとで様々です。このほかにも様々な定期交換部品がありますが、どれも多くのメーカーから販売されており、オーナーが好きなように選べる特徴があります。

また整備工場も自由に選ぶことが可能で、昔から付き合いのある整備工場で安心してメンテナンスを受けられるのも、購入した方のメリットでしょう。

つまり購入すれば自分のクルマなので、整備で交換する部品も自分で好きなように選ぶことが可能です。しかしカーリースを選んでしまうと、リース会社が指定する交換部品での整備になり、オーナーの意見は取り合ってもらえません。

B.まとまったお金があり税金や車検の支払いが苦にならない方

クルマの購入は高額な資金が必要なので、まとまった購入資金がある方や、購入後に訪れる車検費用などが苦にならない方に向いています。

カーリースとの大きな違いは、カーリースは毎月の支払額が固定費となりますが、購入では維持費を固定費にできないことでしょう。つまり購入を選ぶ方は、購入時だけでなく手に入れたあとも生活費以外に余裕がある方が向いています。

最近のクルマは故障することも少なくなったので、購入後にトラブルに見舞われることはほぼありません。しかし、年1回の自動車税は購入者にとってかなりの負担になるほか、新車なら初回3年目、以後2年に1回訪れる車検は、大きな出費になります。

これらの出費は、購入すると必ずオーナーを直撃しますが、これらの費用の捻出が問題ない方であれば、購入を選んでもクルマを所有し続けられるでしょう。

C.クルマを好きなようにカスタムしたい方

カーリースは、自分のクルマのように利用できるとはいえ、借りものであることに変わりありません。つまりカーリースのクルマにカスタムは許されていません。しかし購入であれば自分の所有物になるので、自由に自分好みにカスタムできるので、カスタム好きの方は購入が向いています。

クルマは、足として利用できれば良いという方だけではありません。せっかく所有したクルマであれば、自分好みにカスタムして乗りたい方も多くいます。

カスタムには、見た目だけでなく乗り味も大きく変えられるパーツが車種ごとに販売されているので、オーナー好みにカスタムするのは意外に容易いと言えます。

カスタムのイメージには、大掛かりなパーツを付けて純正からかけ離れたクルマになることを想像する方も少なくありませんが、ちょっとしたパーツの取り付けもカーリースでは禁止していることが少なくありません。

そこで、クルマを所有して装着したいパーツがあるなら、購入を選んだほうが安心と言えるでしょう。

D.走行距離が多くなりがちな方

走行距離制限を設けているカーリースが多くありますから、もし普段から走行距離が多くなりそうであれば、購入したほうが安心です。

走行距離制限はリース会社ごとで異なりますが、毎日の通勤で数十km走行し、毎週ドライブに出かけたいという方は、カーリースの走行距離制限に引っかかってしまうでしょう。そこで、ひと月の走行距離が数千km程度になりそうなら購入することをおすすめします。

また、毎日の走行距離はたかが知れていても、実家までクルマによる帰郷が多い方で、その片道距離がかなりあるなら購入したほうが安心でしょう。例えば、東京から片道300kmを毎週走行していると1カ月で2400kmになってしまい、ほとんどのカーリース会社の走行距離制限を超えてしまいます。

まとめ

カーリースは毎月の費用が一定なので、計画的にクルマが保有できる利点がある反面、走行距離制限やカスタムできないサービスが多いことから、向き不向きがあると言えるでしょう。

とはいえ、カーリースは必要な維持費が含まれた月額利用料金で自分のクルマのように利用でき、メンテンナンス費用の心配がないので、ローンで購入するよりお得な場合も多いと言えます。

カーリースと購入では、それぞれメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶと素敵なカーライフを送れることでしょう。

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