2022年8月1日、トヨタはミドルセダンの「カムリ」を一部改良して発売した。また、ダイハツにOEM供給している「アルティス」も同様に一部改良して発売した。
インテリアカラーにはオーカーを新設定
カムリは、トヨタのミドルクラス セダンだ。初代は1980年に登場し、現行型は2017年に発表された10代目にあたる。先代までは日本よりも米国市場で人気が高かったが、TNGAに基づいてプラットフォームやパワートレーンを新開発した現行型は日本でも人気が高まっている。
今回の一部改良の内容は、以下のようなものだ。
●ボディカラーに「エモーショナルレッド III」と呼ばれる、より鮮やかで深みのある赤を新設定した。
●内装色に、オーカー(黄土色)を新設定した(G レザーパッケージ)
●充電用USB端子を「タイプA」から「タイプC」に変更した(WS レザーパッケージ、WS、G レザーパッケージ、G)
これ以外のパワースペックや内外装の装備などには変更はない。主なグレードと車両価格(税込)帯は、2WD(FF)がXの349万5000円〜WS レザーパッケージの448万4000円。4WD(E-Four)がXの369万3000円〜WS レザーパッケージの468万2000円となっている。パワートレーンは、いずれも2.5L 直4ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドのみ。
また、ダイハツにOEM供給されているアルティスも、同様の一部改良を受けた。こちらはGのモノグレード設定で、車両価格(税込)は、2WD(FF)が406万3000円、4WD(E-Four)が426万1000円となっている。