近年はSUVを中心に展開するシトロエン。初のBEVモデルのË-C4を導入し、今後、フラッグシップモデルであるC5 Xの導入も期待される。(Motor Magazine 2022年9月号より)

待ち遠しいフラッグシップCX 5の日本上陸

このところ日本での販売が右肩あがりのシトロエンは、直近ではひときわユニークなスタイルのC4の導入が大いに話題となっている。シトロエンにとってはしばらく空白となっていた伝統のCセグメントハッチバックの復活であり、初のBEVとなるもラインナップされた。

画像: 復活した伝統のCセグハッチバック「C4」。クロスオーバーSUVスタイルのC4。ICEモデルには1.2L直3ガソリンエンジンと1.5L直4ディーゼルターボエンジンが用意される。柔らかな乗り心地も特徴。(New 2022年1月22日発売)

復活した伝統のCセグハッチバック「C4」。クロスオーバーSUVスタイルのC4。ICEモデルには1.2L直3ガソリンエンジンと1.5L直4ディーゼルターボエンジンが用意される。柔らかな乗り心地も特徴。(New 2022年1月22日発売)

伝説のハイドロニューマチックを現代的に解釈したプログレッシブ ハイドローリック クッション(PHC)によるしなやかな乗り心地も評判を呼んでいる。

内外装デザインの変更やエンジン出力向上など大幅改良を実施してまもない人気のC3エアクロスSUVは、7月に待望のディーゼルモデルが追加された。120psと300Nmを発生する1.5LL直4のクリーンディーゼルに6速ATを組み合わせる。

また、約1年前に欧州で発表された新たなフラッグシップモデルとなるC5 Xも、そう遠くないうちに日本に導入されることが期待できる。きわめて独創的なスタイリングをまとうのは見てのとおり。パワートレーンには現状、1.6L直4ガソリンターボと、それを電動化したPHEVが用意されている。

なお、海外にはユニークな小型EVのAMIもラインナップされているのだが、日本への導入はいまのところ未定のようだ。(文:岡本幸一郎/写真:井上雅行、ステランティス)

画像: 新たなフラッグシップはステーションワゴン「C5 X」。個性的なV字型のシグネチャーライトをフロントとリアに採用し、スタイリッシュなエクステリアデザインをもつ。全長4805mm、全幅1865mm、高さ1485mm、ホールベースは2785mmとDセグメントのステーションワゴンだ。(Coming Soon 2022年 日本導入予定)

新たなフラッグシップはステーションワゴン「C5 X」。個性的なV字型のシグネチャーライトをフロントとリアに採用し、スタイリッシュなエクステリアデザインをもつ。全長4805mm、全幅1865mm、高さ1485mm、ホールベースは2785mmとDセグメントのステーションワゴンだ。(Coming Soon 2022年 日本導入予定)

シトロエン C3 エアロクロスSUV ブルーHDi 主要諸元

全長×全幅×全高:4160×1765×1630mm
ホイールベース:2605mm
車両重量:1380kg
エンジン種類:直4ディーゼルターボ
総排気量:1498cc
最高出力:88kW(120ps)/3750rpm
最大トルク:300Nm/1750rpm
トランスミッション:6速AT
駆動方式:FF

シトロエン C4 主要諸元

全長×全幅×全高:4375×1800×1530mm
ホイールベース:2665mm
車両重量:1380kg
エンジン種類:直4ディーゼルターボ
総排気量:1498cc
最高出力:96kW(130ps)/3750rpm
最大トルク:300Nm/1750rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:FF

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