2022年9月8日、ホンダアクセスは新型のホンダ ZR-V用の純正アクセサリーを初公開した。そのディティールを写真で紹介していこう。

ホンダ ZR-Vとは?

ホンダの新型「ZR-V」はシビックをベースにしたミドルサイズSUVで、2022年内の発売を予定していたのだが、慢性的な半導体不足や不安定な海外情勢などの複合的要因により、一部部品入荷の遅れが発生しているため、2023年春に発売開始が延期された。

画像: ホンダ車としては史上初のタテにスリットが入ったフロントグリルが、新型ZR-Vの特徴のひとつ。

ホンダ車としては史上初のタテにスリットが入ったフロントグリルが、新型ZR-Vの特徴のひとつ。

詳細なスペックは現在公表されていないものの、先行して販売されている北米仕様(現地名称HR-V)のボディサイズは、全長約4567mm×全幅約1839mm×全高約1610mm。先代モデルが存在しない、完全な新生モデルである。

エクステリアは「プレミアム(Premium Style)」をスローガンに、ZR-Vのデザイン的個性を引き立たせた調和のとれた存在感を演出している。そのため、ZR-Vの大きな特徴である縦型フロントグリルを含めたフロントフェイスには、あえて手がつけられていない。

一方で、ドアミラーカバーやリアライセンスガーニッシュなどのボディサイドにあるパーツはブラックに統一。また、ボトム部は、フロントロアースカート、サイドロアーガーニッシュ、リアロアーガーニッシュなどのアイテムをシルバー系でまとめている。

設定された純正パーツは「上品で控えめ」

インテリアは白色で統一されたイルミネーションが印象的で、いずれもほのかに発光するLEDを使用。これらは、センターコンソールボックスやフットライト、ドアポケットなどに選択できる。

画像: インテリア。中央のディスプレイは8インチから11.4インチまでサイズが選択でき、ドライブレコーダーやスピーカーオプションも選択可能。

インテリア。中央のディスプレイは8インチから11.4インチまでサイズが選択でき、ドライブレコーダーやスピーカーオプションも選択可能。

ちなみに、インテリアだけでなく、乗り込む際に重要なサイドシル部分には「サイドステップガーニッシュ」が用意され、フロント側はドアの開閉に連動してシーケンシャルに点灯するので、ドライバーが乗り込む際のやる気を高めるようになされている。

また、ボディサイドには、前輪後方のサイドシル下部から後ろに向かって斜めに投射することで、光の濃淡でグラデーションを演出する「パドルライト」も選択できる。

テールゲート(リアハッチ)内側下部には、開閉連動型でこれまたシーケンシャルに点灯する「リアパネルライニングカバーイルミネーション」も用意され、荷物の積み込み時にも楽しめるようになっている。

そのほか、11.4インチの巨大ディスプレイを備えたHonda CONNECTナビやドライブレコーダーなど、実用性を高めるパーツも充実している。

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