2022年8月26日、F1第14戦ベルギーGPがスパ・フランコルシャンサーキットで開幕する。3週間のサマーブレイクを終え、いきなりベルギー→オランダ→イタリアと続く3連戦がスタート、シーズンはここから13週で9戦が行われる過密スケジュールに突入する。この3連戦の結果がチャンピオンシップの行方に大きく左右することになるのは間違いない。

レッドブルとフェラーリの2強の構図はどう変わる!?

2022年F1シーズンもいよいよ後半戦に入る。シーズン前半戦の終盤、レッドブルの地元で行われた第11戦オーストリアGPでフェラーリのシャルル・ルクレールが快勝。これで流れが変わるかと思われたが、続く第12戦フランスGP、第13戦ハンガリーGPではあろうことかフェラーリは自滅。レッドブルのマックス・フェルスタッペンがこの2戦で優勝したことから、フェルスタッペンとルクレールのポイント差は80点、レッドブルとフェラーリの差が97点と、両選手権ともに一方的な展開となっている。

それだけにフェラーリはこの3連戦で一気にポイントを稼ぎたいところだろう。3週間のサマーブレイクでマシンをどこまでアップデイトしてくるか注目したい。

後半戦の注目チームは、メルセデスだろう。シーズン序盤はポーポシング現象に悩まされたが、その問題もほぼ解決、レッドブルとフェラーリにとって厄介な存在となってきそうだ。実際、フェラーリが自滅した第12戦フランスGP、第13戦ハンガリーGPでは連続してダブル表彰台を獲得している。

もうひとつの注目は、ベルギーGPから適用される新しいマシンレギュレーション。ポーポシング現象に対応して加えられたスキッドプレートやフレキシブルフロアへの規制がレースにどんな影響を与えるのだろうか。

画像: 右に緩くカーブしながら高低差80mを一気に駆け上がる「オールージュ」。スパ・フランコルシャンはマシンにもドライバーにも厳しいサーキットとして知られている。

右に緩くカーブしながら高低差80mを一気に駆け上がる「オールージュ」。スパ・フランコルシャンはマシンにもドライバーにも厳しいサーキットとして知られている。

■2022年F1ドライバーズランキング(第13戦終了時)

1位 M.フェルスタッペン(レッドブル)258
2位 C.ルクレール(フェラーリ)178
3位 S.ペレス(レッドブル)173
4位 G.ラッセル(メルセデス)158
5位 C.サインツ(フェラーリ)156
6位 L.ハミルトン(メルセデス)146

■2022年F1コンストラクターズランキング(第13戦終了時)

1位 レッドブル 431
2位 フェラーリ 334
3位 メルセデス 304
4位 アルピーヌ・ルノー 99
5位 マクラーレン・メルセデス 95
6位 アルファロメオ・フェラーリ 51 
7位 ハース・フェラーリ 34
8位 アルファタウリ・レッドブル 27

今年、路面が改修されたことがポイントになるか

では、ベルギーGPが行われるスパ・フランコルシャン(Circuit de Spa-Francorchamps)はどんなサーキットなのだろうか。

スパ・フランコルシャンサーキットは、ドイツとの国境に近いアルデンヌの森の中に位置する、アップダウンの激しい山岳コース。1周の4分の3がフルスロットルとも言われ、7kmにおよぶロングコースの平均速度は240km/hを上回る。

そのため、パワーが求められる上に、タイヤへの負担が大きく、とくにタイヤのマネージメントが重要となる。また、全長の長いサーキットだけに電気エネルギーのマネジメントも課題となる。

右に緩くカーブしながら高低差80mを一気に駆け上がる「オールージュ」、急激な下り坂の先にやってくる連続する左コーナー「プーオン」が名物コーナーとされるが、この2つのコーナーだけでなく、ハイスピードでテクニカルな下りコーナー、高速からのハードブレーキングとうねりなど、一瞬たりとも気の抜けないタフなサーキットだ。

さらにこれに変わりやすい天候(スパウエザーと呼ばれる)が加わり、レースは非常に難解なものになる。突然の降雨によりコースの一部だけがウエットとなることも珍しくなく、1周の距離が長いためタイヤ交換の判断の遅れが大きなタイムロスを招くこともある。

なお、サーキットは今年路面が改修され、ターン2と4、およびターン8と9の間のアスファルトが新しくなり、バンプが取り除かれている。また、ターン1、6、7、および9にグラベルトラップが追加されている。

画像: スパ・フランコルシャンサーキットのコース図。全長は7kmと長く、森林地帯にあるためアップダウンが激しいのが特徴。

スパ・フランコルシャンサーキットのコース図。全長は7kmと長く、森林地帯にあるためアップダウンが激しいのが特徴。

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