「氷に効く・永く効く・雪に効く」の三拍子が揃った横浜ゴムの最新スタッドレスタイヤ「iceGUARD7(アイスガードセブン) iG70」を、真冬の北海道・旭川でテストドライブ。特設コースから一般道へ出かけてみれば、高速道路や深雪の坂道でもまったくもって不安なし、だった。

たとえ雪に不慣れでも一般道、高速道路ともにのんびり安心

画像: 道央自動車道、深川ICを降りて国見峠展望台へ向かう。いかにも北海道的な一直線の上り坂は、ほどよく雪が残っていてiG70の「雪に効く」実力を試すにはうってつけだった。ただし展望台手前は深く積もった雪が除雪されておらず、この写真を撮ったところで行き止まり。なるほど、交通量が皆無なわけだ。

道央自動車道、深川ICを降りて国見峠展望台へ向かう。いかにも北海道的な一直線の上り坂は、ほどよく雪が残っていてiG70の「雪に効く」実力を試すにはうってつけだった。ただし展望台手前は深く積もった雪が除雪されておらず、この写真を撮ったところで行き止まり。なるほど、交通量が皆無なわけだ。

公道では新しいiG70のみ(試乗車:トヨタ カローラツーリング FF)のテストドライブとなった。時間的にも余裕があったので、物は試しと高速道路を1区間だけ試乗してみることにした。往路は旭川市内から旭川鷹栖ICで道央自動車道にのり、深川ICまで約30kmをそれなりのペースで走行、復路は国道12号線をトコトコ戻る経路だ。

やや雪まじりの天候ではあったが道央自動車道の路面は除雪されており、ところどころに薄っすらと白いものが被っている。気温は2度から0度ほどと、北海道的には普通に寒い。

最高速度はところどころで50km/hに制限されていたが、高い剛性感は変わらず安心感をもたらしてくれる。周囲にクルマはいなかったものの、道路の表示で2車線を分ける白線がほぼ確認できていたのでACCをオン。レーントレーシングアシストの反応に違和感はなく、クルマ任せでのんびり走らせることができた。フラットな路面では乗り心地にも落ち着きがあって、不快感はない。

画像: 道央自動車道の長い下り坂。ところどころに雪が残るものの、路肩側の白線もしっかり見えている。おかげでレーントレーシングアシスト機能はしっかり作動して、安全なクルージングをサポートしてくれた。

道央自動車道の長い下り坂。ところどころに雪が残るものの、路肩側の白線もしっかり見えている。おかげでレーントレーシングアシスト機能はしっかり作動して、安全なクルージングをサポートしてくれた。

深川で一般道に下りて、雪深い坂道を探してウロウロ。国見峠展望台なる地名を見つけて目指してみると、想像以上にキツめの勾配を持った雪やや深めの坂道に遭遇した。ここでは静止状態からの坂道発進を試してみたが、クルマ任せで普通にグイグイ上っていく。なんの不安も覚えることはない。

どちらかと言えば雪に不慣れな人でも、これならとくに気を張ることなく、北海道ドライブを楽しむことができそうだ。もちろん、公道ではさらに過信は禁物であることを、忘れてはいけない。街中で交差点のそこかしこに積もった雪が踏みしめ磨かれているところなどでは、思った以上に減速できないケースもありうる。

もうひとつ、剛性の高さという魅力とのトレードオフとでもいうべきか、荒れ気味の一般道路面では、ややキツめのハーシュが伝わってきたことには触れておいた方がいいだろう。今回は気温が低い積雪地域での試乗だったが、たとえば比較的路面温度が高めのドライな高速道路での挙動なども、興味がある。

スタッドレスとしては異例なほどにしっかり感に富んでいるからこそ、折を見て、気温高めの東京都内から東北・北陸地方への「スキーに行くぞ~的」テストドライブなどにもチャレンジしてみたい。そんな気にさせてくれる「アイスガード7 iG70」だった。

画像: アイスガード7 iG70のサイズ展開は13インチ~21インチまでで、114種類。多彩な車種にフィットする。

アイスガード7 iG70のサイズ展開は13インチ~21インチまでで、114種類。多彩な車種にフィットする。

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