13年ぶりに国内復活を果たしたトヨタ ハイラックスは、若い世代にも受け入れられて中古車市場で高い人気を誇っています。古いモデルも、その希少性から欲しいユーザーも多く、思いがけない高額買取が期待できるでしょう。ここではハイラックスの買取価格を公開し、高く売却するポイントをお伝えします。
ハイラックスは、もともと商用車として国内で活躍したモデルです。ボンネットを持つスタイルのため荷台が短く、積載性能を求めるユーザーはキャブオーバータイプを選ぶ傾向にあったため、2004年を最後に国内から姿を消していました。
しかし、根強いハイラックスファンが多く見られたこともあり、約13年の時を超えてハイラックスの国内販売が開始されています。
現行モデルは発売から5年程度と日が浅く、中古車市場での球数も少ないので、かなり良い買取金額を提示される傾向にあります。古いハイラックスも、その希少性から高額取引されているので、ハイラックスであれば買取価格はかなり良い金額を期待できるでしょう。
ここでは、楽天Car車買取からの情報提供のもと、ハイラックスの実勢買取価格を公開し、少しでも高く買取してもらうポイントをお伝えします。
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ハイラックスの買取価格データを公開！
トヨタ ハイラックスが登場したのは1968年。高度成長の日本を支える多くの企業の相棒として活躍してきました。
その後、6代目まで国内販売されてきましたが、キャブオーバータイプより荷物を積めなかったこと、さらにピックアップトラックを自家用として使用する文化が根付かなかったことから需要も落ち込み、2004年に国内販売を終了します。
しかし2017年9月、13年ぶりにハイラックスが国内に返り咲きました。今までの商用ニーズ主体ではなく、4WDのみの設定で車高を高く、クロカン仕様としての復活です。
もともとハイラックスには根強いファンも多く、古いタイプでも人気が高い傾向にあります。新型が投入されたことで、さらにピックアップトラックへの注目度も上がり、ハイラックスは中古車市場でも人気がある車種です。
2004年以前のハイラックスの実勢買取データ
古いタイプのハイラックスも人気があり、中古車市場に流通しています。主に5代目と6代目が中古車買取市場では主流で、ボディデザインや装備が異なるのも古いハイラックスの特徴です。
商用ユース向けに販売された「ハイラックスピックトラック」、一般ユース向けの「ハイラックススポーツピックアップ」、そして派生モデルの「ハイラックスサーフ」の3タイプに分けられます。どのタイプも人気ある旧車として買取が盛んです。
5代目ハイラックス。
気になる買取価格は以下のとおりでした。
| 2004年以前のシリーズ名 | 買取総額 |
|---|---|
| ハイラックススポーツピックアップ | 525,800円～912,000円 |
| ハイラックスピックアップトラック | 1,015,000円～1,497,000円 |
| ハイラックスサーフ | 340,000円～1,409,500円 |
※情報提供：楽天Car車買取
表のハイラックスのほとんどは1990年代であり、20年以上前のクルマです。本来、ここまで古くなると買取価格は10万円も付けばマシなほうで、大抵0円となるでしょう。しかしハイラックスは、100万円を超える買取価格を叩き出す個体も存在し、市場で人気が高いことがわかります。
ここまで古くなると、買取価格を決定する要素は年式ではなく、主に「クルマの状態」となります。特に、外装の傷や凹み、内装の傷や擦れなど、壊れた部分がないかなどを査定するので、キレイな外観なら買取価格に期待できるでしょう。
また、カスタムされることも多いハイラックス、中古車市場でも綺麗にカスタムされた古いハイラックスは、かなりの高額で販売されています。完成度高いカスタム車両は高額査定を期待できるでしょう。
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現行モデルの実勢買取データ
2017年に登場したハイラックスは、若い世代には初めて触れるクルマであることや、昨今のアウトドアブームもあいまって人気が高まっています。
登場から5年足らずなので、中古車市場にはそれほど個体は多くありません。つまり、人気があるのに売れる中古車が少ないことから、仕入れたい買取店も多いのが特徴です。
気になる買取価格は以下のとおりです。
| 年式 | 買取総額 |
|---|---|
| 2017年 | 3,078,700円 |
| 2018年 | 2,668,600円～2,953,700円 |
| 2019年 | 2,598,700円～3,297,200円 |
| 2020年 | 3,469,000円～4,113,000円 |
| 2021年 | 3,869,000円 |
| 2022年 | 4,430,000円～4,837,000円 |
※情報提供：楽天Car車買取
年式が新しくなるにつれて買取価格も上昇しているので、年式相応の買取がされていると言えます。2020年のマイナーチェンジ後からの価格は、新車価格を上回る400万円超えの個体も存在しており、中古車市場での人気の高さが窺えます。
ハイラックスも他の新車同様に、コロナやウクライナ侵攻、そして半導体不足などの影響から、生産や納期が定まらない状況です。そのため、ハイラックスの中古車価格は新車価格をはるかに上回ることもとても多くなっています。
中古車価格が高額ということは、当然買取価格にも影響を及ぼします。状態やグレードなどによっては、新車車両本体価格を上回る価格で買取してもらえることを期待しても良いでしょう。
ただし、トヨタも増産体制に入っていることから、いつまでもこうした状況が続くとは限りません。現行モデルを売ろうと考えているなら、少しでも早く売却活動を開始することをおすすめします。
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ハイラックスの中でも高額査定が期待できるモデルやグレードは？
ハイラックスは、古いタイプにもそれぞれ魅力あるモデルやグレードは存在しますが、古いハイラックスの買取価格にグレードはあまり関係ありません。
高額買取が期待できる車種は現行モデルであり、主に以下の3つが注目すべきポイントです。
- ①上級グレードのZは期待大
- ②多彩なオプションを装備した個体
- ③ボディカラーがブラックの個体
①上級グレードのZは期待大
ハイラックスを求めるユーザーは、個人ユーザーのほかに法人ユーザーも多く見られます。大きな違いは、個人ユーザーは装備面が充実したハイラックスを選ぶのに対し、法人ユーザーは最低限の装備で購入します。
一般買取店の顧客の多くは個人ユーザーですので、装備が充実した上級グレードの「Z」のほうが買取価格は期待できるでしょう。
また、ハイラックスのグレード構成は標準の「X」と「Z」の2種類ですが、特別限定車Z “Black Rally Edition”が2019年に投入され、これが頭一つ抜きん出て人気です。
カスタムを楽しみたいひとはエントリーモデルの「X」を選択する傾向にありますが、実際に大幅なカスタムをするひとの絶対数は多くないので、「Z」に人気が集まっています。
このほか、安全装備が充実していることも「Z」人気を押し上げています。2019年の一部改良からプリクラッシュセーフティなどの安全装備が充実していることも、「Z」が買取で期待できる理由でしょう。
②多彩なオプションを装備した個体
ハイラックスはピックアップトラックですが、カスタムすると魅力あふれるクルマに変わります。メーカーでも多くのアクセサリーパーツを販売しており、使い勝手を良くするアイテムや見た目をクールに変化させるオプションを装備していると、買取で期待が高まります。
ピックアップトラックなので、荷台に荷物を載せることもあるでしょう。しかし、オプションを一切チョイスしない新車の荷台は、ボディと同じスチールのままです。その状態だと荷物で傷が付いてしまうので、ベッドライナーが装備されていると評価が上がります。
このほか、見た目をスポーティに演出するTRDセレクションやGRパーツを装備していると評価が高いでしょう。フロントバンパープロテクターも人気なので、装備していると高評価に繋がります。
これらのオプションをセンス良く装備していると、買取でかなり良い金額が提示される可能性が高まります。
③ボディカラーがブラックの個体
ピップアップトラックであるハイラックスの人気ボディカラーは、定番のホワイトではなくブラックがNo.1となっています。次いでシルバーとダークブルーマイカが続きます。
特に汚れが目立たないシルバーは人気カラーで、アウトドア利用するひとから支持されているボディカラーです。
一方のダークブルーマイカは、RAV4をはじめとするSUVに採用されるトヨタ定番のカラーです。ブラックのパーツを取り入れることで、迫力あるクロカンスタイルとしてハイラックスが映えることから人気あるカラーです。
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トヨタ ハイラックスの売却時に覚えておきたいこと2つ
トヨタ ハイラックスは、買取市場で非常に価値の高いクルマです。以下2点を抑えた上で売却活動に臨むと良いでしょう。
- ①古いハイラックスも需要があるので廃車と決めつけない
- ②故障が多くても高く売れる業者がある
①古いハイラックスも需要があるので廃車と決めつけない
古いハイラックスで、ボロボロだからと廃車を選ぶ方もいます。しかし走行できる状態なら、ハイラックスは基本的に買取を断られることはありません。
年式が古くなると、走行距離も多くなり故障も増えてきます。外観が綺麗なのにエンジンや走行装置などに不具合があると、そろそろ廃車と考えることでしょう。しかし、よほどエンジンに大きなダメージがない限り、再販できるクルマとして買取が可能です。また、どうしても再販が不可能でも、人気があるハイラックスなら部品として買取してくれる業者はかなり多いでしょう。
たとえボロボロでも、一度は中古車買取業者で査定してみましょう。どうしても買取価格が付かないときは、輸出業者や廃車買取に相談することをおすすめします。何はともあれ、売却を諦める必要はありません。
②故障が多くても高く売れる可能性はある
新旧を問わず、故障箇所のあるハイラックスは一般中古車買取で高額査定を望めないでしょう。しかし丈夫なハイラックスは、多少の故障は問題ないと判断する業者も多いので、諦めずに多くの買取業者で査定することをおすすめします。
ハイラックスは海外で人気の車種で、なかでも新興国で活躍しています。現行モデルのハイラックスはタイのトヨタモータータイランドで生産・日本に輸入されているため、海外での修理はお手の物です。
そこで、故障があって国内では修理費用が高くなり販売できないと言われたなら、輸出を専門とする業者に相談すると良いでしょう。特に日本国内で使用されたハイラックスは、海外で使用されたハイラックスより程度が良いことで知られており、故障していても思わぬ高値を提示されることも少なくありません。
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ハイラックスを高く売却するポイント4つ
リセールバリューが良いハイラックスは、アポなしで買取業者で査定しても高額査定を提示してもらえることが多いでしょう。しかし、その買取価格はその店舗で出せるギリギリの価格ではありません。
高額査定を引き出すには、査定比較することやクルマを綺麗に見せることがポイントです。特に以下の4つのポイントを実践すれば、思いもよらない高額査定を引き出せる可能性が上がります。
- ①できるだけ多くの買取業者で査定する
- ②専門買取店も査定候補に入れる
- ③内外装はできるだけ綺麗に
- ④整備記録簿を準備する
①できるだけ多くの買取業者で査定する
ハイラックスの売却では、1店舗の買取店が出す査定額に満足せず、他の店舗でも査定して比較することが重要です。
買取業者が提示する査定額は、査定した店舗ごとで異なります。例えば5店舗で査定すれば、5つの査定額を提示されるでしょう。
ここからが重要なポイントです。一番高く査定額を付けた買取額を2番目と3番目の査定額を出した店舗に提示します。もし一番高い査定額を超える査定額を提示されたら、さらにその査定額を最初に一番高く査定した業者に提示してみましょう。
このように、査定業者の査定額を他の業者に提示して交渉することで、高額査定を引き出せます。ただし、あまりしつこくすると交渉が破談してしまうので、査定士の顔色を窺いながら査定交渉すると良いでしょう。
②専門買取店も査定候補に入れる
ハイラックスは人気の高いクルマなので、専門店が存在します。もちろん知識も特化しているので、適正な査定を期待できる点がメリットです。
また、古いハイラックスの場合は旧車買取専門店、カスタムしている場合はカスタムカー専門店なども候補に入れましょう。
A.ハイラックス買取専門業者は適正査定に期待
ハイラックスは多くの専門店がありますが、買取も専門に行う業者があるので、一般買取で良い結果が得られないならハイラックス専門買取業者に相談すると良いでしょう。
ハイラックスは、国内より海外のほうが人気がある車種です。専門に扱う業者なら、売却したいハイラックスをどのルートに流せば高く売れるかわかっています。
また、ハイラックスは歴史が長いクルマなので、古い車種から現行まで多く存在します。SUV専門業者よりハイラックスを扱う業者のほうが知識もルートも豊富ですから、高く売却できるでしょう。
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B.古いハイラックスは旧車専門業者に相談
古いハイラックスは一般中古車買取でも買取していますが、適正に評価できる業者でなければ、二束三文の査定額しか提示されません。そこで、古いハイラックスは旧車専門買取に相談しましょう。
古くなると状態の良い個体が減ってきます。時間が経つほど古い個体は程度が悪くなるため、それを理解できる買取業者でなければ高額査定は難しくなります。
また、6代目が販売されていた時期はカスタムブームと重なっており、荷台をスムージングしたり、ローダウンまたはリフトアップした個体も多く見られます。しかし古いハイラックスは、走ることさえできれば、どのようなハイラックスでも希少性からかなりの高値を予想されます。専門知識を持つ旧車買取業者で査定しましょう。
C.カスタムパーツを取り付けているならカスタム専門業者で査定
ハイラックスは、カスタムすることを前提に購入する人も少なくありません。そこで、カスタム多数ならハイラックスのカスタムを得意とする買取業者で査定しましょう。
ハイラックスのカスタムジャンルのほとんどはドレスアップです。見た目を大きく変わえるカスタム車両は、古いハイラックスも現行モデルも買取はどこでも行えます。しかし、専門店であれば装着しているパーツの知識を豊富に持っているので、一般買取より専門店のほうが高額査定を出してくれるでしょう。
カスタムされたハイラックスを適正に査定できる業者は、ハイラックスを専門に扱う買取業者やカスタムSUVを扱う業者ですが、カスタムしたショップに相談しても良いでしょう。
③内外装はできるだけ綺麗に
ハイラックスは、かなり走行距離が伸びている個体も多く、それに伴い内外装の汚れがひどい場合があります。特に、外装では下回りに泥汚れが多く付着していたり、細かい擦り傷が多数ある個体も珍しくありません。一通り綺麗にしてから査定しましょう。
また、内装もラフに使用していると、食べ物や飲み物のシミなどが付着しています。これも査定ではマイナスになるので、できるだけキレイにしておくことがポイントです。このほか、車内の臭いはオーナーにはわかりませんが、他人には悪臭に感じる場合があります。
そこで、査定前に外装や内装を綺麗にすることを心がけてください。
A.外装は綺麗に磨き上げる
外装の汚れには種類がありますが、普段から手入れをしていれば綺麗な車体を保っていることでしょう。しかし、普段は手をかけない部分も磨いてツヤを出すことが査定では重要です。
特に多いのが、イオンデポジット（雨染みによる汚れ）で、黒いボディやブルーのボディでは目立ちやすくなります。これらの汚れが付着しているなら、水垢落としクリーナーで磨いてあげると改善します。水垢が多く付着していると磨きが必要と判断されてマイナス査定になるので、注意が必要です。
悪路走行が多い場合は、下回りの洗車も重要です。特にホイールハウス内は、ノーマルでもタイヤとフェンダーの隙間が広いため内部が目に付きやすいので、綺麗に洗車しておきましょう。
さらにワックスをかけて、ボディをピカピカに磨き上げておくことをおすすめします。未塗装樹脂の白化は古くなるほど発生します。白化すると見た目が古臭く見えるので、艶出し剤や復活剤を使用して未塗装樹脂を蘇らせておくと良いでしょう。
特に古いハイラックスはメッキパーツを多用しているので、メッキクリーナーで磨いて光らせておくことも忘れないでください。
B.内装の汚れは綺麗に落とす
内装の汚れは、掃除機でゴミを吸い取るだけでなく拭き掃除がポイントです。拭き掃除は、車内全体を硬くしぼったクロスで拭くと良いでしょう。
ダッシュボードを拭き掃除している方は多いですが、ドアトリムやシート、フロアカーペット、そして天井を拭き掃除する方は少ないでしょう。特に天井の汚れは臭いの発生源である場合も少なくないので、キレイに拭き掃除すると効果的です。
また古いハイラックスは、樹脂のトリム類に輝きがなくなっているので、艶出し剤などで綺麗にしておくと査定で評価が高くなります。
このほか、芳香剤を車内に置いている方も多いですが、芳香剤は好き嫌いが分かれる商品なので、査定では芳香剤の香りがあるとマイナスを取られる恐れがあります。査定前には芳香剤を降ろして脱臭しておきましょう。
④整備記録簿を準備する
クルマには整備記録簿が用意されています。買取査定前に整備記録簿を時系列で準備しておくと、不要なマイナス査定を避けられるでしょう。
整備記録簿はクルマのカルテのようなもので、いつどこでどのような整備をしたかがわかります。
買取業者は、この整備記録簿を見て適正に整備されているかを確認することが多いです。仮に整備記録簿がないと、適正に整備されてきたかわからないため、査定では買取後の修理を想定したマイナス査定になることも少なくありません。
もちろん、古いハイラックスは整備記録簿が全て揃っていないこともあるでしょう。その場合でも直近の整備記録簿を用意しておけば、査定での評価アップに繋がります。
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トヨタ ハイラックスの売却時の注意点2つ
売却時の注意点は数多くありますが、最低限として次の2つのポイントに注意してください。
- ①傷があっても修理しない
- ②下取価格は買取価格より安いことを理解しておく
①傷があっても修理すると損
悪路走行が多いと、クルマに凹みがある場合も少なくありません。また、林道などで擦り傷が多く付いているハイラックスもあるでしょう。これらは修理すると数万円から数十万円の鈑金修理費用が掛かります。
しかし、買取査定で修理金額を回収できないので、修理せずに査定しましょう。
査定では、綺麗なハイラックスほど査定額は高くなりますから、修理したくなる気持ちもわかりますが、基本的には修理費用より少ないマイナス査定で済むことが殆どです。
それは、買取した業者が自社の工場で修理できるほか、業販により格安で修理できるからです。つまり、一般よりかなり安く修理できることから査定では大きなマイナスになりません。
②下取価格は買取価格より安いことを理解しておく
クルマを乗り替える場合、下取を利用する場合が多いでしょう。しかし一般に言われているように、下取価格は買取価格より低めの査定額になります。
下取とは、次に乗り替えるクルマの費用に充当させる方法です。通常、納車されるまでは下取りに出す車を乗り続けることができます。つまり、納車が長くなるほどクルマの価値が下がるため査定額も下がるので、下取では値下がり分を想定して査定額を提示します。
このほか下取は、自社で販売するのではなく他の業者を挟むことも多いので、手数料を上乗せしなければなりません。よって、どうしても下取価格を高くできない事情もあります。
そこで、下取だけでなく買取業者でも査定することをおすすめします。どちらが得なのか納車までのクルマの経費や次に購入するクルマの見積もりを比較して決めると良いでしょう。
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トヨタハイラックスの買取でよくある質問
Q.ローンが残っていますが買取は可能でしょうか。
A.ローンが残っていても買取金額で清算が可能です。全ての手続きを買取店で代行してもらえる場合も多いので、買取業者にローンの残債を伝えて相談してみましょう。
Q.古いハイラックスで車検が切れていますが買取できますか。
A.ハイラックスは国内外で人気があるクルマなので、古くても買取できます。車検が切れていても、走行に支障がなければ買取する業者が殆どです。仮に保安基準に問題があっても、海外輸出業者であれば、車検に関係なく買取できるので相談してみましょう。
まとめ
ハイラックスは古いタイプも希少性から高額買取が可能なほか、現行モデルも新車の納期遅れからかなりの高値で取引されています。かなりリセールバリューが良いクルマと言えるでしょう。
ただし、何も知らなければ高値で売却することは難しく、高く売却するためのポイントを押さえておく必要があります。
特に、ハイラックスはカスタムしてある個体も多いですが、一般中古車買取より専門業者のほうが高額査定を出しやすくなっています。カスタムしているハイラックスも、できるだけ多くの買取業者で査定すると高額で売却できるでしょう。
