2022年10月27日、日産は11月1日〜4日に米国 ラスベガスで開催される2022 SEMA(米国自動車用品工業会)ショーに出展する、6台のコンセプトカーとZ GT4レーシングカーを発表した。

サニトラふう?など、2台のコンセプトEVは要注目だ

米国自動車用品工業会(SEMA)が主催する、世界最大級のアフターパーツ トレードショーがSEMAショーだ。2022年は11月1日〜4日にラスベガス コンベンションセンターで開催されるが、日産はウエストホールに7台の車両とNISMO アクセサリーパーツなどを出展する。

日産は、すべての人がアクセスしやすい電動モビリティを追求し続ける中、サウスカロライナ州グリーンビルのトミー パイク カスタムと提携して、2台のコンセプトEVをSEMAに持ち込み、将来的にEVで自動車への熱意がどのように発展するかについてのインスピレーションを提供する。

◎サニー LEAF プロジェクト

日産のEVであるリーフ(LEAF)のパワートレーンをクラシックなサニー ピックアップに搭載したコンセプトモデル。しかも、フロントマスクは懐かしの箱スカ(3代目スカイライン)風となっている。

画像: フロントマスクを見る限りは、箱スカのトラックにしか見えないが・・・。

フロントマスクを見る限りは、箱スカのトラックにしか見えないが・・・。

◎アリア サーフワゴン コンセプト

これもEVのアリアをベースに、レトロなデザインと最新のテクノロジーを組み合わせた、ビーチスタイルのサーフワゴンとして再考している。ウッドパネル スタイルのボディサイドや、さまざまなアクセサリーを完備している。

画像: アリアの面影は残しているが、かなりモディファイされている。

アリアの面影は残しているが、かなりモディファイされている。

◎オフロード フロンティア V8コンセプト

最近、一部改良されたフロンティアは、2台のコンセプトモデルが出展される。まず1台は、フォースバーグ レーシングが手がけたもので、V8エンジン、独自のサスペンション、ワイドボディ、NISMOのオフロード用パーツなどで、性能を極限まで引き上げている。

画像: パリ〜ダカに参戦しても似合いそうな、オフロード フロンティア V8コンセプト。

パリ〜ダカに参戦しても似合いそうな、オフロード フロンティア V8コンセプト。

◎フロンティア ストリートトラック プロジェクト

もう1台のフロンティアは、日産車の愛好家でインフルエンサーでもあるクリスティーナ・ロキが、特徴的なラッピングを施しユニークなホイールとタイヤを装着してローダウンさせ、1990年代の「ミニ トラッキン」ブームを彷彿とさせるモデルだ。

画像: ローダウンして迫力満点のフロンティア ストリートトラック プロジェクト。

ローダウンして迫力満点のフロンティア ストリートトラック プロジェクト。

◎NISMO アクセサライズド Zコンセプト

新型Zは米国でも人気を集めているが、ZオーナーやファンのためにNISMOがプロデュースする純正アクセサリー コンポーネントを装着した新型Zも展示される。

画像: NISMOの純正アクセサリーを装着した新型Z。

NISMOの純正アクセサリーを装着した新型Z。

◎2023 フォーミュラ ドリフト Z

ドリフト ファンのために、クリス・フォースバーグが駆る2023 フォーミュラ ドリフト Zは1300馬力を発生する。このマシンは、ハイパワーで競争力のあるドリフトマシンを開発してきたフォースバーグ レーシングの豊富な経験に基づいて製作された。

画像: 1300馬力を発生するという、2023 フォーミュラ ドリフト Z。

1300馬力を発生するという、2023 フォーミュラ ドリフト Z。

また、SEMAショーの日産ブースでは、Zがモータースポーツで長く成功してきた遺産を守り続けるために、2023年にサーキットに登場するレース専用モデル、「Z GT4」を一般公開する。このマシンと、日産の2023年シーズンのレース計画に関する詳細な情報は、11月1日16時(現地時間)にSEMAショーの日産ブースで開催される特別イベントで発表される予定だ。

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