アルファロメオの最新技術でアップデート
アルファロメオ初のSUVとして2016年にデビューしたステルヴィオ、アルファロメオとして四半世紀ぶりに激戦のDセグメントにFRセダンとして登場したジュリアが、時を同じくしてフェイスリフトを受けた。ともに後輪ベースの新世代プラットフォームを使って登場した「兄弟車」とも呼ぶべき存在で、今回新たにアルファロメオの新しいデザインと技術が盛り込まれた。
![画像: ステルヴィオのインテリア。60年代と70 年代の往年の名車にインスパイアされてデザインされたというインパネ、フルデジタル化された新しい 12.3インチ TFT スクリーンを採用。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/11/02/e95ea514c78c63a4dce4d976c67b6065072bec52_xlarge.jpg)
ステルヴィオのインテリア。60年代と70 年代の往年の名車にインスパイアされてデザインされたというインパネ、フルデジタル化された新しい 12.3インチ TFT スクリーンを採用。
外観ではまずフロントグリルとロアグリルがトナーレとの近似性を感じさせる最新のアルファロメオデザインとなり、3+3のフロントヘッドライトライトは速度と走行状況に基づいて自動で調節される新しいフル LED アダプティブ マトリックスとなる。
アップデートのハイライトは自動運転技術に関連する車両情報を表示する12.3 インチ TFT スクリーン。新しいステルヴィオとジュリアにはレベル2の自動運転を実現する先進運転支援システム (ADAS)が装備されており、ドライバーは一定の状況下でアクセル、ブレーキ、ハンドルを常に監視する必要のある電子システムを介して車両に制御させることができる。
新しいステルヴィオとジュリアにはスプリント( Sprint )と ヴェローチェ(Veloce )の2つのトリム レベルが用意されているが、新型のデビューを記念して、ローンチエディションのコンペティツィオーネ(Competizione)スペシャル シリーズも設定される。
コンペティツィオーネはスポーツグレードのヴェローチェをベースに、ムーン ライトグレーマットのボディカラー、レッドブレーキ キャリパー、21インチのアルミ ホイール、Harman/Kardon オーディオ システム、赤いステッチが施された革張りのダッシュボード&シートなどが追加設定されている。
販売は欧州で2023 年第 1 四半期から、日本でも2023年中に登場と予想されるが、価格など詳細は明らかになっていない。
![画像: ステルヴィオと同時にフェイスリフトされたアルファロメオ ジュリア。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/11/02/655de1f2f056698cb0533d6f81504c96452c686d_xlarge.jpg)
ステルヴィオと同時にフェイスリフトされたアルファロメオ ジュリア。