日本仕様はブラックバンパーと観音開きバックドアを採用
2002年に初代が日本に導入されて以来、可愛らしいスタイルのコンパクトMPVとして人気を博している、ルノー カングー。2007年に発表された2代目は2009年から日本に導入され、サイズは少し大きくなったものの変わらないスタイルで人気を集めていた。
そして本国フランスでは、スタイルを一新した3代目となる新型が2021年から発売(発表は2020年)され、日本仕様も導入が待たれていたが、2022年10月のカングージャンボリー2022で日本仕様がお披露目された。
日本仕様は本国仕様とは異なり、バックドアには従来型と同じ観音開きのバックドアを採用。バンパーも日本仕様の限定車で人気のブラックバンパーも設定されるようだ。公開された車両のパワートレーンは1.5Lのディーゼルターボと7速DCTの組み合わせだった。詳細は未発表だが、ストップ&ゴー機能付きアダプティブ クルーズコントロール、車線中央維持支援、衝突被害軽減ブレーキ、後側方車両衝突防止支援などは標準装備されるようだ。
半導体不足の影響による部品調達遅延などのため、新型カングーの日本導入は2023年春に予定されている。それまでには、詳細なスペックや車両価格なども発表されるはず。まずは、正式発表を楽しみに待つことにしよう。
ルノー カングー 主要諸元
●全長×全幅×全高:4490×1860×1810mm
●ホイールベース:2715mm
●車両重量:未発表
●エンジン:直4 DOHCディーゼルターボ
●総排気量:1460cc
●最高出力:85kW(116ps)/3750rpm
●最大トルク:270Nm(27.5kgm)/1750rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:軽油・未発表
●WLTCモード燃費:未発表
●タイヤサイズ:205/60R16
●車両価格(税込):未発表