ブリヂストンは現在、さまざまなニーズに応えるためいくつものタイヤブランドを展開しているが、その中のひとつに、SUV専用設計タイヤのブランド「アレンザ(ALENZA)」がある。ここではプレミアムSUV向けタイヤの「アレンザ001」と「アレンザLX100」でどんな違いがあるのか紹介していこう。

増加傾向にあるハイパフォーマンスSUV。その性能を引き出す「アレンザ001」

2000年代、トヨタ ハリアーやBMW X5、ポルシェ カイエンなどの登場によりはじまったとされるSUVブームも長きにわたり、収束する兆しはいまだに見えない。さらに言えば、クルマの電気自動車(BEV)化の加速により今後もSUVのモデル数は増えていくことも予測される。

実際、自動車販売台数(2023年上半期)を調べてみるとトヨタ ハリアー(10位/4.4万台)やトヨタ ライズ(13位/3.3万台)を筆頭に、ランドクルーザー(14位/3.1万台)やマツダ CX-60(22位/1.7万台)などのラージサイズのモデルもランキング上位に食い込んでいる。数えてみるとトップ50の内、23車種がSUVだから驚きである。

そして、こうしたSUVを買うユーザーの多くはオフロードを走らない、いわゆる「シティ派」だといわれている。つまり、装着するタイヤは悪路走破性能を高めたオフロードタイヤではなく、スポーティな走りを支える運動性能や街乗りでの快適性、高速走行での静粛性などを重視したオンロードタイヤということになる。

そんな新車販売の状況を予測、そして市場からの要請を受けたブリヂストンは、オンロード向けSUV専用設計のタイヤブランド「アレンザ(ALENZA)」を2016年12月に展開。これと同時に、プレミアムSUVのスポーティな運動性能を高次元で引き出すことをコンセプトにした「アレンザ001」を発表した。

その上、近年ではそのタイヤパフォーマンスを買われて新車装着(標準装備)タイヤにも採用されている。トヨタ RAV4やホンダ ZR-Vなど新車販売台数で上位に入るモデル、スバル ソルテラやトヨタ bZ4Xといった電気自動車にも採用されているブランドなのだ。

画像: オンロードパフォーマンスを引き出すためにSUV専用設計された「ALENZA001」。

オンロードパフォーマンスを引き出すためにSUV専用設計された「ALENZA001」。

話を「アレンザ001」に戻そう。ハイパフォーマンスなSUVといえばBMW X5やポルシェ カイエンなど、ボディサイズだけでなくエンジンパワーも大きいモデルが多い。こうしたクルマに求められる運動性能を実現するため、タイヤの骨格部分にあたるベルトに補強材を採用。高剛性さを保つことで、ドライグリップ性能を実現している。

加えてトレッド面のブロック端やリブ端部の角を丸め、制動時のフラットな接地を実現するチャンファリングや接地圧を向上するマルチラウンドブロックを採用。ウエットグリップの向上や高い制動性能を確保。クルマのハイパフォーマンス性を確実に受け止められるタイヤに仕上げられている。

もちろん輸入車ばかりではなく、国産車ではレクサス RXやスバル レガシィアウトバック、トヨタ C-HRなどに適合するタイヤサイズ、合計37サイズをラインナップしている。

画像: 増加傾向にあるハイパフォーマンスSUV。その性能を引き出す「アレンザ001」

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