ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、東北自動車道・蓮田SA(下り)のグルメを紹介しよう。

東北自動車道、そして埼玉の玄関口となる最初のSA

画像: 東北自動車道を都心から下って、最初にあるSAが蓮田SA(下り)となる。

東北自動車道を都心から下って、最初にあるSAが蓮田SA(下り)となる。

東北自動車道(以下、東北道)を都心から下って最初のSAとなるのが、蓮田SA(下り)です。東北道の起点となる川口JCT(ジャンクション)から20km弱しかありませんから、東北道に入って15分ほどで着いてしまうという身近さ。まさに埼玉、そして東北道の玄関口となります。

そんな蓮田SA(下り)のグルメは、フードコートだけでなく、レストラン、そして中華そば専門店「蓮の花」などが揃うなど、バラエティたっぷり。定番メニューはもちろん、地元・埼玉のカラーを押し出したオリジナルメニューも数多く用意されています。そんな中から、今回は、埼玉愛があふれる麺料理を2品、紹介しましょう。

春日部の「藤」と狭山の「お茶」をイメージしたうどん

画像: レストランで食べられる「藤と狭山茶の合盛りうどん御膳」(1200円)。2色のうどんが特徴となる。

レストランで食べられる「藤と狭山茶の合盛りうどん御膳」(1200円)。2色のうどんが特徴となる。

最初に紹介するのは、色鮮やかな「藤と狭山茶の合盛りうどん御膳」(1200円)。埼玉で藤といえば、春日部にある「牛島の藤」のこと。特別天然記念木に指定される、樹齢1200年を誇る美しい藤の木です。最長2mにもなる花房が藤棚いっぱいに広がる光景は「世界一の眺め」と絶賛されるほど。そして狭山茶は、ご存知、埼玉西部にある狭山付近で栽培される日本茶。これも埼玉自慢のひとつ。また、意外と知られていませんが、埼玉は「うどん」の生産量が日本で2位という「うどん大好き県」なんです。

つまり、藤と狭山茶という埼玉の自慢を、埼玉が大好きなうどんにまとめてしまったというのが、「藤と狭山茶の合盛りうどん御膳」です。麵の紫と緑の色は、うどんに練り込まれたムラサキイモと抹茶によるもの。まず、うどんからいただいてみれば、ツルツルとしつつ、腰は強め。ほんのりと漂うサツマイモと抹茶の香りが。アクセントになります。

そして、添えられる季節の天ぷら。今回の取材では、エビ、カボチャ、ナス、レンコン、大葉という内容でした。これが、揚げたてのサクサクとした食感。プリプリのエビもいいし、季節の野菜も甘味たっぷり。ちょっとぜいたくな気分になります。

ごはんはついていませんが、うどんが1玉半ほどあるので、ボリューム感は十分。女性に人気のメニューだそうですが、男性にもおすすめです。埼玉らしい旅情を感じさせるメニューでした。

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