2022年12月6日、メルセデス・ベンツ日本と、正規販売店のシュテルン世田谷は、世界初のメルセデスEQ 専売拠点となる「メルセデスEQ 横浜」を、横浜市神奈川区に新たにオープンした。

メルセデスEQ全5車種を展示。試乗も可能

メルセデス・ベンツは電気自動車専門のサブブランドとして、2016年に「メルセデスEQ」を設立。日本では2019年に「EQC」を導入以来、5車種の電気自動車をラインナップしている。

画像: 日本で販売されているメルセデスEQの全5車種が展示される。

日本で販売されているメルセデスEQの全5車種が展示される。

メルセデス・ベンツ社は、新車バリューチェーン全体のカーボンニュートラルを目指す「アンビション 2039」を掲げ、2030年までにすべて電気自動車へ移行する準備を整えることを発表している。2022年7月に「EQB」を日本で発表したとき、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は「世界初のEV専売拠点を2022年冬に開設予定」とコメントしていた。

その、世界で初めてのメルセデスEQ専売拠点「メルセデスEQ 横浜」が日本で開設された。国道15号線沿いで、神奈川県警の神奈川警察署のすぐそばだ。JRと京浜急行の東神奈川駅からも、歩いて行ける距離にある。

ここでは、電気自動車のある生活を体感できるよう、随所に工夫を施している。メルセデスEQ全5車種の展示ならびに試乗車を揃え、納車を行うスペース「ハンドオーバー」、5ベイのワークショップも備える。また、レンタカーサービス「MB レント」も導入し、短時間の試乗だけでなく、日常生活での利用でも体験できる。さらに、急 充電器(CHAdeMO)に加え、V2H機器も設置して、経済的、合理的なEVライフの提案を可能にしている。

今後は店舗に太陽光パネルも設置し、使用する電気を自然エネルギーからまかなうサステナブルな運用も開始する。なお、接客を行うスタッフは、電気自動車全般に精通した「EQ エキスパート」にて構成され、商品説明や試乗、メンテナンス時の対応などを通じて、顧客のEVライフをしっかりとサポートしていく。

メルセデス・ベンツ日本では、今後も全国204拠点の正規販売店および167拠点のサーティファイドカー拠点と協力し、電気自動車販売のさらなる強化と顧客満足度の一層の向上に全力を尽くしていくという。

画像: 目指すのは、経済的、合理的なEVライフの提案を可能にするEV専門販売拠点だ。

目指すのは、経済的、合理的なEVライフの提案を可能にするEV専門販売拠点だ。

メルセデスEQ 横浜 概要

●所在地:神奈川県横浜市神奈川区神奈川2-15-5
●営業時間:10時〜18時
●定休に:水曜日
●新車展示台数:7台
●充電器設置数:3基(急速充電器1基<充電口2口>、普通充電器1 基、V2H機器1基)
●サービスベイ:5ベイ

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