ホンダが2002年から開催している次世代次世代育成プログラム「子どもアイディアコンテスト」。第20回目を迎える2022年の受賞者が12月10日に決定した。

「夢を持つこと」 「挑戦すること」 「創造すること」を実践!

ホンダが、2002年より実施している「子どもアイディアコンテスト」をご存じだろうか。ホンダの次世代育成プログラムで、毎回「未来」をテーマに「あったらいいな」を作品にするコンテストで、それを通じて「夢を持つこと」や「挑戦すること」、「創造すること」の大切さや楽しさを体験してもらおうというものだ。

第20回目を迎える今年2022年は8000を超える応募の中から、12月10日に1次審査を通った低学年の部10名、高学年の部10名、計20名が東京・青山にあるホンダウェルカムプラザに集合し、最終審査に臨んだ。ちなみに、最終審査ではそれぞれの作品に対するプレゼンが行われ、審査委員長は脳科学者の茂木健一郎さんが務めた。

結果、低学年の部の最優秀賞には長崎県からの小学1年生・南 遥紀さんが、作品「うちゅうみみず スペースワームくん」で受賞。宇宙ゴミ(スペースデブリ)を食べることで宇宙をきれいにし、さらにリサイクルもしてくれるという目線がとても未来的だ。

画像: 低学年の部で最優秀賞を獲得した南 遥紀さん。作品は「うちゅうみみず スペースワームくん」。

低学年の部で最優秀賞を獲得した南 遥紀さん。作品は「うちゅうみみず スペースワームくん」。

高学年の部の最優秀賞は千葉県からの小学6年生・黒田 怜生さん。作品の「話がつたわりマスク」は、耳が遠くなってきた祖父への思いやりから生まれたアイデアで、しゃべった言葉をマスク上に字幕で表してくれるというものだ。優しさと視点の斬新さが光る。

最終審査の会場では「特別講義」も行われた。本田技研技術研究所の研究者たちが、開発を進めている「倒れないバイク」の講義や誕生秘話など、こちらも「夢」を感じさせてくれるもので、子どもたちの心を大い刺激してくれたのではないだろうか。

画像: 高学年の部で最優秀賞を獲得した黒田 怜生さん。作品は「話がつたわりマスク」。

高学年の部で最優秀賞を獲得した黒田 怜生さん。作品は「話がつたわりマスク」。

第20回 子どもアイディアコンテスト 最終審査会<受賞結果>

【低学年の部】

最優秀賞:「うちゅうみみず スペースワームくん」南 遥紀さん(小学1年生/長崎県)
優秀賞:「気持ちをつたえる つたえロウ」遠田花夏さん(小学3年生/東京都)
優秀賞:「ボクだけほめてくれるロボット」石井蓮人さん(小学2年生/兵庫県)
審査員特別賞:「ほしマンション」岡田伊勢さん(小学1年生/広島県)
キッズ大賞:「公園に本の自どうはんばいき」後藤しいなさん(小学2年生/千葉県)
入賞:「食品ロスさくげんロボ」黒木郁雅さん(小学3年生/東京都)
入賞:「思い出いろどりペン」宮下由珠那さん(小学3年生/埼玉県)
入賞:「気持ちがいい風のブランコ」村松舞香さん(小学3年生/東京都)
入賞:「しゅわつうやくロボット」伊住祥一さん(小学1年生/京都府)
入賞:「うみのふかさが わかるメガネ」島田莉仁さん(小学1年生/埼玉県)

【高学年の部】

最優秀賞:「話がつたわりマスク」黒田怜生さん(小学6年生/千葉県)
優秀賞:「おとどけ ヤジロベー」永井秀弥さん(小学4年生/千葉県)
優秀賞:「もう転校はしなくてOK!! 悲しいからHAPPYへ!! 気分転向カメラ」原 英汰さん(小学4年生/奈良県)/原 光汰さん(小学2年生/奈良県)
審査員特別賞:「自然の力でモコモコ泡建築」柴田日晴さん(小学6年生/千葉県)
キッズ大賞:「夢みる バクラ」菊池 怜さん(小学6年生/福岡県)
入賞:「鳥さんが網でゴミ取りする その名も超アミーゴ!」荒木伶王さん(小学5年生/兵庫県)
入賞:「人の気持ちの力でつく電球・気持ち読み取り機」齋藤仁那さん(小学5年生/神奈川県)/齋藤瑠那さん(小学4年生/神奈川県)
入賞:「反論ロボット AMANOJAKU」星澤美冬さん(小学5年生/千葉県)
入賞:「ハーモニーを奏でる発電楽器~目指せ街を音楽でいっぱいに!~」加藤虹花さん(小学6年生/愛知県)
入賞:「おすそわけ列車」吉田康太郎さん(小学6年生/福島県)

画像: 第20回 子どもアイディアコンテスト 最終審査会 youtu.be

第20回 子どもアイディアコンテスト 最終審査会

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