2022年12月14日、日本流行色協会による「オートカラーアウォード 2022」の審査会と発表会が行われ、グランプリはダイハツ ハイゼットトラック(エクステリア:アイスグリーン/オフビートカーキメタリック/ファイアークオーツレッドメタリック、インテリア:ブラック)が受賞した。

特別賞はホンダのオートバイ「ホーク 11」が受賞

画像: 特別賞を受賞したホンダ ホーク11と、担当デザイナーの桂川碧さん。

特別賞を受賞したホンダ ホーク11と、担当デザイナーの桂川碧さん。

また、特別賞にはホンダのオートバイ、ホーク(HAWK)11(パール ホークスアイ ブルー×ベータ シルバー メタリック)が受賞した。

担当デザイナーの、本田技術研究所 デザインセンター モーターサイクルデザイン開発室 CMFグループの桂川 碧(みどり)さんは、「光の角度で色の表情が豊かに変わります。ツーリングなどでバイクを停めたとき、タンクに写り込む情景がライダーの力強く前に進むためのパワーとなる、そんな存在を目指しています」と語ってくれた。

奇しくも、今回の受賞車のカラーデザイン(正しくはCMF:カラー、マテリアル、フィニッシング)を担当したのは女性だった。女性ならではの細やかな視点や、こんな時代だから人々を元気にしたい、という思いが伝わってくるカラーデザインだった。

なお、今回ノミネートされた全モビリティについては、後日あらためて当Webモーターマガジンで紹介する予定だ。「くすみカラー」と呼ばれるアースカラーが流行しつつあるが、はたして2023年はどんなボディカラーが注目されるだろうか?

画像2: 発表会場の東京国際交流館平成プラザ前には、ノミネートされた車両が展示された。

発表会場の東京国際交流館平成プラザ前には、ノミネートされた車両が展示された。

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