ソニー・ホンダ モビリティは、米国ネバダ州ラスベガスおよびオンラインで現地時間2023年1月5日より開催される「CES 2023」にて、新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」を発表し、新たなモビリティの提案として、プロトタイプを初披露した。

「人とモビリティの新たな関係を創る」というビジョンを表現したプロトタイプ

画像: プロトタイプの外寸は、全長4895×全幅1900×全高1460mm、ホイールベースは3000mm。

プロトタイプの外寸は、全長4895×全幅1900×全高1460mm、ホイールベースは3000mm。

ソニー・ホンダ モビリティ(以下SHM)は、自動車メーカーであるホンダと、電機やエンターテインメント事業を手掛けるコングロマリットであるソニーの合弁会社で、2022年6月に設立された。「多様な知で革新を追求し、人を動かす。」を企業の目的として掲げ、人々の心を自由で、心地よく、胸高鳴る方向へと動かしていくことを目指す。

その実現のために、創造性で未来を切り開く人々とともに、最先端の技術と感性を掛け合わせ、「モビリティ テック カンパニー」として、モビリティの革新を追求していくという。

今回、SHMが発表した新ブランド「アフィーラ(AFEELA)」とは、SHMが考えるモビリティ体験の中心に在る「FEEL(感じる)」を表した造語だ。人が、モビリティを「知性を持つ存在」として「感じる」こと、また、モビリティがセンシングとネットワークに代表されるIT技術を用いて、人と社会を「感じる」こと、というインタラクティブな関係性を表現している。

そして今回、プランド名とともにSHMの「人とモビリティの新たな関係を創る」というビジョンを表現したプロトタイプを初披露した。

そのデザインで目指したのは、新たなモビリティの価値基準の創出。クルマを構成する主な要素が動力性能やパフォーマンスから、ソフトウエア、ネットワーク、ユーザーエクスペリエンスに変わっていく転換点において、今までの車両デザインに求められた個性や造形のあり方を見つめ直すとともに、積み上げられてきた価値観を磨き上げることで、本質的な価値を浮き彫りにし、ピュアで強いデザインに昇華することを目指した。

画像: プロトタイプはグラスルーフやリアシート用モニターなども装備している。

プロトタイプはグラスルーフやリアシート用モニターなども装備している。

This article is a sponsored article by
''.