車両価格（税込）は、約180万円〜225万円を予定
ダイナミックシールドに、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせたフロントマスク。
デリカミニは、「Reliable ＆ Active Super Height Wagon（頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン）」をコンセプトとして、デリカ シリーズに新しくラインアップするモデルだ。とはいえ、ブランニューのモデルではなく、eKクロス スペースをベースとしている。
エクステリアは、SUVらしく力強いものだ。現行の三菱車のアイデンティティであるダイナミックシールドに、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせ、凛としながらも親しみやすい表情とした。
フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴ、光沢のあるブラックのホイールアーチ、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状などを採用し、デリカならではのSUVらしい力強さと高い質感を表現した。
インテリアは、ブラックを基調色とした水平基調のインストルメントパネルに、アクティブで明るい印象を与えるアイボリーをアクセントカラーとして配置、ワイド感を強調し機能性を感じさせる。アウトドアでの使用や小さな子どもがいる家庭での使用を想定し、通気性の良い撥水シート生地を採用。また座面や背もたれ中央部に立体的なエンボス加工を施すことで、蒸れにくく座り心地のよい機能的なシートとしている。
リアシートはセパレートでスライドやリクライニングができ、320mmの前後スライド量を確保するなど、多彩なシートアレンジが可能だ。ラゲッジルームは、簡単に汚れをふき取ることができる素材のラゲッジボードと後席シートバックの採用で、濡れたものや泥の付いたアウトドア用品などを気にせず積める。
ターボ／ノンターボともマイルドハイブリッドを採用
ブラックを基調色とした水平基調のインパネに、アクティブで明るい印象を与えるアイボリーをアクセントカラーとして配置。
パワートレーンは、0.66L 3気筒のターボとノンターボを設定し、いずれもマイルドハイブリッドが組み合わされる。トランスミッションはCVTのみで、2WD（FF）と4WDが設定される。4WD車は165／60R15サイズの大径タイヤとショックアブソーバーの専用チューニングにより、未舗装路を走行する際の安定性と快適性を高めている。
また、滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールや、急な下り坂や滑りやすい路面を下る際に車速を抑えて走行できるヒルディセントコントロールを標準装備している。さらに、グレードによるが充実した運転支援機能「マイパイロット」や先進安全装備「三菱 e-アシスト」も標準装備する。
グレード展開は、ターボ車が「T プレミアム」と「T」、ノンターボが「G プレミアム」と「G」の4グレードで、いずれにも2WDと4WDが設定される。前述のように車両価格（税込）は約180万円〜約225万円で、発売は2023年5月の予定だ。
ちなみに、発売日前日までにデリカミニを注文すると、
1）コールマンとコラボレーションしたオリジナル「コールマン×デリカミニ コラボ LEDランタン（大小セット）」
2）アクティブなイメージをよりいっそう演出するサイドアンダーデカール（ディーラーオプション）
3）選べるディーラーオプション5万円分（消費税込）
がプレゼントされる。
なお、デリカミニの登場に伴い、ベースとなったeKクロス スペースはフェードアウトする予定だ。
テールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴを、バンパー下部にはスキッドプレート形状を採用。
