住友ゴム工業は、安全性能と快適性能を高次元で両立させたコンフォートタイヤ「ダンロップ ル・マン V+(ファイブプラス)」(タイトル写真左)と、オンロードでの走行性能と快適性能を追求したSUV用タイヤ「グラントレック PT5」(同右)を2023年2月1日から順次発売する。価格は、いずれもオープンプライスとなっている。
新たに運用が開始されたラベリング制度「低車外音タイヤ」にも適合
まず、ル・マン V+は、以前から定評の高いコンフォートタイヤ「ル・マン V」の進化系だ。プレミアムカー向けのグローバル フラッグシップタイヤ「SP スポーツマックス 060+」で採用した天然由来の「サステナブルシリカ分散剤」を採用して、安全性能ではウエットブレーキ性能を2%向上、快適性能においても突起乗り越し時の入力を7%低減することで乗り心地性能が向上している(いずれもル・マン Vとの比較)。
さらに、ル・マン Vで効果的だった全体で振動を吸収するサイドウォール、振動を吸収するパターンデザイン、空洞共鳴音を低減する特殊吸音スポンジ「サイレントコア」は継続採用して高い静粛性能を発揮し、新たに運用が開始されたラベリング制度「低車外音タイヤ」にも適合している。
また、デザイン面では、15インチ以上のサイズに独自の黒色デザイン技術「ナノ ブラック」を採用。DUNLOP ロゴに繊細な凹凸形状を採り入れて光の反射を抑え、ル・マン Vのデザインよりも高い黒色を再現し、高級感と存在感を創出し、所有欲をかき立てる洗練されたサイドウォールデザインになっている。
発売サイズは、165/70R14から245/35R20まで、全67サイズ。価格はオープン。なお、タイヤ幅が165以下は3本溝の4リブ パターン、175以上は4本溝の5リブ パターンとなる。