2023年1月25日、三菱自動車工業(以下、三菱)は、軽EVのeKクロス EVが自動車アセスメント(JNCAP)「自動車安全性能2022」において、最高評価にあたる「ファイブスター賞」を受賞したことを発表した。

さまざまな衝突および予防安全性能が評価された

画像: JNCAP「自動車安全性能 2022」においてファイブスター賞を受賞した、eKクロス EV。

JNCAP「自動車安全性能 2022」においてファイブスター賞を受賞した、eKクロス EV。

ユーザーが安全性の高い自動車を選択しやすい環境を整備するとともに、自動車メーカーに対してより安全な製品の開発を促すため、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)は、毎年、販売台数の多い車両を中心に、自動車の安全性能に関するさまざまな評価試験を行い、その結果を公表している。

そして「衝突安全性能評価」と「予防安全性能評価」において、最高ランクの<Aランク>を獲得し、かつ「事故自動緊急通報装置」を搭載した車両にのみ与えられるのが、今回、eKクロス EVが受賞した最高評価の「ファイブスター賞」だ。

eKクロス EVが評価された安全性能の特長は、以下のようなものがある。

1)衝突安全性能

運転席&助手席SRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグに加え、ドライバーの脚部を受け止め下肢の傷害を軽減するとともに、姿勢を維持することで保護効果を高める運転席SRSニーエアバッグと、計7つのエアバッグで衝突安全性能をさらに高めている。

画像: 7つのエアバッグを標準装備。

7つのエアバッグを標準装備。

2)予防安全性能

衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)や、車線逸脱警報システム(LDW)& 車線逸脱防止支援機能(LDP)を採用。さらに、踏み間違い衝突防止アシスト(EAPM)など、9つの先進運転支援機能をまとめた「e-Assist」を全車に標準装備した。

画像: 衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)のイメージ。

衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)のイメージ。

3)事故自動緊急通報装置

急病時や危険を感じた時に室内のボタンを押すことでヘルプネットオペレーションセンターにつながる「SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付き)」を搭載。万が一の事故発生時には、エアバッグ展開と連動して自動的にコールセンターに接続し、ドクターヘリなどの早期出動判断を行う「Dコール ネット」にも対応している。

画像: 「SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付き)」

「SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付き)」

三菱 eKクロス EV P 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
●ホイールベース:2495mm
●車両重量:1080kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:47kW/2302-10455rpm
●最大トルク:195Nm/0−2302rpm
●バッテリー総電力量:20kWh
●WLTCモード航続距離:180km
●駆動方式:FWD
●タイヤサイズ:165/55R15
●車両価格(税込):293万2600円

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