レクサスならではの走りの味をさらに深化
NXは、レクサスがSUVらしい力強さを兼ね備えたコンパクト クロスオーバーとして2014年に初代を発表。現行型は2021年に次世代レクサスの第1段モデルとして発表された2代目にあたる。レクサスのグローバルコアモデルとして、2022年12月時点で90以上の国と地域で累計121万台を販売している。
レクサス NX450h+ バージョンL（ボディカラーは、ソニッククロム）。
今回の一部改良の主なポイントは、以下のとおりだ。
「レクサス ドライビング シグネチャー（Lexus Driving Signature）」を深化
クルマの基本性能から見直し、レクサスならではの走りの味をさらに味わい深いものとしている。フロントまわり（ラジエターサポートまわり）やリアまわり（リアサス メンバーブレースの追加）のボディ剛性向上、前後ボディ剛性配分変更による空力バランス調整、コイルスプリング／ダンパー／EPSのチューニングなどで、操縦安定性と乗り心地を向上させた。また、NX350では、発進時のレスポンス、トルク感を向上させ、エンジンやトランスミッションの制御を変更することで、ドライバビリティの向上を図った。
よりラグジュアリーなインテリア
室内がより華やかで上質な空間となるよう、ドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに内装テーマカラーと同じカラーを採用し、インテリアのカラー配色を刷新した。（ブラック、Fスポーツ専用ブラック除く）
インテリアカラーは、ヘーゼル。
予防安全性能の拡充で安心安全をサポート
「レクサス セーフティシステム＋」は、プリクラッシュセーフティの、低速時の衝突回避または被害軽減をサポートする低速時加速抑制機能を拡充。自車の直前の歩行者、自転車運転者、車両に加え、壁のような構造物も認識。より幅広いシーンに対応する。
また、運転をさりげなく支援するプロアクティブドライビングアシスト［PDA］に、歩行者／自転車運転者／駐車車両に対する操舵・減速支援、先行車に対する減速支援、カーブに対する減速支援に加え、信号交差点に対する右左折時減速支援を追加。運転状況に応じて適切な操作をサポートする。
並列駐車での前向き駐車／バック出庫／前向き出庫などさまざま駐車シーンに対応する「レクサス チームメイト アドバンスパーク（リモート機能付き）」と、ブレーキとアクセルの踏み間違いで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ（周囲静止物）［PKSB］をNX450h+ Fスポーツにも設定（NX450h+ バージョンL、NX350hは設定済み）
レクサス NX350h Fスポーツ（ボディカラーは、ヒートブルーコントラストレイヤリング）。
主なグレードと車両価格（税込）は、NX250（2.5L＋8速AT）が2WD（FF）の455万円〜バージョンL（AWD）の579万6000円。NX350（2.4Lターボ＋8速AT）がFスポーツ（AWD）の608万6000円。NX350h（2.5L＋モーター）は2WDの520万円〜バージョンL／Fスポーツ（AWD）の644万6000円となっている。
