中古車カーリースおすすめ7選！メリット・デメリットや利用時の注意点について

中古カーリースについて知りたい方必見です！カーリースには新車リースと中古車リースの2種類がありますが、中古車リースには新車リースにはない魅力がたくさんあります。ここでは、中古車リースを扱うおすすめリース会社を紹介し、どんな方に向いているにか、そして注意点には何があるのかお伝えします。

最近では、大手自動車メーカーもカーリースの取り扱いを始めるほど人気が高まっています。しかしその多くは新車リースなので、すぐにクルマを利用したくても納車まで数か月待つのがほとんどです。そこで、注目されているのが納期の早い中古車リースです。

中古車リースは、すでに流通しているクルマをリースするので、早いクルマなら数日で納車されるスピードがウリです。さらに新車より車両価格も安いため月額利用料を抑えられることや利用月数も少なく済むメリットもあります。

また、新車カーリースにはない超短期カーリースも可能なので、単身赴任などでクルマを短期間必要とする方などにはうってつけのサービスと言えるでしょう。

その反面、ほしいクルマが見つからなかったり、故障に対する不安があるなどデメリットも少なからず存在します。また、すでに他の方が使用してきたクルマなので、使用感があるのも中古車リースの特徴です。

ここでは、中古車リースの特徴を詳しくお伝えし、おすすめ中古車カーリースも併せてご紹介します。

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おすすめ中古車カーリース7選！各社の特徴比較

中古車カーリースを提供する各社で定められている制限や、サービス提供内容が気になる方は多いでしょう。また、中古車ということでクルマの状態を心配している方も多いのではないでしょうか。

そこで、安心して利用できる中古車カーリース会社を厳選してみました。また、距離制限や納期、カスタムの可否、任意保険の付帯など、比較しやすいようまとめています。

編集部のおすすめは以下の通りです。

①MOTAカーリース

まず最初に紹介するのがMOTA中古車カーリース。その特徴は、オプション加入で必ずもらえるプランに変更できることです。

また、車両検査を第三者専門機関のAISが行っているため、クルマの状態は折り紙付きといえます。

中古車リースとなれば、クルマの故障が気になりますが、MOTA中古車リースなら全車2年保証が付いており、さらにオプションで6年まで保証延長も可能です。中古車は、手に入れてから1、2年目に故障が心配になりますが、MOTA中古車カーリースならそんな心配もいりません。

さらに品質の良い中古車を提供するため、新車登録から5年以内と走行5万km以内のクルマのみ用意しているので、中古車リースといっても程度が良いクルマの中から選べます。

さらにオプションのメンテナンスプランに加入すれば、点検や車検整備費用も月額利用料に含まれるので、クルマの定期メンテナンス費用の心配がなく最後はクルマがもらえます。

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②ニコノリ

ニコノリの中古車リースは、修理回数無制限の1年保証が全車付いており、もしもの時の修理費用は0円です。

また、自社保有の中古車をリースカーとして提供しているので、安い月額利用料で利用できることも特徴です。クルマは在庫の中からしか選べませんが、毎日ピックアップ車両を紹介しているので、希望のクルマを見つけやく、残価設定も0円なので契約満了時はお気に入りのクルマを必ずもらえます。

ニコノリではエンジンやサスペンションといった基幹部品だけでなくエアコン、パワーステアリング、ナビゲーション、パワーウィンドウ、パワースライドドアといった快適装備も保証対象部品です。

走行距離制限なく保証期間内ならどんな年式のクルマでも保証対象になるのがうれしいといえます。

365日24時間対応のロードサービスが付帯しているので、遠方での万が一の故障も安心です。さらにキー閉じ込めやガス欠、脱輪、バッテリー上がりといったトラブルにも対応します。

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③カーコンカーリース

クルマのへこみやキズの修理で有名なカーコンビニ倶楽部が提供するカーコンカーリース。店舗に赴かずに契約が可能で、しかも全国どこでも納車できます。

選べる車種が国産中古車だけでなく輸入中古車を選べるのもカーコンカーリースならではの特徴で、高年式で低走行車を多く取り揃えている点もおすすめポイントです。

国産中古車は6年、輸入中古車は7年での契約が基本となりますが、輸入中古車の場合は契約者の希望の支払方法で自由に設計できます。

残価設定が0円なので、購入した自分のクルマと同じように使用でき、ペット同乗やカスタムも自由にできるのも魅力でしょう。さらに輸入中古車の場合は、1年間の指定部品修理・交換サービスが付帯するほか、ロードアシスタントサービスの利用も可能なので、出先での故障やトラブルも安心です。

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④コスモMyカーリース

ガソリンスタンドでおなじみのコスモ石油が提供するコスモMyカーリース。最短1週間で納車が可能なクルマも用意されているので、急ぎでクルマを用意したい方にお勧めです。また、コスモ石油のSSでガソリン割引が利用できる点も特徴です。

自社のリースアップ車を主に扱っており、自社によるメンテナンスが行き届いた程度の良い中古車リースが揃っています。

中古車に対し不安がある方も多いことから、事前にスタッフにクルマについて質問する場が設けられており、安心して中古車リースを利用できる仕組みも整えられています。

新車カーリースと同じようにメンテナンスパックも選べるので、利用期間中のメンテナンスを全てお任せすることも可能です。

→コスモMyカーリース 公式サイトはこちら！

⑤ポチモ

とは、アポロステーションでお馴染みの出光興産と業者ネットオークションのオートサーバーが提供するポチモ。中古車専門カーリースです。

日本の中古車流通の94％をカバーするEC中古車流通ネットワークを提供する（株）オートサーバーと提携しているので、非常に多くのクルマの中から選べます。さらに厳しい基準でふるいにかけられているので、安心して中古車リースの利用ができる点もメリットです。

契約期間中は、アポロステーションでガソリンが7円/L引きになるほか、マイメンテプランに加入するとアポロステーションで無料点検や無料でオイル交換も実施してもらえます。さらに月々330円プラスするだけで保証期間が2年に延長できるプランも用意されているのも特徴です。

中古車の場合、車検付と呼ばれるすでに車検が残っている車両もありますが、ポチモではすべて納車前に車検を取得するので、契約後は2年間車検が不要です。

→ポチモ 公式サイトはこちら！

⑥定額カルモくん

CMでもお馴染みの定額カルモくん。最大の特徴は、最短4日で納車できるクルマがあることでしょう。毎日台数限定の激安特選車を用意しているので、なるべく安くカーリースを選びたい方にお勧めです。

中古車選びは実車を見なければ不安と感じる方も多く、特にネット完結で中古車リースするのは気が引けるはずです。しかし、定額カルモくんであれば、実車を見なくてもクルマの情報が分かるサービスを提供しており、納得いくまでスタッフがお手伝いしています。

中古車は故障しやすい個体もあるので、走行距離や年式から独自の高い基準でクリアしたクルマのみ掲載しているほか、契約前に車検を取得しての納車になるので安心です。

→定額カルモくん 公式サイトはこちら！

⑦オリックスカーリース・オンライン

最後はオリックスカーリース・オンライン。1万円台から乗れるクルマを多数用意しているので、安価でカーリースを探している方にお勧めのカーリースです。

走行距離が少なく年式が新しい中古車をプレミアム商品として用意しており、またリース期間を長めに設定して月額利用料を安くすることで多くの方が利用できるようにしています。

通常の中古車リースには付かない車検無料クーポンや、オイル交換無料クーポンといった特典を多数用意しています。クーポンを利用すれば、クルマのメンテナンス費用負担が少なくなるので中古車メンテナンスに不安がある方も安心です。

契約満了後は、すべてのクルマがもらえるプランになっているので、そのまま自分のクルマとして使い続けることも可能なので、契約後から気兼ねなく自分のクルマのように使用できます。もちろん必要なければ返却もできます。

→オリックスカーリース・オンライン 公式サイトはこちら！

中古車リースのメリット・デメリット！新車リースと何が違う？

中古車リースと聞くと、前のオーナーが丁寧に使用してきたのか不安に思う方も少なくありません。特にリースアップ車は、昔から中古車価格が安いことでも知られています。

実は、中古車リースの多くは、自社のリースアップ車を多く扱っており、しかもリース会社で手厚いメンテナンスをしてきた車両なのでその素性がはっきりしているメリットがあります。

ただし、利用するには、メリットだけではなくデメリットも多くあることも理解しておく必要があるので、ここで整理しておきましょう。

中古車リースの主なメリット4つ

中古車リースは新車リースにはない様々なメリットがあり、クルマを手に入れたい方に大きな味方になっています。特に以下の4つのメリットは新車リースでは不可能でしょう。

カーリースは、車両価格に税金や保険料などすべて込みにした月額利用料金になっていますが、中古車リースは車両価格が新車より安いので月額利用料が抑えられる仕組みです。

中には、月額利用料が少し高めのクルマやプランもありますが、同じクルマの新車と比べると利用月数が少ないので、トータルの費用は中古車リースのほうが少なく済みます。

中古車リースなら新車リースに比べてリーズナブルな月額利用料で利用できるので、経済的負担も少なくクルマを持てることから金銭的なメリットが高いサービスです。

新車リースは、カーリース会社が利用者から注文を受けてから自動車メーカーに発注するシステムなので、どうしても納期が長くなります。一方中古車リースであれば、すでにリース会社が所有する中古車をリースするので納期が早いメリットがあります。

中古車リースの多くは、それまで新車リースされてきたクルマがほとんどなので、リース会社で手厚くメンテナンスされていますから車両の状態は安心です。さらにリースアップした中かから程度が良いクルマを厳選して中古車リースしている業者も多いので、中古車店に並んでいるクルマをそのままリースするのと少し異なります。

中古車リースをする場合、契約者が選んだクルマを点検整備した後登録して陸送するだけなので、納車期間は軽自動車なら早ければ数日で納車されるでしょう。また普通車でも車庫証明の申請などをしても、2週間もあれば納車されるので、早くクルマを手にしたい方にとって大きなメリットです。

新車リースの場合、3年以上という契約がほとんどですが、中古車リースになるとごく短期の1か月からリースできる業者もありますから、短期間だけクルマを利用したい方にとっては大きなメリットでしょう。

短期でクルマを借りる方法にはレンタカーもありますが、レンタカーはさらに短い時間割での貸し出しなので、マンスリー契約になるとどうしても高額になるデメリットがありました。それが中古車カーリースであれば、月単位でカーリースできるので、購入するより費用が少なく、さらにレンタカーのように使うたびに契約する手間も省けるので、お得に短期利用できます。

新車リースなら最新のクルマに乗れますが、ひと昔前のクルマは新車リースでは扱っていません。同じ型のクルマのマイナーチェンジ前に乗りたくても新車では乗ることは不可能です。しかし中古車リースであれば、古いクルマを選んでリースできるので、当時手が出なかった憧れのクルマもカーリースできるメリットがあります。

中古車リースを扱う業者には、年式が新しく走行距離が少ない車種だけを用意する業者と、クラッシックカーと呼ばれる古い中古車も用意している業者もあるので、ユーザーの選択肢は新車リースより幅広く選べるメリットがあります。

中古車リースの主なデメリット5つ

中古車リースは、メリットだけでなくデメリットも多くありますから、選ぶときに知っておかないと思っていたクルマと違うといったことになりかねません。

どんなにキレイに磨かれた中古車リースも新車にはかなわない以下ののデメリットがあるので、この点は覚えておきましょう。

新車リースなら、走行距離0kmのクルマに乗ることも可能ですが、中古車リースはすでに他の誰かが使用してきたクルマなので、ある程度走ったクルマしかないので走行距離を気にする方にとってはデメリットでしょう。

中古車リースの多くは、リースアップされたクルマを多く扱うので、走行距離制限内で使用されることが多いので、平均的な走行距離に収まっているはずです。とはいえ月間走行距離制限が1,500kmだった場合、1年で18,000km、3年で54,000kmも走行しています。

もちろん、走行距離が少ないリースカーを集めているカーリース会社もありますが、走行距離が極めて少ないリースアップ車はかなりレアな個体なのでタイミングが合わなければ出会うことは難しいでしょう。

リースアップされたクルマの中にはかなり走行した個体も存在することから、走行距離が少ない好みのクルマを探すには苦労する場合もある点はデメリットです。

中古車リースは既に使用されてきたクルマなので、キズやへこみがクルマについている可能性があります。きれいなクルマを探す方にとってはデメリットとなるでしょう。

クルマは、使用者の扱い方で内外装の程度は大きく変わります。例えば運転技術の差でクルマにキズが発生したり、日々の手入れの差が程度に変化が現れるなどです。

特にクルマの傷は、走行中に不意につくことや、駐車場で隣の車のドアの開け閉めでへこみが付くこともあるので、新車のように何もキズがない中古車リースはほぼないと思ったほうが良いといえます。

また、洗車による細かい洗車キズも付着しますから、中古車リース業者が納車前にしっかりと磨き作業を行っても、濃色車は光の加減で細かいキズが目立つことも少なくありません。

内装に至っては、使用していた方の不注意で本革シートにキズを付けてしまったり、布シートならしみを付けていることもありますから、どうしても前のオーナーの使用感が残っていることがデメリットでしょう。

新車リースは好きなクルマを選び、グレードやオプションの選択も可能ですが、中古車リースは1点ものなので、お目当てのクルマがあってもグレードやオプション、またボディカラーも在庫からしか選べません。

オプションは、後から付けられるディーラーオプションであれば選択できる場合もありますが、メーカーオプションはクルマの注文時でなければ取り付けできません。

ボディカラーも同様です。クルマには多くのボディカラーが用意されており、クルマの個性を引き出す役割もあります。そのため、個性豊かなボディカラーを希望している方もいるかと思いますが、中古車リースとして出回るクルマのボディカラーは、比較的無難なボディカラーが多いので個性的なボディカラーはあまりありません。

新車のようなオーダーメイドはできないことを理解しておきましょう。

中古車リースは新車と異なりすでに流通しているクルマをリースカーとして提供されるので、限られたクルマの中からしか選べません。そのため、希望車種を中古車リース会社に問い合わせても在庫がなければ手に入れられないことも理解しておきましょう。

多くの中古車リース業者は、数多くの在庫を抱えるようになりました。また、中古車リースを扱う業者は輸入車も扱う業者が多くなってきたので、新車リースに比べると選べる車種は多いように思えます。

しかし、中古車は最初に新車をオーダーしたオーナーの好みでグレードやボディカラーそしてオプションも決められているので、中古車リースはカーリース会社で所有するクルマから選ぶしかありません。つまり、このクルマに乗りたいから用意してほしいと伝えても、そのオーダーにこたえられるクルマが用意できない場合もあります。

このほか中古車リースは、ある程度走行しているので、走行距離を気にする場合も注意が必要です。例えば走行距離3万km以下のクルマが欲しいというのであれば、希望に叶う可能性がありますが、そこに車種まで限定するとクルマが用意できない場合がほとんどです。

クルマは多くのパーツから構成されていますが、使用すると次第に劣化して交換やメンテナンスが必要になります。また、定期メンテナンスするパーツ以外も長く使用していると故障するので、中古車リースになるとある程度故障を覚悟する必要があります。

中古車リースでも年式や走行距離で故障する確率や頻度が変わってきます。もちろん年式も判断材料の一つになりますが、むしろ走行距離が多いほうがクルマへのダメージの蓄積が多いので故障リスクの判断材料にしたほうがいいです。

そのため同一車種であっても、走行距離が多いと年式が新しくても故障する確率が高く、反対に、年式が古くても走行距離が少なければ故障するリスクは少ない場合もあります。

とはいっても、中古車リースは既に使用されてきたクルマなので、消耗している部品は交換やメンテナンスをしています。しかし、通常のメンテナンスでは賄いきれない部分も使用方法によって痛むので、どんなにリース会社がメンテナンスをしていたとしても新車より故障するリスクは高くなる点は理解しておかなければなりません。

中古車カーリースが向いている人とは

上記の通り、中古車リースは新車リースと異なり、様々なメリットとデメリットがあります。それを総合すると、中古車リースは以下のような人に向いていると言えるでしょう。

とにかく早くクルマが欲しい人

中古車リースが向いている方は、とにかく早くクルマが欲しい方です。中古車リースなら、すでにリース会社にあるクルマを手配してもらえるので新車リースに比べて格段に早くクルマを手にできます。

新車リースは、通常2カ月から3カ月程度納車まで時間がかかるので、その間クルマの使用を待てる方なら問題ありません。しかし、単身赴任などですぐにクルマを利用したい方などは、数か月クルマの納車を待つほど時間がないでしょう。

そこで中古車リースであれば、早ければ4日程度で納車される業者もあるほか、長くても2週間から3週間程度で納車されるので、とにかく早くクルマを手に入れたい方に向いているサービスです。

月額利用料を少しでも安くしたい人

中古車リースは車両価格が安いのでリース総額が安くできます。すこしでも月額利用料を安くしたい方に向いているサービスです。

同じ車種でも新車より中古車のほうが安いのと同じように、中古車リースも新車リースに比べて元の車両価格が安いので、車両価格を月額に直すとかなり安くなります。

また、中古車リースも初期費用が必要ありませんから所持金がなくても中古車リースが利用できます。さらに、毎月の収入に対してできるだけ支出を減らしてクルマを利用したい方に中古車リースが向いています。

短期間で利用をしたい人

中古車リースにはマンスリー契約といった短期契約が用意されているので、ごく短期でカーリースを検討している方に向いています。

中古車リースは、安い金額で借りられるサービスですが、短期契約すればさらに費用を節約できるほか、中古車を長期でリースするより故障リスクも抑えられます。

また、短期契約といってもマイカーのように利用できるので、レンタカーのように私物をその都度降ろすような手間も制約もありませんから、短期でクルマを利用したい方ほど中古車リースは向いています。

中古車の利用に抵抗がない人

中古車リースは、前オーナーが利用してきたクルマのリースですので、他人が使用したクルマの使用に抵抗がない方に向いています。特に内装の使用感は、どうしても中古車には表れているので、内装の使用感に抵抗がなければ利用してもよいでしょう。

もちろん、中古車リースは、提供される前にしっかりとクリーニングされてから納車されます。しかし、布製のシートやカーペットには、前のオーナーの使用形跡が取り切れないことも少なくありません。さらに、ステアリング（＝ハンドル）がバックスキンタイプの場合、使用感が現れており、それに抵抗を感じる方もいます。

さらに外装にも小傷ができていることもあります。特に車高が低いクルマの場合、フロントバンパー下に擦り傷が多くできている場合も多いでしょう。また、ドアにはエクボの小さいへこみもできている可能性があります。

ただし、汚れは取れるだけ取り、消毒なども徹底して行う業者も多いので、中古車リースだからと言って、汚いというわけではありませんし、小傷が気になるほど神経質すぎる方以外であれば問題ありません。

グレードやオプション装備へのこだわりが少ない人

グレードは、車種ごとで多く用意されていますが、中古車リースは乗りたいクルマがリース会社にあっても、グレードは変えられません。また、オプションもすでに装備済みのことや全く装備されていないこともあるため、グレードやオプションにこだわりがない方であれば向いています。

クルマにはグレードごとで装備も変わり、クルマの性能も違うこともあります。同じ車種でもグレードが違うと見た目も異なることもあるため、多くの方はグレードにこだわりがあります。しかし、車種が変わらなければ問題ないというのであれば、中古車リースを選んでもよいでしょう。

中古車カーリースの主な注意点！事前に理解しておきたいこと

最後に、中古車リースを使う上で「こんなこと知らなかった」とならないよう、ルールや慣習を覚えておきましょう。覚えておいてほしいのは以下の通りです。

車種によりメーカー保証が切れている場合がある

新車保証は最大5年なので、中古車リースを選ぶ場合、5年以上経過しているとメーカー保証から外れている場合があります。

5年はかなり長いように感じますが、中古車として流通しているリースカーは5年以上のクルマも多いのでメーカー保証の対象外がほとんどです。さらに、メーカー保証が残っていても保証継承をしてもらえなければメーカー保証も使えません。

新車ならリース契約して5年間は補償対象ですが、中古車リースでは、登録から経過した年数だけ保証期間から引かれてしまいます。つまり、3年落ちの中古車リースなら2年しか新車保証は受けられませんから、この場合、中古車リースをして3年後に故障すると実費で修理が必要となるでしょう。

もちろん保証が残っていればの話なので、多くは新車保証が使えない中古車リースがほとんどですから、故障時のリスクがかなり高いとに注意が必要です。

中古車リースも走行距離制限がある

カーリースと言えば、走行距離制限が気になるところですが、中古車リースでも走行距離制限を設けている場合があるので注意が必要です。

中古車リースの場合、契約満了後はもらえるプランがあるので、そういったプランであれば走行距離制限がない業者がほとんどです。しかし、中古車リースも走行距離制限を設けて契約中のクルマの状態を維持させるリース会社もあります。

走行距離制限を設ける理由は、中古車をリースした後、契約中に不用意な整備の発生を防ぐためと、リースアップした後に再度違う方にリースするための残価確保が大きな理由です。

特に中古車の場合は、予想外の故障リスクがあるので走行距離制限を設けて故障リスクを減らしている業者もあるので、契約前に走行距離制限について確認が必要です。

特に、中古車リースは最後にもらえるからと走行距離無制限と思っていると、メンテナンス時に追加費用を請求される場合もあるので注意しましょう。

返却が必要になる中古車リースもある

カーリースは、リース会社からクルマを借りて使用しているだけなので、契約満了後は返却が基本です。これは中古車リースも同じで、もらえる中古車リース以外は返却が必要となります。

カーリースでは、契約満了後に次のオーナーに売却する、または再リースさせるためにクルマの返却を基本としています。しかし中古車の場合は、利用期間が長くなるとクルマの残価が0円になるので最後はもらえるプランにしているカーリースも多くみられます。

とはいっても、中古車リースにはごく短期のマンスリー契約や1年、や2年といった短期契約もあり、このような短期の場合は返却が基本なので注意しましょう。

改造はNG

カーリースは自分のクルマのように利用できるサービスですが、最後に返却しなければならない場合は、リース契約時の状態で返却が必要なのでカスタムなどの改造は認められていません。

返却が必要な中古車リースは、返却時のクルマの状態をあらかじめ想定して残価設定しているので、改造してしまうと残価を下回るためカーリース会社では禁止しています。

もちろん、カスタムなどの改造が全くダメというわけではなく、事前にカーリース会社に届け出ればＯＫしてもらえるカスタムもあります。また、ボディに穴あけなどの加工を必要としないカスタムで、すぐに元に戻せるようなパーツの取り付けであれば問題ありません。

ただしパーツを取り付けたことで、その部分のボディカラーに違いが出てしまったり、両面テープの跡が取り切れないような場合は、契約満了時に清算金が発生するので注意しましょう。

途中解約はできない

中古車リースも新車リースと同様に一度契約したら途中で解約できません。リース契約というのは、契約中の月額リース料を契約月数払い続けることが契約内容なので、途中で解約を申し出ると残り月数分の費用と、違約金が発生します。

中古車リースの月額利用料は、車両価格と利用期間中の諸費用を含めた金額を利用月数で割って算出しています。そのため、用意した中古車価格分を月額利用料で支払い終える前に解約されてしまうと、クルマを手配した金額がリース会社でマイナスになります。

それを避けるために、基本的に中古車リースでは規約で途中解約を不可としていますが、やむを得ない理由がある場合は、担当者に申し出れば解約手続きを取ってもらえます。ただし、残りのリース料などを一括で支払う必要があるので大きな負担になります。

中古車リースの場合は、ごく短期のリースを用意しているので、初めからリース期間に不安があるなら短めの契約を結べば途中解約にならずに済みます。中古車リース契約を結ぶときは契約期間と途中解約についてよく確認することがポイントです。

まとめ

中古車リースは、車両価格が安いので月額利用料が安くなったり利用月数も少なく済むので無理なくクルマをリースできます。また、すでに流通しているクルマをリースするので納期が早いためすぐに車を使いたい方にとって大きなメリットでしょう。

ただし、中古車は新車と異なり車自体に使用感があるほか、クルマを自分好みで選べないことも理解しなければなりません。とはいっても、多くの中古車リース業者があるので、その中から車を探せばお目当てのクルマが見つかる可能性が高いといえます。

中古車リースのプランは、新車リースと異なり超短期のマンスリープランから、長期リースでもらえるプランもあるので、幅広いニーズに答えられるのも中古車リースの特徴です。

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