初期費用0円でクルマを持つこともできるカーリース。月々1万円を切る価格帯のクルマもあり、興味を持った方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、月額が安いリース会社をよく見ると、ボーナス払いを前提としているパターンも少なくありません。
せっかく月々定額で使えるサービスなので、できればボーナス払いは回避したいと考えている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ボーナス払いなしで使えるカーリースをまとめました。また、ボーナス払いなしでも月額利用料を抑える工夫についてもお伝えします。
この記事を参考に、ぜひ納得いくカーリースを見つけてくださると幸いです。
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ボーナス払いなしで使えるおすすめカーリース7選!
早速ですが、ボーナス払いをするかどうかは自由に設定できるカーリースを紹介します。いずれも全国展開している規模感のサービスを選んでいますので、ぜひ気になるリース会社があればチェックしてみてください。
- MOTAカーリース
- KINTO
- オリックスカーリース
- ニコノリ
- フラット7
- 定額カルモくん
1.MOTAカーリース
最安値 | 7,480円〜(ダイハツ ミライース) |
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ラインナップ | 国産車全般 |
契約期間 | 7年、9年、11年 |
任意保険 | 自分で加入 |
走行距離制限 | なし |
カスタム制限 | なし |
クルマをもらえる制度 | あり |
MOTAカーリース「最後にもらえるカーリース」を推しているカーリースです。
新車も中古車もボーナスなしの月々均等払いでカーリースできる他、月額利用料を抑えたい方向けに頭金払いも用意しているなど、ライフプランに合わせたカーリースプランが設計しやすいのではないでしょうか。もちろん、ボーナス払いのありなしはユーザー側で選択可能です。
その他の特徴としては、走行距離制限がないことや、カスタムも自由に行える点でしょう。リースにも関わらず、本当に自分のクルマのような自由度があるカーリースと言えます。
様々な方面でバランスの良く、幅広い方におすすめできるカーリースです。ぜひ一度公式サイトをご覧になってはいかがでしょうか。
2.KINTO
最安値 | 16,720円〜(トヨタ ヤリス) |
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ラインナップ | トヨタ、レクサス |
契約期間 | 3年、5年、7年 |
任意保険 | あり |
走行距離制限 | 月間1,500km |
カスタム制限 | あり |
クルマをもらえる制度 | なし |
KINTOはトヨタ、レクサス専門のカーリースです。全国のトヨタディーラーでメンテナンスが受けられるほか、頭金0円で利用できるカーリースとして注目を集めています。
KINTOでは、初期費用が0円の「初期費用フリープラン」と、最初に5ヶ月分相当の月額費用を支払うことで解約金が0円になる「解約金フリープラン」の2種類のプランが用意されています。
解約金フリープランはボーナス払いがなく、初期費用フリープランはボーナス払いとボーナス払いなしを選べます。
また、整備費用などがオプションとして分離されておらず、表示される月額利用料だけでクルマの維持ができる仕組みなので、ユーザーに分かりやすいシステムといえます。
さらに、任意保険も月額利用料に含まれているので、別途自分で任意保険に加入する必要もありません。意外にも任意保険込みのカーリースは少ないので、大きなアドバンテージかと思われます。
このほか、トヨタの最新技術を常にクルマにアップグレードできるKINTO Ultimateも用意されており、進化する安全性能を自分のリース車にフィードバックできるサービスが特徴です。
3.ニコノリ
最安値 | 5,500円〜(ダイハツ ミライース) |
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ラインナップ | 国産車全般 |
契約期間 | 1〜9年 |
任意保険 | 自分で加入 |
走行距離制限 | 自由に設定できる |
カスタム制限 | あり |
クルマをもらえる制度 | あり |
続いてはニコニコレンタカーが提供する「ニコノリ」です。新車リースも中古車リースもボーナス払いなしで利用可能なほか、契約年数も1〜9年(中古車の場合は1〜7年)の間で自由に選べるのが特徴です。
ニコノリのユニークなサービスとして大切に乗ることを条件とした「値引き」があります。その審査方法はいたって簡単で、決められた時期に定期点検して、走行距離を5年間で30,000kmまたは60,000km以内(ほかにも走行距離制限の取扱あり)で使用するだけです。
このほか、全国9,000か所の整備事業工場と提携しているので、全国どの地域にお住まいでも、きっちりとメンテナンスが受けられるはずです。それに、ライフプランが変わり引っ越しする場合のメンテナンスも安心です。
クルマ選びやプラン選びに迷った時のために、カスタマーサービスが年中無休で対応しており、ユーザーからヒアリングを行い最適なプランを提案してくれるほか、LINEも対応しているので、リースカー選びに悩んだら相談してみるとよいでしょう。
4.定額カルモくん
最安値 | 13,920円〜(ダイハツ ミライース / スズキ アルト) |
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ラインナップ | 国産車全般 |
契約期間 | 1〜11年 |
任意保険 | 自分で加入 |
走行距離制限 | 月間1500km〜無制限 |
カスタム制限 | あり |
クルマをもらえる制度 | あり |
TVCMでお馴染みの定額カルモくん。月額1万円台からボーナス払いなしで新車に乗れるサービスを展開しており、さらにネットから24時間いつでも申込受付しているので、昼間の時間帯が忙しい方にも向いています。
すべてのプランがボーナス払いがないので、逆にボーナス払いを選びたくても選択できません。
定額カルモくんなら、ネット申し込みで最大49,500円割引になるほか、初期費用がまったく掛からず、ずっと定額でクルマに乗り続けられます。さらに7年以上契約時にもらえるプランに申し込むことで、7年間維持費をかけずに最後はクルマを自分のモノにできます。
多くのカーリースで問題となるのが、返却時の原状回復費用でしょう。これが原因でカーリースを敬遠する方も多くいますが、定額カルモくんなら、どのメンテナンスプランに加入しても原状回復費用が発生しないので安心です。
初めてカーリースを始める人にお勧めできるサービスですので、興味のある方は公式サイトをご覧になってはいかがでしょうか。
5.cars マイカー定額
最安値 | 8,250円〜(ダイハツ ミライース) |
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ラインナップ | 国産車、輸入車 |
契約期間 | 3〜7年 |
任意保険 | 自分で加入 |
走行距離制限 | 自由に設定できる |
カスタム制限 | あり |
クルマをもらえる制度 | あり(買取方式) |
carsマイカー定額は、輸入車も選べる珍しいカーリースです。契約期間は3〜7年の間で自由に設定できるほか、走行距離上限も自由に設定できます。ユーザーの希望に合わせて柔軟なプラン設計ができるカーリースと言って良いでしょう。
もちろん、頭金やボーナス払いの支払いをどうするかも自由に決められます。公式サイトには問い合わせフォームを設けていますので、気になる方は相談してみてはいかがでしょうか。
6.オリックスカーリース
最安値 | 14,520円〜(ダイハツ ミライース) |
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ラインナップ | 国産車全般 |
契約期間 | 5年、7年、9年、11年 |
任意保険 | 自分で加入 |
走行距離制限 | なし |
カスタム制限 | なし(もらえるプランの場合) |
クルマをもらえる制度 | あり |
国内有数の老舗カーリースのひとつ「オリックスカーリース」。1984年以来、多くのユーザーに選ばれ続けた実績は抜群です。
気になる支払いプランですが、ボーナス払いは基本なしで、頭金のありなしを選択できたりと、自由度が高い設定が可能になっています。
また、走行距離制限がないことや、最後にクルマをもらえるプランがあるなど、他社比較でのアドバンテージも高いです。
法人利用にも強いカーリースですので、気になっていたクルマがある方は公式サイトから探してみてはいかがでしょうか。
7.フラット7
最安値 | 11,000円〜(ダイハツ ミライース など) |
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ラインナップ | 国産軽自動車 |
契約期間 | 7年(変更相談可) |
任意保険 | 自分で加入 |
走行距離制限 | 年間10,000km |
カスタム制限 | あり |
クルマをもらえる制度 | なし |
フラット7はすべての国産車を扱いますが、中でも軽自動車に特化したカーリース会社です。一括して大量購入していることからコストカットし、安くカーリースしているのが特徴です。
多くのカーリースは、契約内容が一律ですが、フラット7ではフランチャイズ方式をとっており、各地域にあるフラット7ごとでサービス内容が異なります。
たとえば、フラット7の一部店舗では事故を起こした際の残価減額をリースした店舗で負担するシステムを取っています。つまり、修理費用だけ負担すれば、残価分を下回った分の費用を請求されない店舗もあるということです。こうした各店舗独自のサービスを受けられるのも、フラット7の大きな特徴でしょう。
また、新車は5年で保証が切れてしまいますが、フラット7では7年間安心して乗ってもらうために、メーカー新車保証を7年まで延長したフラット7あんしん保証がついています。クルマの走行装置だけでなく社外ナビにも保証適用となるので、かなり心強いサービスです。
メンテナンス面ではすべてお任せできるフルサポートのスタンダードプラン(月々2,750円税込)とプレミアムプラン(月々4,950円税込)の2種類を用意しているので、ライフプランに合わせて自由にカーリースプラン設計ができます。
ボーナス払いなしのカーリースのデメリットは?
ボーナス払いがないことでずっと定額で使えることが、ボーナス払いなしにするメリットですが、実はデメリットもあります。その点を理解した上でプランを決めるべきなので、あらかじめ覚えておきましょう。
具体的には以下の通りです。
- 月額利用料が割高になる
- 車両価格高いクルマの利用を諦める必要がある
- 月額利用料が安すぎるプランは残価清算が高い場合も
1.月額利用料が割高になる
クルマをローンで購入する時も同じですが、月々の返済を安くする際はボーナス払いを選択します。カーリースも全く同じで、ボーナス払いがあったほうが月額利用料を抑えられるため、ボーナス払いを利用しないと月額利用料は割高になることが通常です。
カーリースは、契約満了時のクルマの価値をあらかじめ予想し、その金額を残価として残りの車両価格を月々のリース料として支払っています。例えば、200万円の車両本体価格で残価が50万円だった場合、残りの150万円を契約期間の総月数で均等に割っています。
もちろん、ボーナス払いを選んでいれば、年2回ボーナス加算されるのでその分均等割りされる金額が安く済みます。
どちらも一長一短の面がありますので、選択する際はよく吟味することが大切です。たいていサイト内の機能だったり、スタッフに相談すればシミュレーションできますので、事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。
契約期間を長くしないと、かなり割高になることも
逆に言うと、契約期間をある程度長くしないと、ボーナス払いなしの月額利用料はかなり高くなってしまいます。
繰り返しになりますが、カーリースは契約期間で、利用分の車両価格を均等に割っていきますので、例えば120万円の車両本体価格を12ヶ月で割る場合は10万円にもなります。
これではカーリースを利用する旨味を感じない人も多いと思いますので、ボーナス払いなしの場合は肥前的にある程度まとまった契約期間で考える必要があるでしょう。
ある程度無理のない支払いにするには、おおむね7年程度以上の契約期間が必要になるかと思われます。
もちろん、プランをカスタマイズすることでもっと短いプランへの変更ができるカーリースもありますが、月額利用料が生活費を圧迫しないかよく考える必要が出てきます。
2.車両価格高いクルマの利用を諦める必要がある
また、上記と同じ理由で高額なクルマになるほど残りの金額が高くなるので利用を諦める必要が出てくるでしょう。
多くのカーリース会社は、国産主要メーカーのクルマならほぼラインナップしているので、好きなクルマを選ぶことが可能です。さらにオプションも選べるので、購入とほとんど変わりません。
その反面、選ぶクルマをよく考えなければ、月額利用料はかなりの高額になってしまい、最長契約年数を選んでも月額5万円を軽く超えるケースもあります。
もちろんボーナス払いや頭金を用意すれば、月額を減らして高額なクルマをリースすることも可能ですが、ボーナス払いなしの月々均等払いで選ぶ場合は、高額なクルマになるほど月額利用料は高くなることを覚悟しなければならないでしょう。
3.月額利用料が安すぎるプランは残価清算が高い場合も
カーリースは残価精算と返却を前提に、安くクルマを持てる仕組みを取っていますが、ボーナス払いがないプランでも月額利用料が安いプランも見られます。しかし、ボーナス払いがないのに他のカーリース会社に比べてかなり安い月額利用料だと、残価を高く設定している恐れがあり、契約満了時に残価精算が発生する可能性があります。
カーリースの残価設定には、オープンエンド方式とクローズドエンド方式の二つの方式がとられています。それぞれ説明すると、オープンエンド方式は、残価を公開して契約者も残価設定ができます。そしてクローズドエンド方式は、残価を公開せず一切契約者は残価設定に加われません。
つまり、オープンエンド方式は契約者が残価を高く設定することも可能なので月額利用料を抑えられる代わりに、契約満了時に残価精算される場合がほとんどです。
そしてクローズドエンド方式は、カーリース会社がリスクを見込んで残価設定しており、そのほとんどは残価を低くしています。そのため残価が低い分残りの車両価格が高くなるので月額利用料が高くなりがちです(その分、返却時のクルマの状態が多少悪くても追加精算が発生しにくいメリットがあります)。
このようなことから、ボーナス払いがないのに月額利用料が極端に安い場合は、残価が高く設定されているので、契約満了時のリスクが高くなっている点に注意が必要です。
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カーリースのボーナス払いなしに向いている人
カーリースを利用する上でボーナス払いすると、ワンランク上のクルマにも乗ることが可能な他、月額利用料も安くできますが、誰もがボーナス払いが向いているわけではありません。
以下の3つに当てはまる方はボーナス払いなしのほうが向いているといえます。
- ボーナス支給がない企業に勤めている方
- 生活設計をわかりやすくしたい(ずっと定額で利用したい)方
- クルマのグレードにはそれほどこだわりがない人
ボーナス支給がない企業に勤めている方
正社員でもボーナス払いがない企業は多くあります。年俸制や企業の業績悪化でボーナスが支給されていない場合もあるでしょう。もちろん、最初からボーナス自体がない企業もあるので、そういった企業に勤めている方はボーナス払いなしを選ぶのが良いでしょう。
ボーナス払いは、どのカーリース会社でも夏と冬の年2回支払うようになっています。さらに毎月支払う月額利用料と別に用意する必要もあるので、ボーナスがない企業に勤めている方がボーナス払いを選択すると大きな負担になります。
もちろん、ボーナス払いがなくても毎月の給与からボーナス払い分を積み立てる方法もありますが、それにはライフプランと照らし合わせ、無理のない計画を立てる必要があります。
また、最近はボーナス支給が毎年出ない企業もありますから、ボーナスをあてにしてボーナス払いを選択すると、出ない年はボーナス払いの費用捻出が非常に大変になるでしょう。
そこで、ボーナス払いが全くない企業だけでなく、ボーナス払いが不確実な企業に勤めている方や、勤めている企業の業績が悪化している場合は、ボーナス払いなしが安心です。
生活設計をわかりやすくしたい(ずっと定額で利用したい)方
カーリースは、毎月ずっと定額でクルマに乗り続けられることですが、ボーナス払いが年2回あるとずっと定額とは言えません。そこで生活設計をわかりやすくしたいならボーナス払いなしが向いています。
カーリースは、ローンと異なり所有してからのクルマの維持費もリース料に含まれているので、クルマを所有後は燃料代と駐車場代だけ心配すればそのほかにクルマにかかわる費用が発生する可能性はほぼありません。
日々の生活費のほかに、新たにクルマにかかる費用を組み込むので、毎月の支出がわかりやすいほうが安心です。それにはカーリースが向いていますが、ボーナス払いがあると、その月だけ余分に多く支払いが発生します。
そこで、とにかくクルマの費用はずっと定額にしておきたいという方は、ボーナス払いなしが良いでしょう。
クルマのグレードにはそれほどこだわりがない人
クルマの種類は数多くあり、国産車でも車両価格差が数百万円あるのが普通です。車両価格が高くなると装備も高級になってきますが、その分月額利用料はかなり高額になります。そこで、クルマのこだわりがなければグレードの低いクルマを選んで月額利用料を安くしたほうが合理的と言えますので、ボーナス払いがなくても良いと考えることも可能です。
クルマは、同じ車種でも廉価グレードと高級グレードで100万円近く変わることも珍しくありません。もちろん、同じクルマでもグレードが良くなり、オプションを多く装備すれば車両価格が高くなり、月額利用料も高額になります。
一般的にそういった場合はボーナス払いで月額利用料を抑えますが、特にグレードやオプションにこだわりがないのであれば廉価グレードを選べばボーナス払いなしでも月額利用料は抑えられます。
さらに、同じ車格でもメーカーによっても車両価格が異なる他、同じメーカーでも車種によって車両価格に差があります。クルマにこだわりがなければ月額利用料を安いクルマを選択できるので、ボーナス払いなしを考えている方に向いています。
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ボーナス払いなしで、さらに月額利用料を抑える方法
ボーナス払いがないと、月額利用料がどうしても高めになりますが、カーリースのプランやクルマの選び方などで月額利用料を減らす方法もあります。特に以下の6つの方法を実践すればボーナス払いなしでも月額利用料を抑えられるでしょう。
- 頭金を準備する
- グレードをワンランク落とす
- 本当に必要なオプション装備だけにする
- 中古車リースを検討する
- 契約期間を長いプランを選ぶ
- 残価設定ありを選ぶ
頭金を準備する
カーリースは、車両価格を月額均等にして利用料を支払うシステムなので、購入と同じく頭金を準備すると月額利用料を抑えられます。
カーリースでは、初期費用0円で頭金が必要ないというプランが多くありますが、必ずしも頭金に対応していないわけではありません。カーリース会社によっては頭金に対応しているので、少しでも月額利用料を落としたいなら聞いてみるとよいでしょう。
とはいっても頭金をどれぐらい用意すればよいかわからない方も少なくありません。一般的に車購入の際には車両価格の10%から30%を入れるように販売店から言われることが多いですが、カーリースの場合もカーリース会社によって頭金が決められています。
その多くは、30万円までとしていたり、車両価格の50%までと定めているので、詳細は契約する店舗に聞いてみる必要があります。
また、頭金の支払期日も定められており、契約書をカーリースに返送する前に頭金を振り込むように指示している場合もありますから支払期日の確認も重要です。もちろん、振込手数料は契約者負担なのも忘れないようにしましょう。
グレードをワンランク落とす
カーリースの月額利用料を下げるには、ベースとなる車両価格を安くすればよいので、乗りたいクルマのグレードを落としてみましょう。
どんなクルマにも数多くのグレードが設定されており、クルマのスタイルは同じでも装備品やクルマの性能で差をつけています。そのため、ベースグレードと上級グレードではかなり価格差がある車種も存在します。
価格差があるのは高級車だけと思うかもしれませんが、身近なコンパクトカー「トヨタ・ヤリス」もグレード間の価格差が広いことで知られています。新車価格を見ると、一番安いモデルは軽自動車より安い147万円であるのに対し、一番高額なヤリスは、254万8000円とその差は約110万円とかなり強烈です。
これだけ価格差があると、同じ車種なのに月額利用料は数万円の差が出てしまうので、車種が譲れないのであれば、グレードを落とすのが効果的です。
本当に必要なオプション装備だけにする
クルマ選びの楽しさの一つに、オプション装備選びがありますが、オプションを選び過ぎると車両価格が高くなるので月額利用料も跳ね上がります。そこで、カーリースでボーナス払いなしを選択し、少しでも月額利用料を安くしたいなら、オプションは必要最低限にするのが良いでしょう。
車種によりオプションは異なりますが、大別するとメーカーオプション、ディーラーオプション、そしてパッケージオプションの3つに分けられます。
中でもメーカーオプションは、後付け不可なので吟味して選ぶ必要があります。特に最近主流となる運転支援システムを充実させたい場合は、メーカーオプションを選ばないと後付け不可となりますが、欲張りすぎると高額になるので注意が必要です。
そして、ディーラーオプションは販売店オプションとも呼ばれますが、こちらは完成車に後から取り付けられる装備で、主にカーナビがあげられます。ただし、後付けできる点を考えれば、今導入しなくても後から取り付けられるので、月々の支払額と照らし合わせて決めてもよいでしょう。
最後にパッケージオプションですが、こちらはメーカーオプションをいくつかパッケージにして単独で装備するより安くしたオプションです。しかし、必要ないと思うオプションも含まれることもあるので、パッケージオプション選びも慎重にしなければなりません。
いずれのオプションも、装着すればするほど車両価格は跳ね上がり、月額利用料は高くなりますから、よく考えて本当に必要なオプションだけ装備するようにしましょう。
特に、カーリースはリセールバリューを気にする必要がありません。あとで高額買取を考える必要がないので、人気がある装備を取り付ける必要もないほか、オプションの人気カラーを無理して選ぶ必要もありません。自分が乗るために本当に必要なオプション選びをすることがボーナス払いなしで月額利用料を抑えるポイントです。
中古車リースを検討する
ボーナス払いなしで少しでも月額利用料を抑えるには、新車リースではなく中古車リースを考えるとよいでしょう。中古車リースであれば車両価格が低く抑えられるので、月額利用料はかなり安くできます。
中古車リースと聞くと、クルマの程度が気になる方も少なくありませんが、中古車カーリースは、リース会社所有のクルマであり、しっかりとメンテナンスされてきたクルマばかりを扱っているのでクルマの程度はかなり安心できます。
たとえば、中古車購入する場合は、自分で中古車展示場などに出向いてクルマの状態を自分の目でチェックしなければなりません。しかしカーリースは、契約期間クルマを問題なく貸し出す必要があるので、ほとんどのリース会社が第三者機関を利用したクルマの検査をして程度が良好な個体を用意しています。
さらに中古車リースであれば、新車では手が届きにくい高額なクルマも月額利用料を安く抑えてリースできる魅力もあるでしょう。
契約期間を長いプランを選ぶ
カーリースでは、契約期間を選べるのが普通ですが、一般的に契約期間が長くなるほど月額利用料が抑えられる仕組みです。そこで、ボーナス払いなしを選ぶのであれば、できるだけ契約期間が長いプランを利用するとよいでしょう。
カーリースでは、車両価格登録諸費用、そして契約期間中の維持費を月額利用料として算出しています。その中で大きなウェイトを占めるのが車両価格ですが、契約期間が長くなれば割る月数が増えるので月額利用料が安くなります。
これは、ある意味ローンとよく似ており、150万円のクルマを5年リースするのと7年リースするのでは、24カ月分差が出ます。つまり、5年の場合は150万円を60か月で利用するので、ひと月当たり25,000円になります。しかし7年であれば84カ月利用するので月額は約17,800円になります。
ボーナス払いなしを選ぶ場合で月額利用料を安くするなら、毎月どの程度なら無理がない利用金額になるのかシミュレーションしてみるとよいでしょう。
残価設定ありを選ぶ
カーリースには残価設定がありますから、ボーナス払いなしを選ぶなら残価精算があるカーリースを選ぶのがお得です。
残価精算があるカーリースには、オープンエンド方式とクローズドエンド方式がありますが、どちらも残価なしのカーリースに比べてお得な月額利用料を設定しています。
残価を多くできるのはオープンエンド方式ですが、デメリットとして残価を高くしすぎると契約満了時に残価精算が発生するリスクが高くなります。その反面クローズドエンド方式は残価を公開しないかわりに残価精算がありません。
月額利用料を安くするという面では、オープンエンド方式が有利ですが残価清算リスクがありますから、契約満了後のことも考えて残価設定の方式を選ぶようにしましょう。
カーリースのボーナス払いなしの中には、残価設定をまったく行わないプランもあるので、月額利用料を抑えるなら、クローズドエンド方式でもよいので残価設定があるカーリースを選ぶのが月額利用料を安くするポイントです。
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まとめ
カーリースは、初期費用0円で利用できるメリットがありますが、本当に毎月定額で利用したいならボーナス払いなしを選ぶとよいでしょう。
ボーナス払いは、ボーナス支給がある企業なら安心ですが、ボーナスに頼りすぎると支給がない時に大きなお金を用意するリスクがあります。またボーナス払いは、月額利用料とは別に支払う必要があるので、ボーナス月は月額利用料のほかにボーナス払いが発生することも理解しなければなりません。
ボーナス払いなしを選べば、ボーナス月に大きな費用を工面する必要はありませんが、月額利用料はボーナス併用に比べて高くなることも理解しておく必要があります。
そこでカーリースでは、ユーザーが様々なプラン設計をしてお得に利用できる方法を用意しているので、ライフプランと照らし合わせて利用すると安心です。