MINIシリーズ初のクロスオーバーBEV(バッテリー電気自動車)のコンセプトカー、「MINI コンセプト エースマン」が日本でもお披露目されたので、そのディテールを写真で紹介しよう。

ハッチバックとクロスオーバーの間を埋める新たなモデルに

MINI コンセプト エースマン(Concept Aceman、以下エースマン)は、2022年7月にワールドプレミアされた、MINIシリーズで初めてのクロスオーバーBEV コンセプトカーだ。コンセプトカーゆえ詳細なスペックは公表されていないが、全長×全幅×全高は4.05×1.99×1.59m。サイズ的にハッチバックのMINIとMINIクロスオーバーの間を埋める、まったく新しいモデルを示唆しているという。

BEVなので八角形のワクだけのフロントグリル内部はLEDでパターンを点灯したり、サウンドも発する。ルーフ/ウインドー/ボディの3層からなるサイドビューのデザインはクラシックミニから踏襲されており、水平基調のリアはショルダーラインを強調してクロスオーバーらしいパワフルな印象を強めている。

きわめてシンプルなインテリアには、インターフェースの操作によって投影される動画がダッシュボード全体からドアパネルまで投影される。インテリアの素材はレザーフリーで、再生ポリエステル製ニット織物などサステイナブルな素材も多用されている。

MINIの次世代モデルはBEV化されるとアナウンスされている。このエースマンに採用されたものも、すべてではないが近い将来に反映されることだろう。なお、次世代のMINIに関しては、2023年中に何らかの発表がされる予定だという。

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