2023年4月6日、アウトドアフィールドが似合うスバル クロストレックのラインナップに、さらにタフな存在感と走りをプラスした「ウィルダネス」が加わった。男性的で逞しいラギッドなイメージが、新たな魅力を醸成している。

クロスオーバーSUVの世界観を広げる「大胆不敵」

画像: オフロード性能の高さを予感させる、よりタフでラギッドなデザインを採用。

オフロード性能の高さを予感させる、よりタフでラギッドなデザインを採用。

コンパクトなボディ、本格的なSUV性能、ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせた「スバル クロストレック」は、日常やビジネスからレジャーシーンまで幅広く活躍してくれるクロスオーバーSUVとして誕生した。

国内市場向けの前身「スバルXV」から数えると、第3世代(クロストレックとしては2代目)が2022年に北米でデビュー、日本では同年12月に価格が発表されている。

新型では動的フィールとともに内外装のデザインまで、すべての質感が高められるとともに、使い勝手や安全性のポテンシャルも向上。FWDモデルを追加するなど、ユーザーの選択肢も広げられている。

そんなクロストレックのオフロード性能をさらに引き上げるタフネス仕様「クロストレック ウィルダネス」が、北米で発表された。大胆不敵なエクステリアアレンジや、より排気量の大きなエンジンなど、走破性と機能性をさらに強化したモデルだ。

画像: 専用のフロント&リヤバンパーやヘキサゴングリル、ヘキサンゴンモチーフのLEDフォグランプなどを装備。

専用のフロント&リヤバンパーやヘキサゴングリル、ヘキサンゴンモチーフのLEDフォグランプなどを装備。

不安定な路面でも安定した走行性能を実現

画像: 「ウィルダネス」のお作法どおり、フロント&リヤショックアブソーバーのチューニングを最適化。不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するオールテレーンタイヤを装備している。

「ウィルダネス」のお作法どおり、フロント&リヤショックアブソーバーのチューニングを最適化。不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するオールテレーンタイヤを装備している。

クロストレック ウィルダネスの外装系の主なモディファイは以下のとおり。

●専用フロント&リアバンパー
●ホイールアーチクラッディングの拡大
●ヘキサゴンモチーフLEDフォグランプ
●アナダイズドイエローのアクセント
●ブラックカラードドアミラー
●専用デザインホイール
●カイザーブルーのボディカラーを追加
●標準モデル+約15mmのリフトアップ(最低地上高は約236mm)

走破性を高めるために、最低地上高は236mmを確保。よりゆとりあるクリアランスを確保するだけでなく、前後ショックアブソーバーの特性を最適チューンしている。オールテレーンタイヤを装備することでタイヤの接地性を高め、不安定な路面でも安定した走行を可能にしている。

パワートレーンは、2.5L自然吸気の水平対向4気筒エンジンにリニアトロニックを組み合わせる。CVTはレシオカバレージを拡大しながらファイナルギヤ比をローギヤード化、低速走行時や滑りやすい路面などでの安定したトラクションを生み出す。また、空冷オイルクーラーの追加によって、スタンダードな「クロストレック」の約2倍のけん引力を実現しているという。

「ウィルダネス」シリーズとしては、アウトバック、フォレスターに続く第三弾となるが、基本的には北米専用。それでもこのモデルをきっかけに、日本のスバルファンからの「ウィルダネス導入」に向けたラブコールが、さらに盛り上がることは間違いない。

画像: リアバンパー左右に牽引フックを装備。牽引能力は、標準モデルの約2倍を実現しているという。

リアバンパー左右に牽引フックを装備。牽引能力は、標準モデルの約2倍を実現しているという。

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