自然豊かな公園とつながったハイウエイオアシス
首都高速の高速川口線の上りで、川口JCT(ジャンクション)から進んで川口本線料金所を通過後すぐの左側にあるのが川口ハイウエイオアシス(以下、HWO)です。2022年4月のリニューアルに、川口PAから、川口市が運営する「イイナパーク川口」と連結した首都高速初のHWOに生まれ変わっています。
池や緑があふれる「イイナパーク川口(赤山歴史自然公園)」は、子供向けの遊具や歴史自然館や地域物産館を併設。さらにHWOには関東最大級の屋内外あそび場「ASOBooN(アソブーン)」もあるということで、子どもと一緒に遊びに訪れる人も多いスポットとなっています。ドライブの途中の休憩だけでなく、目的地としても楽しめるエリアです。
地元にこだわって作られた「おにぎり」
この川口HWOでオススメとなるのが、店舗で作る自家製の「おにぎり」(1個:180~240円)。これが「おいしい!」と大人気になっているのです。人気の秘密は「羽釜(はがま)」。もともと川口は鋳物の盛んな街でした。その川口で作られた「羽釜」を使って、お米を炊いているのです。そのお米も、地元で栽培されたものを使用。さらに、地元で作られた味噌ダレなども使って、地元にこだわった「おにぎり」というわけなのです。
具材は最大で12種類あり、日替わりで8種類ほどが販売されています。取材した日は「辛味噌焼きにぎり」(200円)、「深谷ねぎみそ」(200円)、「深谷ねぎたれ」(180円)、「旨辛! 肉味噌」(240円)、「シャキシャキ! わざび」(180円)、「から揚げマヨ」(200円)、「おかか」(180円)、「鮭(しゃけ)」(200円)、「ツナマヨ」(200円)、「焼きたらこ」(220円)、「長崎産 高菜」(180円)、「小田原 曽我の梅干し」(220円)、「かねふくの明太子」(220円)が販売されていました。
では、そのお味はといえば、「ご飯が、ひと味違う!」こと。モチモチで、甘みもたっぷり。お米が一粒ずつ立っています。羽釜は電気釜よりも高温でお米を炊くことで、おいしく炊きあがるというわけです。
今回、試食した「深谷ねぎみそ」(200円)には「深谷ねぎ油みそ」が使われていて、これがまた素晴らしい。埼玉自慢の深谷ねぎをじっくり揚げた油を使った油味噌の辛味&旨味がご飯との相性がバツグン! これは単体でも販売されていますから、おみやげに購入するのオススメです。「深谷ねぎ油みそ」(580円)、「深谷ねぎのご飯だれ」(594円)も必見です。