北米ホンダは、プレミアムブランドとして展開するアキュラから、インテグラ(Integra)の高性能バージョンとなるタイプS(Type S)の2024年モデルを2023年6月に発売すると発表した。

320psを発生するホットスポーツモデル

画像: シビック タイプRと同じK20C型エンジンを搭載。シビック タイプRは330psを発生するが、使用するガソリンのオクタン価の違いから、インテグラ タイプRは320psとなる。

シビック タイプRと同じK20C型エンジンを搭載。シビック タイプRは330psを発生するが、使用するガソリンのオクタン価の違いから、インテグラ タイプRは320psとなる。

インテグラ タイプSには、最高出力320ps、最大トルク420Nmを発生する2L 直4ターボVTECエンジンを搭載。クイックなスロットルレスポンスを実現するために独自のチューニングを施すほか、ソフトウェアのチューニングと組み合わせることで、北米でクラス最高のリッターあたり160psを発生する。

これに専用のショートストロークタイプの6速MTを組み合わせたほか、大径のブレンボ製ブレーキと19インチタイヤホイールを装着しており、クラス最高レベルのパフォーマンスを発揮することを目指している。

19×9.5のシャークグレーアルミホイールは、NSXタイプSにインスパイアされた新しい10本スポークのデザインを採用。このホイールにタイヤは265/30R19のミシュラン パイロット スポーツ 4Sを装着する。

画像: 19インチアルミホイールを装備。標準のインテグラが装着する18インチアルミホイールよりも軽いという。

19インチアルミホイールを装備。標準のインテグラが装着する18インチアルミホイールよりも軽いという。

磨き抜かれたエアロフォルム、Gに抗うスポーツシートを特別装備

画像: 標準のインテグラより120psパワーアップしており、驚異的なパフォーマンスを実現。

標準のインテグラより120psパワーアップしており、驚異的なパフォーマンスを実現。

インテグラ タイプSのボディ形状は、シビック タイプR同様に5ドアハッチバックとなる。エクステリアは大胆でアグレッシブなワイドなボディデザインとしながら、リアの中央に取り付けられたトリプルエキゾーストアウトレット、大きなフロントエアインテークやフードベント、さらにエアロダイナミクス性能を高めるリアディフューザーにより、 標準モデルよりもダイナミックかつスポーティな見た目を演出している。

ドライバー重視のコクピットは、リアシートを2座席とした4人乗り仕様としている。フロントシートはヒーター機能付きのスポーツタイプで、高いコーナリングGがかかってもしっかりと身体をホールドする形状を採用している。

インテグラ タイプSには専用にチューニングされたアダプティブダンパーシステム (ADS) を標準装備する。ADSはインテグレーテッドダイナミクスシステム (IDS) によって制御され、コンフォート/スポーツ/スポーツ +の3つのドライビングモードを設定。走行条件に合わせて最適化された減衰特性を発揮し、乗り心地とハンドリングを制御する。

現在発売を休止しているシビック タイプRにも負けないくらいカッコいいこのホットスポーツモデルは、日本で発売されることはなさそうだが、北米ではヒットするに違いない。

画像: 6速MTのみの設定。シフトノブは日本のタイプRシリーズでもおなじみのアルミ削り出しとなる。

6速MTのみの設定。シフトノブは日本のタイプRシリーズでもおなじみのアルミ削り出しとなる。

画像: Introducing the Acura Integra Type S www.youtube.com

Introducing the Acura Integra Type S

www.youtube.com

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