2023年のF1グランプリも開幕から早1カ月、序盤戦を終えて少しずつ今シーズンの各チームの状況が見えてきた。しかしシーズンはまだ始まったばかり。残り19戦の戦いはどうなっていくのか。どこに注目すべきか。各チームごとに現状を見ていこう。第3回はスクーデリア・フェラーリだ。

チーム体制を一新、ヴァッサールの下でどうフェラーリは変わるか

開幕4戦を終えて、コンストラクターズランキングで4位にとどまっているが、レッドブルを脅かす存在となっているのはフェラーリだけと言ってもいいだろう。

画像: 攻めた走りを見せるルクレールは第4戦で3位表彰台を獲得したが、4戦してすでに2レースでリタイアとなっている。

攻めた走りを見せるルクレールは第4戦で3位表彰台を獲得したが、4戦してすでに2レースでリタイアとなっている。

開幕当初から一発の速さがあったが、第4戦アゼルバイジャンGPではついにレッドブル勢を敗り、スプリントシュートアウト、予選ともシャルル・ルクレールがポールポジション(トップタイム)を獲得し、レッドブルの連勝にストップをかけようという意気込みを感じさせた。

スプリントと決勝ではレッドブルのロングランの速さ、レース巧者ぶりの前に勝利をあげることはできなかったが、一発の速さではレッドブルに劣らないことをあらためて示した。

昨シーズンのフェラーリは戦闘力の高いマシンを開発しながら、チームの戦略ミスやトラブルでシーズン途中で失速し、レッドブルの独走を許してしまった。これを受けて今シーズンはチーム体制を一新、チーム代表にフレデリック・ヴァッサールが就任している。

スクーデリア・フェラーリ

チーム名:スクーデリア・フェラーリ
本拠地:マラネロ/ イタリア
ドライバー:シャルル・ルクレール/カルロス・サインツ
チーム代表:フレデリック・ヴァッサール
テクニカル・ディレクター:エンリコ・カルディーレ
シャシ:フェラーリSF-23
パワーユニット:フェラーリ

ドライバーはルクレールとサインツの強力コンビ

チーム体制が一新される一方で、ドライバーはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツと、昨年と変わらない。

画像: コンストラクターズランキング4位のスクーデリア・フェラーリ。カーナンバー55はカルロス・サインツ。

コンストラクターズランキング4位のスクーデリア・フェラーリ。カーナンバー55はカルロス・サインツ。

ルクレールは2018年にアルファロメオ・ザウバーでF1デビューを果たすと、すぐにその速さが認められてフェラーリに昇格。フェルスタッペンのライバルと言われてから久しく、自身としてもそろそろチャンピオンの称号が欲しいところだろう。

サインツもその将来が期待されてきたドライバー。WRCチャンピオンのカルロス・サインツの息子として注目される中、2015年にトロロッソからF1デビュー、その後、ルノー、マクラーレンを経て、フェラーリのチャンピオン奪還のために、スクーデリアに呼ばれた。

優勝経験のある、優勝を狙えるふたりのドライバーが、この後、フェラーリを勝てるチームに立て直せるかにも注目が集まる。

シャルル・ルクレール(Charles Leclerc)

カーナンバー:16
国籍:モナコ
生年月日:1997年10月16日 / 25歳
第1戦バーレーンGP:予選3位/決勝リタイア
第2戦サウジアラビアGP:予選2位/決勝7位第
3戦オーストラリアGP:予選7位/決勝リタイア
第4戦アゼルバイジャンGP:予選1位/決勝3位

カルロス・サインツ(Carlos Saínz Vázquez de Castro)

カーナンバー:55国籍:スペイン
生年月日:1994年9月1日 / 28歳
第1戦バーレーンGP:予選4位/決勝4位
第2戦サウジアラビアGP:予選5位/決勝6位
第3戦オーストラリアGP:予選5位/決勝12位
第4戦アゼルバイジャンGP:予選4位/決勝5位

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