2023年5月3日、F1 マイアミGPの会場において、新たなるハイパーEVメーカー「ラフィット アウトモビリ(LAFFITE AUTOMOBILI)」は最初の3モデルと2つのバリエーション、計5台を同時に発表した。

往年のF1ドライバーの甥たちが創設者

古くからのF1ファンなら、ジャック・ラフィット(ラフィーと表記されることもある)の名を覚えているだろうか。1970年代後半から1980年代前半まで、ウイリアムズやリジェのF1で活躍したレーシングドライバーだ。

画像: ラフィット LM1を前に、ブルーノ・ラフィット(左)とパスカル・コーエン。

ラフィット LM1を前に、ブルーノ・ラフィット(左)とパスカル・コーエン。

彼の甥であるブルーノ・ラフィットとパスカル・コーエンの2人が創設したマニュファクチャーが、「ラフィット アウトモビリ」だ。2023年のF1 マイアミGPが開催された会場で、彼らは最初の3つのモデル、LM1、アトラックス(Atrax)、バルケッタ(Barchetta)と、そのバリエーションであるアトラックス ストラダーレ(Atrax Stradale)、およびバルケッタ クーペ(Barchetta Coupe)を発表した。

今回発表されたモデルは、「ジェメリ(Gemelli:イタリア語で双子の意味)」の愛称で呼ばれる2人の創設者がラフィットというブランドに注ぎ込んだ哲学と魂を具現化している。5年間にわたる大規模な投資や研究開発の後、彼らのパートナーや協力者とともに、設計、エンジニアリング、およびパフォーマンスの面でもっとも厳しい要件を満たすことに成功し、ハイパーカーの世界を根本的に再定義した。

ラフィット アウトモビリは、ジョルジェット・ジウジアーロが率いるGFGスタイルの協力を得て、この5台のハイパーEVを作成した。これらは、美しさ、エレガンス、パフォーマンスを組み合わせながら、豪華さ、快適さ、テクノロジーを融合させている。しかも、100%EVでありながら、革新的なサウンドシステムとモーターが相まって、レーシングエンジンのようなサウンドを生成している。タイヤは、オフィシャルサプライヤーとなったピレリを装着している。

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